新型ウォークマン3機種、DSDリマスタリングがストリーミング対応!従来モデルとの違いは?
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こんにちは、よしおくんです。
2026年10月16日に発表された、ソニーの新型ウォークマン3機種。
「NW-WM1ZM3」「NW-WM1AM3」「NW-ZX900」には、さまざまな高音質技術が採用されています。
そのなかで、個人的に注目したいのが「DSDリマスタリングエンジン」の進化です。
今回の新型ウォークマンでは、ストリーミングサービスの音楽にもDSDリマスタリングを利用できるようになりました。
これまでのウォークマンにも搭載されていた機能ですが、利用できる音楽アプリの範囲が広がっています。
ただし、Bluetoothイヤホンでも利用できるわけではありません。
また、同じく高音質技術として搭載されている「DSEE Ultimate」とは、仕組みや役割が異なります。
そこで今回は、ソニー公式情報をもとに、DSDリマスタリングの進化と従来モデルとの違いを分かりやすく紹介します。
※本記事は2026年10月18日時点のソニー公式発表・製品情報をもとに作成しています。
新型ウォークマン3機種でDSDリマスタリングが進化

W.ミュージック以外の音楽アプリにも対応
まず、今回の進化を確認しましょう。
DSDリマスタリングエンジンは、ウォークマンで再生するPCM音源を、11.2MHz相当のDSD信号に変換する技術です。
従来モデルでは、基本的にウォークマン標準の音楽再生アプリ「W.ミュージック」で利用する機能でした。
一方、新型ウォークマンでは、有線接続時に「W.ミュージック」以外の音楽アプリでも利用可能になりました。
つまり、ストリーミングサービスの楽曲にも、DSDリマスタリングを適用できるようになったのです。
音楽ファイルを本体に保存して聴く方だけでなく、普段からストリーミングを利用している方にも注目したい進化です。
対応するのは新型ウォークマン3機種

今回の対応機種は、次の3モデルです。
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NW-WM1ZM3
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NW-WM1AM3
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NW-ZX900
いずれも2026年11月27日(金)発売予定です。
最上位モデルのNW-WM1ZM3だけでなく、NW-WM1AM3やZXシリーズのNW-ZX900にも採用されています。
そのため、今回のDSDリマスタリングの対応拡大は、新型ウォークマン3機種共通の魅力といえます。
DSDリマスタリングとは?PCM音源を11.2MHz相当のDSD信号へ

PCMとDSDの違いを簡単に解説
ここで、少しだけ音楽データの仕組みを確認しましょう。
私たちが普段聴いている音楽には、PCMという方式で扱われるデジタル音声があります。
CDや多くの音楽配信サービスでも、PCM形式の音声データが利用されています。
一方、DSDは、非常に高い周波数で音声信号を1bitのデータとして扱う方式です。
PCMとDSDでは、音をデジタルデータとして表現する仕組みが異なります。
そして、このPCM音源をDSD信号に変換するのが、ソニー独自の「DSDリマスタリングエンジン」です。
DSD 11.2MHz相当への変換で音楽の楽しみ方が広がる

ウォークマンのDSDリマスタリングでは、PCM音源を11.2MHz相当のDSD信号へ変換します。
ソニーは、DSDならではの音楽表現を楽しめる技術として紹介しています。
ただし、DSDに変換したからといって、元の音源に含まれていない録音情報が復元されるわけではありません。
また、必ずすべての楽曲で音質が良く感じられるというものでもありません。
大切なのは、同じ楽曲を異なる信号処理で楽しめることです。
曲やイヤホンによっても印象は変わるため、自分の好みに合わせて楽しみたい機能ですね。
従来のNW-ZX707やWM1シリーズとは何が違う?

従来モデルはW.ミュージックでの再生が基本
実は、DSDリマスタリングエンジン自体は、今回初めて登場した機能ではありません。
例えば、2023年発売の「NW-ZX707」にも搭載されています。
また、従来のWM1シリーズ「NW-WM1ZM2」「NW-WM1AM2」でも利用できました。
ただし、これらのモデルでは、有線接続で「W.ミュージック」を再生する場合に限られていました。
そのため、ストリーミングサービスを利用する場合には、同じようにDSDリマスタリングを適用できませんでした。
新型ではストリーミングサービスにも対応範囲が拡大
一方、2026年の新型3機種では、その制限が緩和されています。
ソニー公式発表によれば、有線接続時には「W.ミュージック」以外の音楽アプリでもDSDリマスタリングエンジンを利用できます。
これにより、音楽の入手方法や再生アプリによって、高音質機能の利用範囲が分かれていた従来モデルから一歩進みました。
普段から音楽配信サービスを中心に楽しんでいる方にとっては、実用面でも意味のある進化ではないでしょうか。
| 比較項目 | 従来モデル | 新型3機種 |
|---|---|---|
| DSDリマスタリング | 対応 | 対応範囲を拡大 |
| W.ミュージック | 対応 | 対応 |
| 他の音楽アプリ | 非対応 | 対応 |
| 有線ヘッドホン | 対応 | 対応 |
| Bluetooth接続時 | 非対応 | 非対応 |
※DSDリマスタリングの比較。従来モデルはNW-WM1ZM2、NW-WM1AM2、NW-ZX707を対象としています。機能の利用には対応する接続・再生条件があります。
BluetoothイヤホンでもDSDリマスタリングは使える?

