NW-ZX900とNW-ZX707は何が違う?音質・重さ・電池・容量を比較
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こんにちは、よしおくんです。
2026年10月16日、ソニーから新型ウォークマン「NW-ZX900」が発表されました。
発売予定日は11月27日(金)。ソニーストア価格は214,500円(税込)です。
今回の新製品で気になるのが、前モデル「NW-ZX707」との違いです。
NW-ZX900とNW-ZX707の違いは、音質だけではありません。
例えば、バッテリー持続時間は大幅に向上しています。しかし、その一方で、本体重量は約118g増えました。
さらに、内蔵メモリーは同じ64GBでありながら、実際に利用できる容量は少なくなっています。
実は今回、ソニーのご厚意により、発売前のNW-ZX900を試聴する機会をいただきました。
そのときの率直な感想は、
「アップグレードしすぎじゃないですか!」
それほど印象的な進化を感じたモデルです。
そこで今回は、ソニー公式サイトの仕様をもとに、NW-ZX707との違いを比較します。
さらに、先行試聴で感じた魅力と、買い替える前に確認しておきたいポイントも紹介します。
※仕様・価格は2026年10月17日時点の情報です。音質に関する記述は筆者個人の試聴感想であり、測定による客観的な優劣を示すものではありません。
NW-ZX900とNW-ZX707の違いを一覧で比較

まずは、新旧ウォークマンの主な仕様を確認しましょう。
NW-ZX900は、2023年1月発売のNW-ZX707から約3年10か月ぶりに登場する後継モデルです。
今回の進化は、高音質パーツの刷新だけにとどまりません。
バッテリー、ディスプレイ、OSなど、日常の使いやすさにも違いがあります。
発売日・本体サイズ・ディスプレイを比較

まず、基本仕様を比較します。
新型NW-ZX900はディスプレイが高精細化された一方、本体重量は約118g増加しています。
| 比較項目 | NW-ZX900 新モデル |
NW-ZX707 従来モデル |
|---|---|---|
| 発売日 | 2026年11月27日予定 | 2023年1月27日 |
| OS | Android 16 | Android 12 (14へ更新可能) |
| ディスプレイ | 5.0型 フルHD(1920×1080) |
5.0型 HD(1280×720) |
| 質量 | 約345g | 約227g |
| 最大外形寸法 幅×高さ×奥行 |
約77.2×139.8×17.5mm | 約72.5×132.3×16.9mm |
バッテリー持続時間と保存容量を比較

続いて、音楽を楽しむうえで重要なバッテリーと保存容量を確認します。
NW-ZX900は連続再生時間が大幅に向上しました。しかし、実使用可能容量は約14GB少なくなっています。
| 比較項目 | NW-ZX900 新モデル |
NW-ZX707 従来モデル |
|---|---|---|
| 内蔵メモリー | 64GB | 64GB |
| 実使用可能容量 | 約33GB | 約47GB |
| 音楽再生時間 W.ミュージック |
最大約40時間 | 最大約24時間 |
| 音楽サービスアプリ オフライン再生 |
最大約35時間 | 最大約21時間 |
| microSDカード | 対応 | 対応 |
音質技術と拡張機能を比較

最後に、音質に関わる技術を比較します。
NW-ZX900は、リアシャーシの素材やデジタルアンプの信号処理が進化しました。
さらに、DSDリマスタリングを利用できる音楽アプリの範囲も広がっています。
| 比較項目 | NW-ZX900 新モデル |
NW-ZX707 従来モデル |
|---|---|---|
| リアシャーシ | 金メッキ無酸素銅 | アルミニウム |
| デジタルアンプ | S-Master HX 先読み型ノイズシェーパー搭載 |
S-Master HX |
| DSDリマスタリング 他の音楽アプリ |
対応 (有線接続時) |
非対応 |
| USB DAC機能 | 対応 | 対応 |
一方で、本体の大型化と実使用可能容量の減少は、購入前に知っておきたいポイントです。
ここからは、それぞれの違いを詳しく見ていきます。
NW-ZX900は約118g重くなった!サイズの違いに注目

