ソニー、400mm・600mmの新G Master発表|世界最軽量、どちらも1kg切り
ソニー、400mm・600mmの新G Master発表|世界最軽量、どちらも1kg切り

こんにちは、よしおくんです。
SEL400F45GMとSEL600F63GMが、本日2026年9月15日にソニーから発表されました。
正式名称は、「FE 400mm F4.5 GM OSS(SEL400F45GM)」と「FE 600mm F6.3 GM OSS(SEL600F63GM)」です。
発売日は、どちらも2026年10月9日(金)。
予約販売は、9月29日(火)10時からスタートします。
今回、まず注目したいのが、その軽さです。
400mmは約994g。600mmは約995g。
どちらも三脚座を除いて1kgを切り、それぞれのカテゴリーで世界最軽量を実現しました。
※2026年9月広報発表時点、ソニー調べ。400mmは35mmフルサイズセンサー搭載デジタルカメラ用の焦点距離400mmを含む開放F値4.5以下の超望遠レンズ、600mmは焦点距離600mmを含む開放F値6.3以下の超望遠レンズにおいて。
400mmも600mmも1kg切り、その軽さを比較する

超望遠単焦点レンズというと、大きくて重い。
そして、三脚や一脚を使って構える。
そんなイメージを持っている方も多いと思います。
しかし今回の2本は、そのイメージをかなり変えてきました。
では、994g/995gとは、実際どれくらい軽いのでしょうか。
そこで今回は、ソニーの既存超望遠レンズに加えて、Nikonの400mm F4.5、SIGMAの500mm F5.6、Nikonの600mm F6.3とも、大きさと重さを比較してみます。
今回はメーカー公表値をもとに比較
なお、この記事を書いている2026年9月15日時点では、私はまだ新製品の実機には触れていません。
そのため今回は、ソニーの正式発表資料と各メーカーの公表仕様をもとに比較しています。
実際に持ったときの重量バランスや操作感については、先行展示で確認できた際に改めてお伝えします。
👉 公式|SEL400F45GM|商品情報はこちら
👉 公式|SEL600F63GM|商品情報はこちら
Q. 新しい400mm・600mm G Master、何が一番のポイント?

結論から言えば、
「400mmも600mmも1kgを切ったこと」
です。
FE 400mm F4.5 GM OSSは約994g。
FE 600mm F6.3 GM OSSは約995g。
その差は、わずか1gです。
| レンズ | 最大径×長さ | 質量 |
|---|---|---|
| FE 400mm F4.5 GM OSS | 約108×242mm | 約994g※ |
| FE 600mm F6.3 GM OSS | 約108×263mm | 約995g※ |
※三脚座除く
600mmになっても重量差はわずか1g
焦点距離は400mmから600mmへ200mm伸びます。
ところが重量は、
994g → 995g。
わずか1gしか増えません。
つまり、今回の2本は「400mmなら軽い」というだけではありません。
600mmまで約1kgで持ち出せる。
ここが大きなポイントです。
Q. なぜ「1kg切り」が超望遠撮影で重要なの?

超望遠撮影では、持ち運ぶときの重量だけでなく、
どれだけ長く構えられるか。
さらに、
動く被写体を追いやすいか。
という点も重要になります。
例えば野鳥なら、被写体を探しながら移動し、見つけた瞬間にカメラを構える場面があります。
スポーツやモータースポーツでは、被写体に合わせてレンズを振り続けることもあります。

軽さだけでなく重量バランスにも注目
今回ソニーは、カメラ本体側へ重心を寄せた重量バランスにも配慮しています。
そのため、動く被写体を追うフレーミングや流し撮り、長時間の手持ち撮影まで意識した設計です。
つまり今回の1kg切りは、
「持ち運びやすい」だけではありません。
撮影中の取り回しまで含めた軽量化です。
Q. SEL400F45GMはソニーの400mmと比べてどれくらい軽い?

まず、新しいFE 400mm F4.5 GM OSS(SEL400F45GM)を見ていきます。
400mmをカバーするソニーEマウントレンズと並べてみます。


SEL100400MCとは公表値で約846g差
SEL100400MCは、100mmから400mmまでF4.5通し。
一方、SEL400F45GMは400mm単焦点ですが、約994gです。
公表値で比べると、
約846g差。
ただし、単純な優劣ではありません。
SEL100400MCには100mmから400mmまで画角を変えられる強みがあります。
対してSEL400F45GMは、
400mm F4.5を約994gで持ち歩ける。
そこが大きな違いです。