DSDリマスタリングは有線接続時に対応
ここは購入前に確認しておきたいポイントです。
今回の新型ウォークマンでは、ストリーミングサービスにもDSDリマスタリングが対応しました。
しかし、Bluetoothイヤホンやワイヤレスヘッドホンで利用できるという意味ではありません。
DSDリマスタリングの対応拡大は、有線接続時が対象です。
そのため、普段からワイヤレスイヤホンだけで音楽を楽しんでいる方は注意しましょう。
なお、11.2MHzのDSDネイティブ再生は、4.4mmバランス接続時のみ対応します。3.5mmのアンバランス接続では、リニアPCMに変換して再生されます。
「ストリーミング対応」と「ワイヤレス対応」は、別の話として考える必要があります。
ちょっと余談|有線イヤホンが再び人気?
先日、娘から「最近、有線イヤホンが流行ってるよ〜」と聞いて、ちょっと驚きました。
ワイヤレスイヤホンがすっかり身近になった今、若い世代からそんな話が聞けるとは、なんだかうれしくなりました。
ソニーには、長年培ってきた有線イヤホン・ヘッドホンの技術があります。
ハイエンドウォークマンにふさわしい高音質モデルはもちろん、以前はデザインやカラーがかわいいモデルもたくさんありましたよね。
ソニーさん、これまでの技術や豊富なラインアップの経験を活かして、また選ぶのが楽しくなるような有線イヤホンも期待しています!😊
ワイヤレスでも楽しめる高音質技術はDSEE Ultimate

それでは、Bluetoothイヤホンで高音質機能を利用したい場合はどうでしょうか。
そこで登場するのが「DSEE Ultimate」です。
DSEE Ultimateは、ストリーミングサービスでの再生に加えて、ワイヤレス接続時にも利用できる高音質技術です。
しかも、こちらは従来のNW-ZX707などにも搭載されていました。
つまり、今回新しくワイヤレス対応になったのではなく、従来からの機能を引き続き利用できるということです。
DSDリマスタリングとDSEE Ultimateの違いは?

DSDリマスタリングは音声信号の変換
まず、DSDリマスタリングは、PCM音源をDSD信号へ変換する技術です。
音楽を再生する際の信号処理方式を変えることで、DSDならではの音楽表現を楽しめます。
今回の新型ウォークマンでは、その機能をストリーミングサービスでも利用できるようになりました。
ただし、前述のとおり、有線接続時が対象となります。
DSEE UltimateはAIを活用したアップスケーリング
一方、DSEE Ultimateは、AI技術を活用して楽曲をリアルタイムに分析する高音質化技術です。
圧縮音源に加えて、CD音質相当の音源にも対応しています。
例えば、音楽に含まれる繊細な響きや細かな表現を、より豊かに再現することを目指しています。
さらに、ストリーミングサービスやワイヤレスヘッドホンでも利用できます。
簡単にまとめると、次のような違いがあります。
DSDリマスタリングは「音声信号をDSD方式へ変換する技術」。
DSEE Ultimateは「AIを使って音源を高音質化する技術」。
どちらも音楽をより楽しむための機能ですが、仕組みも対応する接続方法も異なります。
ストリーミング中心の方にとって、今回の進化は魅力的?

