VAIO、TPMファームウェア Ver.15.25公開|CVE-2026-6726の脆弱性に対応、SX12・SX14-Rなど多数モデル対象
VAIO、TPMファームウェア Ver.15.25公開|CVE-2026-6726の脆弱性に対応、SX12・SX14-Rなど多数モデル対象
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こんにちは、よしおくんです。
VAIOの一部モデルを対象に、「TPM ファームウェア Ver.15.25」アップデートプログラムが2026年10月5日に公開されました。
今回のアップデートでは、TPM 2.0に関するセキュリティ脆弱性「TCGVRT0010(CVE-2026-6726)」への対応が行われています。
対象には、VAIO SX12、VAIO S13、VAIO SX14、VAIO S15、VAIO SX14-Rのほか、法人向けモデルなども含まれます。
ただし、対象機種を使っていても、すべてのVAIOでアップデートが必要になるわけではありません。
実際に対象となるのは、
TPMの製造元が「Infineon(IFX)」で、ファームウェアバージョンが「15.25」未満の場合です。
そのため、まずはご自身のVAIOが対象になっているか確認しておきましょう。
VAIO「TPM ファームウェア Ver.15.25」が公開

VAIOは2026年10月5日、「TPM ファームウェア Ver.15.25」アップデートプログラムを公開しました。
主な内容は、TPMのセキュリティ脆弱性への対応です。
アップデート概要
-
公開日:2026年10月5日
-
TPMファームウェア:Ver.15.25
-
対象:Infineon製TPMチップを搭載する対象VAIO
-
対応内容:TCGVRT0010(CVE-2026-6726)
-
累積アップデートを含む
なお、TPMはパソコンのセキュリティに関わる重要な仕組みです。
暗号化キーなどの情報を保護するために利用されています。
そのため、対象となるVAIOを使っている場合は、アップデートの適用対象か確認しておきたいところです。
CVE-2026-6726の脆弱性に対応

Ver.15.25では、
TCGVRT0010(CVE-2026-6726)
として公開されているTPMのセキュリティ脆弱性に対応します。
内容は、TCG TPM 2.0リファレンスコードにおける情報漏洩の脆弱性への対応です。
また、今回のVer.15.25には累積アップデートも含まれています。
セキュリティ関連の更新となるため、対象環境では確認しておきたいところです。
TPMとは?
TPMは「Trusted Platform Module」の略です。
パソコンに保存される重要な情報を保護するために利用される仕組みです。
たとえば、暗号化キーなどのセキュリティ情報を扱います。
さらに、Windows 11では、TPM 2.0がシステム要件のひとつとして知られています。
今回のアップデートでは、このTPMのうちInfineon製のTPMチップを搭載する一部VAIOが対象です。
対象となるVAIO

「TPM ファームウェア Ver.15.25」アップデートは、以下のモデルが対象です。
個人向けVAIO
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VAIO SX12:VJS125*、VJS126*、VJS127*
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VAIO S13:VJS134*、VJS135*、VJS136*
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VAIO SX14:VJS145*、VJS146*、VJS147*
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VAIO S15:VJS155*
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VAIO SX14-R:VJS4R1*、VJS4R2*
その他の対象モデル
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VJBK11*、VJBK12*
-
VJBM11*、VJBM12*
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VJPG21*、VJPG31*、VJPG32*
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VJPH23*
-
VJPJ22*、VJPJ23*、VJPJ25*
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VJPK22*、VJPK23*、VJPK24*、VJPK25*
-
VJPKR1*、VJPKR2*
ただし、上記の型名に該当していても、TPMチップを搭載している機種のみが対象です。
さらに、TPMの製造元とファームウェアバージョンによっても対象かどうかが分かれます。
そこで、次に確認方法を見ていきます。
自分のVAIOが対象か確認する方法

