ソニー「ポートレート フォト&ムービーコンテスト2026」結果発表|大賞は「泣き虫な我が子へ」
ソニー「ポートレート フォト&ムービーコンテスト2026」結果発表|大賞は「泣き虫な我が子へ」
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こんにちは、よしおくんです。
ソニー「ポートレート フォト&ムービーコンテスト2026」の結果が発表されました。
フォト部門の大賞に選ばれたのは、まどかさんの作品「泣き虫な我が子へ」。
そのほか、審査員賞、ファミリー賞、αユーザー賞、さらにムービー部門賞も発表されています。
今回、結果とあわせて注目したいのが審査員講評です。
作品の完成度だけではありません。
一瞬の表情、被写体との関係性、カメラやレンズの特徴をどう写真表現につなげているか。
審査員がどこを見て作品を評価したのかを知ると、これからのポートレート撮影にも生かせるヒントが見えてきます。
そこで今回は、受賞作品とともに、審査員講評から感じたポイントをご紹介します。
ポートレート フォト&ムービーコンテスト2026の結果が発表

「ポートレート フォト&ムービーコンテスト2026」は、ソニーマーケティングが主催したポートレートをテーマとするコンテストです。
応募期間は、2026年6月22日から8月2日まで。
フォト部門だけでなく、ムービー部門も設けられました。
今回発表された主な受賞作品は、以下の通りです。
| 部門・賞 | 受賞作品 | 受賞者 |
|---|---|---|
| フォト部門 大賞 | 泣き虫な我が子へ | まどかさん |
| 審査員賞 | 誘われるまま | あすさん |
| ファミリー賞 | まなざし | akiさん |
| αユーザー賞 | シャッターがとじて、ひらけ未来 | ナミハさん |
| ムービー部門賞 | SUNSET SNAP | Keita Aoiさん |
大賞とムービー部門賞にはソニーポイント50,000円分、審査員賞、ファミリー賞、αユーザー賞にはそれぞれ30,000円分が贈られます。
また、フォト部門では入選作品も発表されています。
まずは、それぞれの受賞作品がどのように評価されたのかを見ていきましょう。
大賞は「泣き虫な我が子へ」

フォト部門の大賞に選ばれたのは、まどかさんの「泣き虫な我が子へ」です。
審査を担当した写真家・長山一樹氏は、被写体を正面から堂々と捉えていることに加えて、泣き止んだあとの静かな表情に注目しています。
さらに、レンズによるぼけの表現が、その瞬間とうまく組み合わされている点も評価されています。
ポートレートというと、笑顔や大きな表情を狙いたくなることがあります。
しかし、この作品で評価されたのは、むしろ大きなリアクションが落ち着いたあとの一瞬でした。
何気ない表情を見逃さないこと。
そこにポートレート撮影の面白さがあることを改めて感じさせてくれます。
審査員賞は「誘われるまま」

審査員賞には、あすさんの「誘われるまま」が選ばれました。
興味深いのは、「顔を見せないポートレート」であることです。
長山氏は、顔が写っていなくても十分な情報が伝わってくる点を評価しています。
さらに、浅い被写界深度の中で狙った部分へしっかりフォーカスしていることや、構図、色調についても高く評価しています。
ポートレートだからといって、必ずしも顔を大きく写す必要はありません。
姿勢や仕草、光、構図などから、その人を感じさせることもできます。
「人をどう写すか」ではなく、「その人をどう表現するか」。
そんな撮影の幅を感じさせる作品です。
ファミリー賞「まなざし」から伝わる家族の関係性

ファミリー賞には、akiさんの「まなざし」が選ばれました。
審査を担当したフォトグラファーyuria氏が注目したのは、娘さんと愛犬がお互いに向ける表情です。
一枚の写真から、その瞬間だけではなく、普段の生活の中で築かれている関係性まで感じられる点が評価されています。
また、yuria氏はコンテスト全体についても、家族へ向ける撮影者の温かな視線や、その家族らしさが感じられる作品に触れています。
ここは、家族写真を撮るうえで大切にしたいポイントだと思います。
特別な場所へ出かけなくてもいい。
記念日でなくてもいい。
いつもの暮らしの中にある、その時にしか残せない表情。
家族だからこそ撮れるポートレートがあります。
αユーザー賞は「シャッターがとじて、ひらけ未来」

αユーザー賞に選ばれたのは、ナミハさんの「シャッターがとじて、ひらけ未来」です。
この賞は、「α」で撮影された作品の中から、αシステムの性能や特徴を最大限に生かした作品へ贈られます。
審査を担当した長山氏は、一枚の写真の中にストーリーを感じられる点を評価しています。
さらに、晴れ姿とシャッター商店街という組み合わせにも注目しています。動きのある場面でありながら、構図と表情をしっかり捉えている点も印象的です。
カメラの性能は、単に撮影の失敗を減らすためだけにあるものではありません。
たとえば、AF性能や連写性能が高まることで、これまで難しかった一瞬にも挑戦しやすくなります。
そして、その性能を作品づくりへどう生かすかも大切です。
αユーザーにとって、撮影表現の可能性を感じさせてくれる受賞作品ではないでしょうか。
ムービー部門賞は「SUNSET SNAP」