音楽の聴き方に合わせた選択肢が増える
今回の進化を知って、私が注目したのは、音楽の楽しみ方が広がることです。
最近は、音楽ファイルを購入して保存するだけでなく、ストリーミングサービスを中心に楽しむ方も多いと思います。
これまでのDSDリマスタリングでは、標準アプリで再生する音源に利用範囲が限られていました。
しかし、新型3機種では、ほかの音楽アプリにも対応しました。
つまり、ウォークマンならではの高音質技術を、普段の音楽の楽しみ方に取り入れやすくなったわけです。
音質へのこだわりと、ストリーミングの手軽さ。
その両方を重視したい方にとって、注目したい進化だと感じます。
先行試聴で感じた新型ウォークマンの進化

今回、ソニーのご厚意により、新型ウォークマン3機種を発売前に試聴する機会をいただきました。
その際、NW-ZX900の音を聴いて感じたのが、
「アップグレードしすぎじゃないですか!」
という驚きでした。
また、ソニーの開発者の方々から、音質へのこだわりを伺う機会もありました。
今回の新型モデルでは、シャーシ構造や電源回路、デジタルアンプなど、幅広い部分に改良が加えられています。
そのため、音質の進化をDSDリマスタリングだけの効果として語ることはできません。
しかし、こうした高音質技術の積み重ねが、新型ウォークマンの魅力につながっていると感じました。
なお、今回の記事で紹介したDSDリマスタリングの対応条件は、ソニー公式情報をもとにしたものです。ストリーミング再生時のDSDリマスタリング単独の効果を比較試聴した結果ではありません。
新型3機種の音質については、別の記事で詳しく紹介しています。
関連:新型ウォークマン3機種を先行試聴!NW-WM1ZM3は別次元、音の進化に言葉を失った
まとめ|新型ウォークマンはストリーミングの高音質化にも注目

2026年発売の新型ウォークマン3機種では、「DSDリマスタリングエンジン」の対応範囲が拡大しました。
これまでのW.ミュージック中心の利用から、ストリーミングサービスなど、ほかの音楽アプリでも楽しめるようになっています。
ただし、DSDリマスタリングは有線接続時が対象です。
一方、DSEE Ultimateは、ストリーミングサービスだけでなくワイヤレス接続時にも利用できます。
つまり、DSDリマスタリングとDSEE Ultimateは、役割の異なる2つの高音質技術です。
今回、DSDリマスタリングがストリーミング再生にも対応したことで、有線イヤホン・ヘッドホンで音楽を楽しむ方の選択肢が広がりました。
一方、ワイヤレス接続では、引き続きDSEE Ultimateによる高音質化を楽しめます。
すでに従来モデルを愛用している方にとっても、新型ウォークマンの進化を知るうえで興味深いポイントではないでしょうか。
そして、音質の好みは人それぞれです。
発売後には、DSDリマスタリングのオン・オフや、再生アプリによる聴こえ方の違いも、実際に確かめてみたいところです。
ソニー製品でライフスタイルに笑顔をぷらす。
ソニーショップ ナカムラ電器より、よしおくんがお届けしました。
公式情報・関連ページはこちら
今回紹介したDSDリマスタリングの進化や対応条件については、ソニー公式の製品情報ページでも確認できます。
新型ウォークマン3機種の詳しい仕様や最新の販売状況は、以下の各商品ページからご確認ください。
NW-WM1ZM3
NW-WM1AM3
NW-ZX900
NW-ZX900と従来モデルの比較記事
また、新型「NW-ZX900」と従来の「NW-ZX707」の違いについては、別の記事で詳しく比較しています。
音質技術だけでなく、重量やバッテリー持続時間、保存容量なども紹介していますので、買い替えを検討されている方は、あわせてご覧ください。
関連:NW-ZX900とNW-ZX707は何が違う?音質・重さ・電池・容量を比較
※各機能の対応条件や仕様は、2026年10月18日時点の公表情報をもとにしています。実際の利用にあたっては、再生アプリや音源、接続機器などの条件もご確認ください。
先行展示・試聴情報
新型ウォークマン3機種は、2026年10月16日(金)から、全国5店舗のソニーストア(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)で先行展示されています。
試聴体験は事前予約制ですが、当日の予約枠に空きがある場合は、予約なしでも案内されることがあります。
・新型ウォークマン3機種|先行展示・試聴情報はこちら
音の違いは、実際に聴いてこそ分かるもの。
今回の新型ウォークマンが気になっている方は、音質はもちろん、サイズ感や操作性なども、ぜひ店頭で確かめてみてください。
この記事を書いた人

よしおくん
横浜のソニーショップ「ナカムラ電器」で、ソニー製品の販売と情報発信を担当しています。
カメラ・レンズ、Xperia、ブラビア、オーディオなどを実際に使い、ソニーショップとして販売する立場と、実際に製品を使うユーザーとして感じたことの両方から記事を執筆しています。
新製品の先行展示にも足を運び、スペックだけでは分からない使い心地や、購入前に知っておきたい情報をできるだけ分かりやすくお届けします。
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