NW-ZX707の約227gから約345gへ
まず、持ち運びを重視する方が確認しておきたいのが重量です。
NW-ZX707の質量は約227gでした。
それに対して、NW-ZX900は約345g。
約118gの増加で、前モデルより約52%重くなっています。
さらに、本体サイズも大きくなりました。
最大外形寸法で比較すると、幅は約72.5mmから約77.2mmへ、高さは約132.3mmから約139.8mmへと拡大しています。
そのため、NW-ZX707のコンパクトさを気に入っている方は、実際に持ったときの違いを確認したいところです。

重量増加の背景には高音質パーツの進化も
ただし、今回の重量増加には、音質を追求した内部設計も関係しています。
NW-ZX900には、WM1シリーズと共通する高音質バッテリーや、金メッキ無酸素銅リアシャーシが採用されています。
つまり、今回のモデルは携帯性だけでなく、音質を支える内部構造も重視しています。
持ち運びやすさを優先するか、それとも音質の進化を重視するか。
この点は、購入判断の重要なポイントになりそうです。
バッテリーは最大約40時間!NW-ZX707から約66%向上

W.ミュージック再生は約24時間から約40時間へ
続いて注目したいのが、バッテリー持続時間です。
NW-ZX707では、バランス接続でMP3音源を再生した場合、最大約24時間でした。
一方、NW-ZX900では同条件で最大約40時間となります。
その差は約16時間。連続再生時間は従来モデルから約66%向上しています。
これは、毎日ウォークマンを利用する方にとって魅力的な進化です。
例えば、通勤や通学で使う場合、充電の頻度を減らせる可能性があります。
音楽サービスアプリのオフライン再生も約21時間から約35時間へ
さらに、音楽サービスアプリを利用する場合も、オフライン再生での持続時間が延びています。
MP3 128kbpsの音源を、バランス接続・オフラインモードで再生した条件では、NW-ZX707の約21時間に対し、NW-ZX900は約35時間となります。
つまり、こちらも従来モデルから約66%向上しています。
ただし、これらはソニー公表の測定条件による目安です。
実際の再生時間は、音源の形式、接続方法、音質設定、通信状況などで変わります。
それでも、高音質化と長時間再生を両立したことは、今回の大きな魅力といえるでしょう。
NW-ZX900の音質は何が進化した?WM1シリーズの技術を継承

アルミ製リアシャーシから金メッキ無酸素銅へ
今回、音質面で特に注目したいのがシャーシ構造です。
NW-ZX707では、リアシャーシにアルミニウムが使われていました。
一方、新型NW-ZX900では、金メッキを施した無酸素銅(OFC)リアシャーシを採用しています。
また、メインシャーシには、従来と同じく削り出しアルミ構造を採用。
この組み合わせによって、電気的な特性やノイズ対策を高め、力強くクリアな音の再現を目指しています。
もちろん、シャーシの素材だけで音質のすべてが決まるわけではありません。
しかし、内部構造の細かな違いまで音づくりに活用する姿勢は、ハイエンドウォークマンならではです。

電源回路や水晶発振器も進化
さらに、NW-ZX900では電源回路も強化されています。
例えば、大容量の高音質バッテリーに加え、ZXシリーズ初となる無酸素銅(OFC)のバッテリー電源ケーブルを採用しました。
また、超低ノイズLDOレギュレーターも新たに搭載しています。
加えて、水晶電極に金蒸着処理を施した低位相ノイズ水晶発振器を採用。
こうした設計には、音楽信号の処理を安定させ、ノイズの影響を抑える狙いがあります。
今回のNW-ZX900は、WM1シリーズの技術を受け継ぎながら、ZXシリーズとして独自のバランスを追求したモデルといえます。
S-Master HXも進化!ストリーミングで使える機能が拡大