従来のSEL100400GMより約401g軽い
SEL100400GMは約1,395g。
SEL400F45GMは約994gです。
公表値では約401g差となります。
ただし、SEL100400GMは100-400mmズーム。
一方、新型は400mm単焦点で、開放F値はF4.5です。
そのため、
ズームの便利さを取るか。
400mm F4.5と軽さを取るか。
という選び方になります。

SEL400F28GMは約2,895g、F2.8との方向性の違い
400mm単焦点には、FE 400mm F2.8 GM OSSもあります。
新型400mm F4.5との公表質量差は約1.9kgです。
なお、SEL400F28GMの約2,895gは三脚座を含む公表質量です。
ただしF2.8とF4.5では役割が違います。
F2.8の明るさが必要な撮影ではSEL400F28GMならではの価値があります。
一方、
「400mmは欲しい。でもF2.8までは必要ない」
という方には、新型400mm F4.5は面白い選択肢になりそうです。
Q. SEL600F63GMは200-600Gと比べると?

個人的にさらに気になったのが600mmです。


SEL200600Gより公表値で約1,120g軽い
SEL200600Gは600mm側でF6.3。
新しいSEL600F63GMもF6.3です。
しかし質量は、
SEL200600G:約2,115g
SEL600F63GM:約995g
となります。
差は、
約1,120g。
ここはかなり大きな違いです。
SEL200600Gにはズームという強みがある
一方、SEL200600Gなら200mmから600mmまで画角を変更できます。
例えば野鳥が急に近づいてきても、ズームならフレーミングを変えられます。
そのため、
「600mmしか使わないのか」
それとも、
「200~600mmを使い分けるのか」
で選択は変わります。

SEL600F40GMは約3,040g、F4とは方向性が大きく異なる
SEL600F40GMは600mm F4。
質量は約3,040gで、こちらは三脚座を含む公表質量です。
新しいSEL600F63GMは600mm F6.3で約995g。
明るさや質量の測定条件が異なるため、単純比較はできません。
ただ、
600mmという焦点距離を1kg未満で持ち歩ける
という点では、新型はまったく違う方向性のレンズです。
Q. 他社の超望遠単焦点と比べても本当に軽い?

ここからはSony以外にも広げます。
比較するのは、
Nikon 400mm F4.5。
SIGMA 500mm F5.6。
Nikon 600mm F6.3。
です。
400mm・500mm・600mmの大きさ・重さを比較

※印の質量は三脚座を除く。メーカーによって測定条件が異なるため、目安としてご覧ください。

Nikon 400mm F4.5とは約166g差
Nikon 400mm F4.5は約1,160g。
Sonyは約994gです。
その差は、
約166g。
サイズだけを見るとNikonも非常にコンパクトです。
しかし重量ではSonyが1kgを切っています。

SIGMA 500mmを真ん中に置くと面白い
焦点距離順に並べると、
Sony 400mm F4.5
約994g
SIGMA 500mm F5.6
約1,365g
Sony 600mm F6.3
約995g
となります。
400mm → 500mm → 600mmと焦点距離は伸びるのに、
重量は、
994g → 1,365g → 995g。
ここはかなり面白いところです。
Sony 600mmはSIGMA 500mmより約370g軽い
SIGMA 500mmも、メーカーが「手持ち撮影可能」とうたう小型軽量な500mm単焦点です。
それに対して、新しいソニーの600mmは約995g。
SIGMA 500mmより焦点距離が100mm長いにもかかわらず、公表質量では約370g軽くなっています。

Nikon 600mm F6.3とは約395g差
Nikon 600mm F6.3は約1,390g。
Sonyは約995gです。
その差は、
約395g。
さらに全長もSonyの方が約15mm短くなっています。
Q. 軽いだけのG Masterではない?

もちろん今回の2本は、軽量化だけを狙ったレンズではありません。
どちらもG Masterです。
スーパーEDガラス3枚、EDガラス1枚を採用。
さらにナノARコーティングII、11枚羽根の円形絞りを備えています。
実際の描写は実写で確かめたい
ただし、描写についてはスペックだけで決めつけたくありません。
解像感。
背景のぼけ方。
逆光時の描写。
ここは実際に撮影する機会があれば、改めて確認したいと思います。
Q. 動く被写体を追うAF性能は?

AFにはXDリニアモーターを2基搭載。
野鳥、野生動物、スポーツなど、動きの速い被写体を想定しています。
α9 IIIの最高約120コマ/秒にも対応
さらに、
α9 IIIの最高約120コマ/秒AF/AE追随高速連続撮影
にも対応しています。
※撮影条件によっては連続撮影の速度が遅くなる場合があります。
つまり、
軽さと本格的な動体撮影性能を両立する
というのが、この2本の狙いです。
Q. 手ブレ補正は搭載している?
はい。
両レンズともレンズ内光学式手ブレ補正機能を搭載しています。
また、対応カメラでは本体との手ブレ補正協調制御にも対応します。
手持ち撮影を考えると、
軽さ+重量バランス+AF+手ブレ補正
までセットで見たいところです。
Q. テレコンバーターは使える?

