2023年7月25日

完全ワイヤレス型イヤホンの新フラッグシップモデル WF-1000XM5 レビュー従来機種（1000XM4）と比較して進化点を確認！

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完全ワイヤレス型イヤホンの新フラッグシップモデル WF-1000XM5 レビュー

2023年9月1日発売となる世界最高のノイズキャンセリング性能を搭載した、ソニー完全ワイヤレスイヤホン『WF-1000XM5』の実機レビューをお届けいたします。

フラッグシップモデルの進化点を従来機種（WF-1000XM4）と、新商品（WF-1000XM5）を比較して確認してみました。

発売日は2023年9月1日（金）。ソニーストア価格は41,800 円（税込）。

完全ワイヤレス型イヤホンの新フラッグシップモデル WF-1000XM5 レビュー

こんにちは、よしおくんです。

2年ぶりの新フラッグシップモデルの登場。

機能もりもりフラッグシップだけにある程度の大きさを予想していましたが、まずは小型設計にびっくり！個人的にはフィット感の向上は嬉しい進化です。

以下の項目に沿って完全ワイヤレス型イヤホン『WF-1000XM5』実機レビューをお届けいたします。

この記事の目次

世界最高ノイキャンと高い音質再現性
最高スペック装備しながら実現した小型ボディ
ソニー市場最高通話品質
マルチポイント接続対応
まとめ

ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット

2023年 9月1日発売
WF -1000XM5
カラー：（B）ブラック（S）プラチナシルバー
ソニーストア販売価格：41,800円（税込）

主な特長

世界最高ノイキャン搭載
ハイレゾ対応と新ドライバーユニットによる高い音質再現性
小型・軽量化と耳の内腔の3次局面にフィットする曲面形状による装着性向上
2トーンデザインとつなぎ目のないシームレスフォルムによる高いデザイン性
AIと骨伝導センサーによるソニー完全ワイレス史上最高の通話品質
祭りポイント対応によるOSを選ばない接続簡易性
総合プロセッサーV2により、接続安定性が向上

主な仕様

型式：密閉ダイナミック型
ドライバーユニット：8.4mm
連続音楽再生時間：最大約24時間（本体8時間＋充電ケースで充電して16時間の合計）
対応BTコーデック：AAC/SBC/LDAC/LC3

〈ソニーストア〉

商品情報

世界最高ノイキャンと高い音質再現性

まず、世界最高のノイズキャンセリング性能を確認！

従来機種（WF-1000XM4）がとても優秀だけに、それほど変わらないでしょ～と思って試聴開始しました。

WF-1000XM4比でさらに20%のノイズ低減

電車でテストすることもできないし、YouTubeで電車音でも出そうと思っていたら…

娘が横でドライヤーを使い始めました。

ドライヤー音が無くなるわけではありませんが、新旧モデルで比較するとWF-1000XM5は格段に外音をシャットアウトしています。WF-1000XM4をご愛用の方なら、ノイズキャンセリング性能の進化を実感いただけれるレベルで違います。

グラフからもわかるように、特に飛行機ノイズや、電車など、乗り物に乗った時の走行音などのノイズ低減力が向上しています。

これだけで買っちゃいました～。今回もブラックで予約です。

プロセッサーの進化

ノイズキャンセリング性能が向上したのは、プロセッサーの進化です。2つのプロセッサーとデュアルフィードバックマイクでノイズキャンパフォーマンスを大幅改善。

WF-1000XM4とWF-1000XM5比較

プロセッサー数：1個→2個
ノイキャンマイク数：4個→6個

プロセッサーは「統合プロセッサーV2」と、「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN2e」搭載により、ハイレベルなノイズキャンセリング処理、音質信号処理が可能になりました。またマイクは「マルチノイズセンサーテクノロジー」によりデュアルフィードバックマイクとフィードフォワードマイク、片耳３つずつのノイズキャンセリングマイクを搭載。