新たに「先読み型ノイズシェーパー」を搭載
両モデルには、ソニー独自のフルデジタルアンプ「S-Master HX」が搭載されています。
しかし、NW-ZX900では、その信号処理が進化しました。
新たに採用されたのが「先読み型ノイズシェーパー」です。
これは、量子化ノイズを予測して適切に処理する技術です。
その結果、音の立ち上がりへの追従性を高め、クリアでスピード感のある音を目指しています。
単に従来のアンプを引き継ぐのではなく、デジタル処理の部分まで改良している点に注目です。
DSDリマスタリングが他の音楽アプリにも対応
そして、使い方の面でうれしい進化があります。
NW-ZX707にも「DSDリマスタリングエンジン」は搭載されていました。
ただし、従来は原則として有線接続で「W.ミュージック」を再生する場合に利用する機能でした。
一方、NW-ZX900では、有線接続時に他の音楽アプリでも利用できるようになっています。
そのため、ストリーミングサービスを利用する方にも、高音質機能を楽しむ選択肢が広がります。
なお、AI技術を用いて音源を高音質化する「DSEE Ultimate」は、両モデルが対応しています。
すべての高音質機能が新搭載されたわけではなく、従来からの技術を受け継ぎつつ、利用範囲や処理技術を進化させた点が重要です。
同じ64GBでも注意!実使用可能容量は約14GB減少

NW-ZX707は約47GB、NW-ZX900は約33GB
音質やバッテリーが進化した一方で、注意したい違いもあります。
それがストレージ容量です。
両モデルとも、内蔵メモリーは64GBです。
しかし、ソニー公表の実使用可能容量は異なります。
-
NW-ZX707:約47GB
-
NW-ZX900:約33GB
つまり、NW-ZX900では約14GB少なくなっています。
新型モデルはAndroid 16を搭載しており、システム領域として使用される容量があるため、64GBすべてを自由に使えるわけではありません。
なお、OSなどの各領域が何GBを占めるかという詳細な内訳は、ここでは断定できません。
microSDカードで音楽ライブラリーを拡張できる
もっとも、NW-ZX900はmicroSDカードに対応しています。
そのため、大量の音楽ファイルを持ち歩く場合には、外部ストレージを利用できます。
ただし、ストリーミングサービスのオフライン保存先などは、利用するアプリの仕様にも左右されます。
したがって、音楽アプリを多く使う予定の方は、内蔵メモリーの空き容量も確認しておきましょう。
ディスプレイはフルHDへ!Android 16も採用

5.0型のまま高解像度化
ディスプレイも進化しています。
NW-ZX707は5.0型のHDディスプレイを採用していました。
一方、NW-ZX900は同じ5.0型ながら、フルHD解像度に対応しています。
そのため、アルバムアートワークなどを、より高精細に表示できます。
さらに、新しいホーム画面はカスタマイズにも対応。
音楽を聴くだけでなく、画面を眺める楽しさも広がります。
OSやBluetooth機能も更新
OSは、NW-ZX900がAndroid 16を搭載しています。
対してNW-ZX707は、発売時のAndroid 12からAndroid 14へのアップデートが案内されています。
また、新型ではBluetoothの対応コーデックも拡充され、aptX AdaptiveやLE AudioのLC3に対応しています。
ただし、利用できるコーデックや機能は、接続するイヤホン・ヘッドホン側の対応状況にも左右されます。
こうした点も、買い替え時に確認したいポイントです。
実際に先行試聴したNW-ZX900の印象

今回、発売前のNW-ZX900を試聴する機会をいただきました。
最初の音を聴いたとき、思わず感じたのが、
「アップグレードしすぎじゃないですか!」
という驚きです。
以前のNW-ZX707を聴いた印象と比べても、音の質感や表現力に大きな進化を感じました。
個人的には、かつての初代NW-WM1Aを思い出すほど、印象的なサウンドでした。
さらに、今回の先行体験では、ソニーの開発者の方々から音質へのこだわりを伺う機会もありました。
部品の素材や形状、電源回路などを一つずつ検討し、実際に音を聴きながら仕上げていく。
その積み重ねが、今回の音につながっているのだと感じました。
ただし、ここでお伝えしているのは筆者の主観的な試聴感想です。
厳密な同条件での測定結果ではなく、使用するイヤホンや音源、試聴環境によって印象は変わります。
より詳しい感想は、以下の先行試聴レビューで紹介しています。
関連: 新型ウォークマン3機種を先行試聴!NW-WM1ZM3は別次元、音の進化に言葉を失った
NW-ZX707からNW-ZX900へ買い替える価値はある?