ムービー部門賞には、Keita Aoiさんの「SUNSET SNAP」が選ばれました。
長山氏が評価したのは、何気ない日常を切り取る中でも、画角の美しさが保たれていること。
さらに、多くの要素を詰め込むのではなく、あえて「引き算」した映像表現が印象につながっているとしています。
写真でも動画でも、つい多くの情報を入れたくなることがあります。
しかし、何を見せるかと同じくらい、何を入れないかも作品づくりでは重要です。
ムービー撮影を楽しんでいる方にも参考になる講評ではないでしょうか。
審査員講評から見えた、ポートレート撮影で大切な3つのこと

今回のポートレート フォト&ムービーコンテスト2026では、受賞作品だけでなく、審査員による全体講評も公開されています。
長山氏の講評を読んで、特に印象に残ったポイントを3つに整理してみました。
1.一瞬の表情を見逃さない
まず挙げられるのが、人の一瞬の表情を捉えることです。
大賞作品でも、大きなリアクションではなく、泣き止んだあとの静かな表情が評価されました。
ポートレートでは「いい表情をしてもらおう」と考えてしまいがちです。
しかし、撮影者が予想していなかった一瞬に、その人らしさが現れることもあります。
だからこそ、シャッターを切る前後まで被写体を見続けることが大切なのだと思います。
2.カメラやレンズの性能を「表現」に使う
そして、長山氏はカメラやレンズの特性を生かした写真にも注目しています。
ぼけ味。
被写界深度。
AF。
画角。
これらはカメラやレンズのスペックとして語られることが多い部分です。
しかし、最終的に大切なのは、その性能を何を伝えるために使うのかです。
新しいカメラやレンズを手にしたときも、性能を確認するだけではなく、「この機能ならどんな写真が撮れるだろう」と考えてみる。
それも写真の楽しみ方のひとつですね。
3.撮影後の仕上げまで含めて作品
さらに興味深かったのが、撮影後の仕上げについての講評です。
長山氏は全体を振り返り、撮影への意欲を感じる一方で、現像やトーン調整、レタッチなど最終的なアウトプットについて、もう一歩と感じる作品もあったとしています。
つまり、シャッターを切ったところで作品づくりが終わるわけではありません。
明るさ。
色。
コントラスト。
トーン。
撮影したときに感じた空気を、最終的な一枚へどう落とし込むのか。
そこまで含めて写真表現なのだと感じます。
技術だけでは決まらないところが写真の面白さ

今回の審査員講評の中で、もうひとつ印象的だったのが、写真表現は技術だけで決まるものではないという点です。
もちろん、ピントや露出、構図などの技術は大切です。
一方で、ファミリー賞のように、撮影する人と被写体との関係だからこそ残せる瞬間もあります。
そして、その部分は高価なカメラやレンズを用意しただけでは生まれません。
誰を撮りたいのか。
なぜその瞬間を残したいのか。
今回の受賞作品を見ると、そんな撮影者の気持ちも写真の一部なのだと感じます。
まとめ|受賞作品と講評から次の撮影のヒントを探してみよう

ソニー「ポートレート フォト&ムービーコンテスト2026」の結果が発表されました。
大賞は、まどかさんの「泣き虫な我が子へ」。
そのほか、審査員賞、ファミリー賞、αユーザー賞、ムービー部門賞、入選作品も公開されています。
そして今回、ぜひ受賞作品と一緒に読んでほしいのが審査員講評です。
一瞬の表情。
被写体との関係性。
ぼけやAFをはじめとするカメラ・レンズの特徴。
さらに、現像や色調など撮影後の仕上げ。
評価された理由を知ることで、次にカメラを持ったときの見方も少し変わりそうです。
私自身も今回の講評を読んで、「きれいに撮る」だけではなく、その人らしい一瞬をどう残すかを改めて意識したくなりました。
ぜひ公式サイトで受賞作品をご覧になりながら、次に撮りたいポートレートのヒントを探してみてください。
公式情報はこちら
「ポートレート フォト&ムービーコンテスト2026」の受賞作品や各賞の詳細、審査員・ゲスト審査員による講評については、ソニー公式サイトをご確認ください。
この記事を書いた人

よしおくん
横浜のソニーショップ「ナカムラ電器」で、ソニー製品の販売と情報発信を担当しています。
カメラ・レンズ、Xperia、ブラビア、オーディオなどを実際に使い、ソニーショップとして販売する立場と、実際に製品を使うユーザーとして感じたことの両方から記事を執筆しています。
新製品の先行展示にも足を運び、スペックだけでは分からない使い心地や、購入前に知っておきたい情報をできるだけ分かりやすくお届けします。
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