モニターヘッドホン IER-M7 レビュー |試聴すると響きがクセになる!
モニターヘッドホン IER-M7 レビュー
2018年10月6日発売のソニーが新たに作るステージユースのインイヤーモニターヘッドホンの『 IER-M7 レビュー 』をお届けいたします。
今、ヘッドホンの世界で注目度急上昇中の「ステージモニター」を、初めて試聴したらクセになっちゃいました!そのステージモニターってどんな音なのかを確認していきたいと思います。
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モニターヘッドホン『IER-M7』
商品:ステレオヘッドホン
型名:IER-M7
発売日:2018年10月6日
価格:79,880円(税別)※ソニーストア価格
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新開発モニターヘッドホン『IER-M7』
ソニーはモニターヘッドホンとして、プロに認められる開発をするために、ソニーミュージックの第一線PAエンジニアとのコラボレーションして、新製品モニターヘッドホン「IER-M7」を開発しました。
ソニーのヘッドホンエンジニアは、ヘッドホンを作るノウハウ
- ヘッドホン開発能力
- 高音質な製品を作る技術
- 生産能力
ソニーミュージックのPAエンジニアやアーティストは、ステージモリタリングのノウハウ
- IEMの使い方を知っている
- IEMに必要な機能を知っている
- IEMをフィールドテストできる環境
それぞれの活躍しているステージのノウハウを活かし、製品を開発することができるってソニーらしいと思いました。
※PA(Public Address=ライブ会場などの放送設備。転じて、その設置や運用を行うスタッフのこと)
※IEM(In-Ear Monitor=インイヤーモニター)
ステージモニターに求められている音とは
ミュージシャンがステージ上で身につけるステージモニター開発にあたり、「アーティストの表現力を最大限に高めるためのツール」と定義したとのこと。
そして、必要な音を分析することにより、3つの必要な要素があるとのことです。
- 演奏者自らが奏でる音色
- 各楽器間のバランス
- 正確なリズム
これら3つの要素を実現するためにソニーの技術を投入。どんな技術なのか気になるところです。
新しいマルチBAシステムを搭載
IER-M7は、バランスド・アーマチュア・ドライバーを4基(フルレンジ×2+ウーファー+トゥイーター)搭載。
ボーカルや各楽器のバランス、リズムの立ち上がり、これらを正確に把握できる再生能力に加え、スムーズな高音域レスポンスにより演奏の細かいニュアンスを緻密に再現するとのことです。
IER-M7には4つ、各BAの主に担当する帯域を分けています。IER-M7では4BA-4WAYとなります。
搭載する全てのBAドライバーユニットがそれぞれの役割を持ち補完し合うことで、IEMとして求められる音質を高いレベルで実現しているとのことです。
試聴すると、ボーカルの歌声がしっかり聞こえるのに、楽器のひとつひとつの音がしっかりわかることに驚きを感じました。IER-M9と比較すると、IER-M9のほうがより高音の伸びを感じます。
通常のヘッドホンで、普段聞いている楽曲の聞こえたことのない楽器のこすれる音が聞こえた時にはちょっとびっくり!
マグネシウムインナーハウジング
インナーハウジング素材には、高剛性と高内部損失のマグネシウム合金を使用することで、BAドライバーユニットを堅牢に固定しつつ、不要な振動を抑制するとのことです。
これにより音の透明度を高めるとのことです。部品の形状や素材により音が変わる点からも、この素材になるまで他の素材をどれほど比べたのか気になってしまいます。
オプティマイズドサウンドパス構造
各BAドライバーユニットから再生された音は、最適化された経路を通ることで、ロスすることなく耳に伝わる構造。これによりBAドライバーユニットの持つ自然な高音をそのまま聞くことができるとのことです。
通常のヘッドホンより強く感じたことは、ボーカル声が、自身の中から聞こえてくるので、自身が歌っているようイメージを受けました。また、個人的にはピアノの音がきれいで好きになりました。普段聞いている楽興なのに、それぞれの楽器の響きに没入してしまい、クセになる魅力があります。
進化したノイズブロック構造
遮音性を徹底した新しい筐体構造を採用し、音漏れも低減しています。ドライバー前面部は完全密閉。背面部も音抜け孔以外は密閉。
試聴していると楽曲にはない音が、かすかに聞こえたので、最初は心霊のささやき?と思ってイヤホンを外したら、大きな声で話をしている環境でした。室外でも試聴テストをしてみると、気密性の高さ、外音への遮音性の高さを感じることができました。
合計13種類の装着性の高いイヤーピースが付属されています。最初はなぜ13種類もあるのかと思い、各イヤーピースを変えると、楽器の聞こえる音が変わってきました。気密性の重要性を感じ、各耳に合わせるためのイヤーピース数に納得してしまいました。私は「MS」サイズでした。
イヤーピースは、フィット感がよくイヤホン本体の重さは感じませんでした。
充実の付属アクセサリー
- 合計13種類のイヤーピース
2種類の硬度のシリコンゴムに独自開発のシリコンフォーム素材を組み合わせた、独自開発のトリプルコンフォートイヤーピースを6サイズ付属。
ハイブリッドイヤーピースは7サイズ同梱し、合計13種類から装着性の高いイヤーピースがセレクトできます。
-
信頼できるハードケース
持ち運び時の衝撃からヘッドホンを守る専用のハードケースを付属。
-
独自設計のシリコン製ケーブルホルダー付属
ハウジング同士の接触を防ぐセパレーションを設け傷つきを防止や、ケーブルやハンガーへの負荷を軽減しつつ収納しやすいコンパクトなサイズとなっています。
- ヘッドホンケーブル
3.5mmのステレオミニプラグ、4.4mmバランス標準プラグを採用したヘッドホンケーブルも付属。
本日は、新製品インイヤー モニターヘッドホン IER-M7 レビューのご案内させて頂きました。
プロが聴いている音への興味や、遮音性・装着性の高さなどから、モニターヘッドホンを音楽ファンの方々が、リスニング用に使うという流れが巻き起こり、人気ジャンルになってきているとのことです。ZX300シリーズなどバランス接続のウォークマンをお持ちの方には、一度体験していただきたいと思うモニターヘッドホン!皆様のヘッドホンご購入のお役に立てば幸いです。
ぜひ、ソニーストアでのご購入をご検討ください!
ステレオヘッドホン「IER-M7」 | |
ソニーストアならではの購入特典
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