音質とバッテリーを重視する方には魅力的
NW-ZX900は、音質の向上を重視する方にとって、注目したいモデルです。
特に、バランス接続で高音質な音楽を楽しみたい方や、音楽サービスアプリのオフライン再生を長時間楽しむ方には魅力があります。
また、新しい音響技術や金メッキ無酸素銅リアシャーシなど、内部構造の進化にも注目です。
実際に試聴した立場としても、今回のNW-ZX900は、ぜひ音を確認していただきたい1台です。
軽さを重視するならNW-ZX707にも魅力がある
一方、現在NW-ZX707を愛用している方が、必ず買い替える必要があるとは思いません。
約227gという軽さは、外出時に大きなメリットがあります。
また、NW-ZX707もS-Master HXやDSDリマスタリングエンジンを備えた高音質モデルです。
そのため、今の音質や使い勝手に満足しているのであれば、そのまま使い続ける選択も十分にあります。
大切なのは、新型という理由だけで選ばず、自分の音楽の楽しみ方に合うかどうかです。
まとめ|NW-ZX900は音質とスタミナを重視した進化

今回、NW-ZX900とNW-ZX707の違いを比較すると、ソニーが新型で重視した方向性が見えてきます。
NW-ZX900は、WM1シリーズの高音質技術を取り入れながら、バッテリー持続時間や操作性も進化させたモデルです。
特に、最大約40時間の連続再生や、ストリーミングで使えるDSDリマスタリングは魅力です。
一方で、本体重量は約118g増加し、内蔵メモリーの実使用可能容量は約14GB少なくなりました。
つまり、音質と長時間再生を重視するNW-ZX900、軽さと携帯性に魅力があるNW-ZX707。
どちらが合うかは、使い方によって変わります。
今回の先行試聴では、NW-ZX900の音質進化に強い印象を受けました。
しかし、音の好みは人それぞれです。
これから購入を考えている方は、ぜひ実際に音を聴き、サイズや重量も確かめたうえで選んでいただきたいと思います。
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ソニーショップ ナカムラ電器より、よしおくんがお届けしました。
公式情報・関連ページはこちら
新型ウォークマンの詳しい仕様や最新の販売状況は、以下のソニー公式商品ページとソニーストア購入ページからご確認いただけます。
NW-ZX900
NW-ZX707
NW-WM1ZM3
NW-WM1AM3
※本文はソニー公式仕様・発表資料と、筆者による発売前の先行試聴体験をもとに作成しています。発売前のため、仕様・価格などは変更される場合があります。
先行展示・試聴情報
新型ウォークマン3機種は、2026年10月16日(金)より、ソニーストア銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神の全国5店舗で先行展示されています。
試聴体験は予約制です。ただし、当日の予約枠に空きがある場合は、予約なしでも案内されることがあります。
・新型ウォークマン3機種|先行展示・試聴情報はこちら
音の違いは、実際に聴いてこそ分かるもの。
音質はもちろん、サイズ感や操作性も含めて、ぜひご自身の耳と手で体験してみてください。
この記事を書いた人

よしおくん
横浜のソニーショップ「ナカムラ電器」で、ソニー製品の販売と情報発信を担当しています。
カメラ・レンズ、Xperia、ブラビア、オーディオなどを実際に使い、ソニーショップとして販売する立場と、実際に製品を使うユーザーとして感じたことの両方から記事を執筆しています。
新製品の先行展示にも足を運び、スペックだけでは分からない使い心地や、購入前に知っておきたい情報をできるだけ分かりやすくお届けします。
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