これにより圧倒的ノイズキャンセリング性能を実現しています。

プロセッサーの進化は、ノイキャン性能だけでなく、音質、接続安定の向上にも影響しています。

高い音質再現性

ノイキャンを聞かせながら試聴開始。

WF-1000XM4おいても満足はしていたので、正直違いに驚きました！WF-1000XM5の音の反応がよく、低音域が確実にアップしていました。

新ドライバーユニット

ソニー独自開発8.4ｍｍの新ドライバーユニット「ダイナミックドライバーX」を搭載。

ドーム部とエッジ部に異なる素材を組み合わせた振動板構造で、柔らかいエッジが沈み込む低音域を、軽量高剛性のドームが伸びのある高音域の再生します。

信号処理から再生まで高品位な処理で歪を抑え、再現性の高い圧倒的な高音質を実現。

これは、元に戻れない音の違いを感じれる進化でした。

WF-1000XM5

WF-1000XM4

ドライバーユニット

口径サイズ
8.4㎜

口径サイズ
6㎜

〈ソニーストア〉

商品情報

最高スペック装備しながら実現した小型ボディ

これはズルいです。

ノイキャン、音質共に進化し、ドライバーユニット口径もアップしたら、筐体は大きくなるのが当たり前のはずなのに、ここまで小型化するなんてソニーさんズルいです。

別物って程違うじゃないですか！

耳が小さい娘にWF-1000XM5（装着イヤピースSS）を渡した最初の一言。

「つけやすい～」

LinkBuds S では納得しなかった娘が気に入ったので驚きました。

上写真「WF-1000XM5」、下写真「WF-1000XM4」

思っていた以上に装着感も滑らかで楽でした。また、落下の心配もなくしっかりとしたしています。

WF-1000XM5筐体は耳との接触面で支える「エルゴノミック・サーフェス・デザイン」により、耳の内側にフィットする曲線形状を採用。

WF-1000XM5

WF-1000XM4

本体重さ

5.9g×2

7.3g×2

WF-1000XM5とWF-1000XM4の本体重さで20％ダウン、体積は25％ダウンしています。

WF-1000XM5

WF-1000XM4

ケース重さ

39g

41g

WF-1000XM5とWF-1000XM4のケース重さで5％ダウン、体積は15％ダウンしています。

WF-1000XM5本体とケースの合計で50.8gと、他社と比較しても圧倒的なコンパクト化を実現しています。

装着感で重要なイヤピースにも違いがあります。

付属のイヤーピースにSSが追加されています。耳の小さい娘にはSSでフィットし、安定した装着感となっていました。

また、WF-1000XM4は本体側にネットがありますが、WF-1000XM5はイヤピース側にネットが設置されています。WF-1000XM4用のイヤーピースは、WF-1000XM5での使用は控えた方がよいです。

WF-1000XM5

WF-1000XM4

付属イヤーピース

SS/S/M/L

S/M/L

〈ソニーストア〉

商品情報

ソニー市場最高通話品質

ソニー完全ワイヤレス史上最高通話品質

通話テストしてみると特に騒音下での通話時も周囲のノイズを除去して声をクリアに届けてくれるのは驚きです！

ノイズ低減設計：ノイキャン/外音取り込み時の風切り音を最小限に抑えるために、マイクを内側に内蔵
骨伝導センサー：自分の声が骨を伝わり耳まで届く音をセンシング
高精度ボイスピックアップテクノロジー：5億サンプルを超えるAIの機械学習で構成された装着者の声とそれ以外の環境ノイズを分離するアルゴリズムにより環境ノイズを低減

〈ソニーストア〉

商品情報

マルチポイント接続対応

iPhoneとWindowsパソコンでもOK！OSを選ばず２台の機器の接続をシームレスに自動切換え。

今では当たり前に使っていますが、これがないと不便で仕方がない。

使用頻度が高いと気になるバッテリー性能を比較しておきましょう。

	WF-1000XM5	WF-1000XM4
連続再生時間	最大12時間（NCオフ）最大8時間（NCオン）	最大12時間（NCオフ）最大8時間（NCオン）
連続通話時間	最大7時間（NCオフ）最大6時間（NCオン）	最大6時間（NCオフ）最大5.5時間（NCオン）
クイックチャージ	3分で60分再生	5分で60分再生
充電時間（本体）	約1.5時間	約1.5時間
充電時間（ケース）	約2時間	約3時間