はい。
1.4Xテレコンバーター「SEL14TC」と、2Xテレコンバーター「SEL20TC」に対応します。
2X装着時は、
SEL400F45GM → 最大800mm
SEL600F63GM → 最大1200mm
です。
600mmから最大1200mmへ
特に600mmは、約995gのレンズをベースに、必要なときだけ焦点距離を伸ばせます。
野鳥撮影などでは、かなり気になる組み合わせになりそうです。
Q. 400mmと600mm、どちらを選べばいい?

400mmは約994g。
600mmは約995g。
つまり、重量差はほとんどありません。
そのため、
「軽い方を選ぶ」
のではなく、
「必要な焦点距離を選ぶ」
ことができます。
400mmは背景も、600mmは被写体をさらに大きく
400mmは、被写体だけでなく背景まで含めた構図を作りやすい焦点距離です。
一方600mmは、近づくことが難しい被写体をさらに大きく捉えられます。
Q. 発売日と価格は?

発売日は2本とも、
2026年10月9日(金)。
予約販売は、
9月29日(火)10時
からスタートします。
市場推定価格(税込)は、
FE 400mm F4.5 GM OSS
50万円前後
FE 600mm F6.3 GM OSS
70万円前後
です。
9月18日から先行展示|実機で確かめたいこと

2026年9月18日(金)から、ソニーストア銀座、札幌、名古屋、大阪、福岡天神で先行展示がスタートします。
今回、私が一番確かめたいのは、
「600mmで995gが、実際にはどんな感覚なのか」
というところです。
同じ1kgでも重心位置で印象は変わる
レンズは同じ1kgでも、重心位置によって構えたときの印象が変わります。
今回はソニーも、カメラ本体側に重心を寄せた設計を強調しています。
実際に構えたときに軽く感じるのか。
動く被写体を追うように振ったとき、扱いやすいのか。
このあたりは、スペック表だけでは判断できません。
操作性も確認したい
フォーカスホールドボタンは4カ所。
さらにファンクションリングやフォーカスレンジリミッター、フルタイムDMFスイッチなども備えています。
実際にカメラへ装着し、
自然に指が届くのか。
ここも確認したいと思います。
👉 公式|先行展示情報はこちら
まとめ|「600mmを持って歩く」が現実的になりそう

今回発表された、
FE 400mm F4.5 GM OSS(SEL400F45GM)
と、
FE 600mm F6.3 GM OSS(SEL600F63GM)。
SEL400F45GMは400mm F4.5で約994g。
SEL600F63GMは600mm F6.3で約995gです。
特に600mm・995gのインパクトは大きい
SEL200600Gは約2,115g。
新しい600mmは約995gです。
さらにNikon 600mm F6.3の約1,390gと比べても、公表値で約395g軽くなっています。
もちろん、ズームと単焦点、F4とF6.3など、それぞれ役割は違います。
だからこそ、重量だけで優劣を決めることはできません。
超望遠撮影のスタイルが変わるかもしれない
それでも、
「超望遠単焦点は重いから、持ち出すには覚悟が必要」
というイメージは変わるかもしれません。
特に600mmを約995gで持ち歩けるなら、
カメラを持って歩きながら被写体を探す。
そんな超望遠撮影が、これまで以上に現実的になりそうです。
発売は2026年10月9日。
予約販売は9月29日10時から。
さらに9月18日から先行展示が始まります。
まずは実際に手にして、
「600mmなのに995g」
がどんな感覚なのか。
ここはぜひ確かめてみたいと思います。
公式情報はこちら
超望遠単焦点レンズ「SEL400F45GM」「SEL600F63GM」の主な仕様や詳細については、ソニー公式サイトをご確認ください。
・SEL400F45GM|商品情報はこちら
・SEL600F63GM|商品情報はこちら
この記事を書いた人

よしおくん
横浜のソニーショップ「ナカムラ電器」で、ソニー製品の販売と情報発信を担当しています。
カメラ・レンズ、Xperia、ブラビア、オーディオなどを実際に使い、ソニーショップとして販売する立場と、実際に製品を使うユーザーとして感じたことの両方から記事を執筆しています。
新製品の先行展示にも足を運び、スペックだけでは分からない使い心地や、購入前に知っておきたい情報をできるだけ分かりやすくお届けします。
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