対象かどうかは、Windows上から確認できます。
まず、以下の手順でTPM情報を表示します。
TPMファームウェア情報の確認手順
-
Windowsの「スタート」ボタンをクリックします。
-
検索欄に「TPM」と入力します。
-
検索候補に表示される「セキュリティ プロセッサ」をクリックします。
-
「セキュリティ プロセッサの詳細」を開きます。
-
「製造元」と「製造元のバージョン」を確認します。
ここで確認したいのは、
製造元
と
製造元のバージョン
の2点です。
そのため、モデル名だけで判断せず、TPM情報まで確認しておくことが大切です。
Infineon(IFX)で「15.25未満」なら対象
アップデート対象になる条件は、
製造元が「Infineon(IFX)」
かつ、
ファームウェアバージョンが「15.25」未満
の場合です。
たとえば、対象型名のVAIOを利用していても、すでにVer.15.25になっている場合は対象外です。
そのため、現在のバージョンを確認してからアップデートを行いましょう。
一方で、製造元がInfineonでも、バージョンが15.25以上であれば今回のアップデート対象にはなりません。
Intel(INTC)と表示される場合は対象外
「セキュリティ プロセッサの詳細」を確認した際に、
製造元:Intel(INTC)
と表示される場合があります。
この場合は、物理的なTPMチップではありません。
Intel PTT(ファームウェアTPM)が搭載されています。
そのため、「TPM ファームウェア Ver.15.25」アップデートプログラムの対象外です。
つまり、対象モデルを使っていても、製造元がIntelであれば今回のアップデートを適用する必要はありません。
対象OSを確認

対象OSについても確認しておきましょう。
まず、Windows 11では次のエディションが対象です。
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Windows 11 Home 64ビット
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Windows 11 Pro 64ビット
一方、Windows 10では対象モデルが限定されています。
Windows 10 Pro 64ビットで対象となるのは、以下のモデルです。
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VJBK11*
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VJBM11*
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VJPG21*
-
VJPG31*
-
VJPH23*
-
VJPJ22*
-
VJPJ23*
-
VJPK22*
-
VJPK23*
そのため、Windows 10を利用している場合は、OSだけでなく型名についても確認しておきましょう。
アップデート前には公式手順を確認

TPMは、パソコンのセキュリティに関係する重要な機能です。
そのため、ファームウェアを更新する際は、VAIO公式サイトに掲載されている注意事項や手順を確認してから作業することをおすすめします。
また、アップデート中に電源を切ったり、作業を中断したりしないよう注意が必要です。
さらに、使用環境によっては事前確認が必要になる場合もあります。
無理に急いで作業せず、まずは対象条件を確認してから進めましょう。
対象VAIOを使っている方は一度確認を

「TPM ファームウェア Ver.15.25」は、TPMのセキュリティ脆弱性「CVE-2026-6726」への対応を含むアップデートです。
VAIO SX12、VAIO SX14、VAIO SX14-Rなど、多くのモデルが対象に含まれています。
ただし、実際にアップデートが必要なのは、
「Infineon(IFX)」製TPMを搭載し、バージョンが15.25未満の場合
です。
まずは「セキュリティ プロセッサの詳細」からTPM情報を確認してみてください。
そのうえで対象となっている場合は、VAIO公式サイトの手順を確認しながら対応しておきたいですね。
VAIOの製品情報・公式サポートはこちら
アップデート内容や対象機種、更新方法などの最新情報は、VAIO公式ページをご確認ください。
・TPM ファームウェア Ver.15.25|アップデートプログラム
・Infineon製TPMファームウェア脆弱性対応情報
TCGVRT0010(CVE-2026-6726)
この記事を書いた人

よしおくん
横浜のソニーショップ「ナカムラ電器」で、ソニー製品の販売と情報発信を担当しています。
カメラ・レンズ、Xperia、ブラビア、オーディオなどを実際に使い、ソニーショップとして販売する立場と、実際に製品を使うユーザーとして感じたことの両方から記事を執筆しています。
新製品の先行展示にも足を運び、スペックだけでは分からない使い心地や、購入前に知っておきたい情報をできるだけ分かりやすくお届けします。
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