FE 400mm F4.5 GM OSS・600mm F6.3 GM OSSを銀座で体感|まず驚いた1kg切りの軽さ
FE 400mm F4.5 GM OSS・600mm F6.3 GM OSSを銀座で体感|まず驚いた1kg切りの軽さ
PR:この記事にはアフィリエイト広告を含みます。

こんにちは、よしおくんです。
2026年9月21日、ソニーストア銀座で新しい超望遠単焦点レンズ「FE 400mm F4.5 GM OSS(SEL400F45GM)」と「FE 600mm F6.3 GM OSS(SEL600F63GM)」を先行体感してきました。
今回の体感時間は、2本合わせて約20分。
限られた時間ではありましたが、実際に手にして最初に感じたことがあります。
まずは、軽い!
スペックを見て、どちらも1kgを切っていることは分かっていました。
しかし、実際に持った瞬間の感覚は数字から想像していた以上でした。
FE 400mm F4.5 GM OSSは約994g、FE 600mm F6.3 GM OSSは約995g。いずれも三脚座を除いた質量です。ソニーは、それぞれの条件において世界最軽量としています。
今回は画質を長時間検証するレビューではありません。
そのため、実際に手にして感じた軽さ、サイズ感、質感、重量バランス、操作性を中心にご紹介します。
※世界最軽量はソニー調べ。
400mmも600mmも、持った瞬間に「軽い」と感じた

今回の体感で最も印象に残ったのは、やはり軽さです。
400mmと600mm。
焦点距離だけを見ると、大きく重たい超望遠レンズを想像します。
ところが、実際に持ち上げると、そのイメージとのギャップに驚きました。
400mmは約994g。
600mmでも約995gです。
しかも、その重量差はわずか1g。
600mmだから明らかに重く感じる、といった印象もありませんでした。
特にFE 600mm F6.3 GM OSSは、600mmの単焦点レンズを持っているという感覚と、手に伝わってくる重量感がなかなか一致しません。
思わず「軽いですね」と声が出てしまうほどでした。
FE 300mm F2.8 GM OSSの衝撃を、さらに超えてきた印象

軽量な望遠レンズといえば、2024年2月2日に発売された「FE 300mm F2.8 GM OSS(SEL300F28GM)」も強く印象に残っています。
FE 300mm F2.8 GM OSSは、300mm F2.8という大口径望遠単焦点レンズでありながら、質量約1,470gを実現しています。
発売当時、私もそのコンパクトさと軽さに驚きました。
「サンニッパ」のイメージを大きく変えたレンズのひとつだと思います。
しかし今回の400mmと600mmを持つと、さらに軽量化が進んだことを実感します。
もちろん、300mm F2.8と400mm F4.5、600mm F6.3ではレンズの明るさも用途も違います。
そのため、単純な優劣で比較するものではありません。
それでも、超望遠レンズを実際に手にしたときの感覚としては、今回もかなり衝撃的でした。
この軽さを実現するために積み重ねられた、ソニーのレンズ設計・開発陣の努力には敬意を表したくなります。
長年αを見てきたスタイリスト「SAGAI」さんのお話も印象的

ソニーストア銀座で体感している際、スタイリストの「SAGAI」さんとお話しする機会がありました。
SAGAIさんのお話では、コニカミノルタ時代からαに携わり、長年カメラやレンズの移り変わりを見てこられたとのこと。
その中で印象に残ったのが、レンズの重量についてのお話でした。
長い期間を振り返ると、レンズの重量については大きな変化が少ない時期も長かったとのこと。
一方で、最近の望遠レンズは軽量化が進んでいます。
そして、レンズが軽くなったことで撮影者の構え方にも変化を感じるそうです。

最近では、望遠レンズのフード付近に手を掛けながら撮影する方も増えているとのことでした。

以前は、フードが外れる可能性なども考え、三脚座付近に手を添えてレンズを支えるという考え方も多かったそうです。
長年にわたりαとレンズの変化を見てこられた方のお話だけに、とても興味深く感じました。
そして今回の400mm、600mmを持ってみると、「レンズが軽くなることで撮影スタイルまで変わっていく」というお話にも納得できます。
三脚座へ手を添えると、操作系へ自然に指が届く

実際の撮影をイメージしながら、レンズの持ち方と操作性も確認しました。
三脚座付近へ左手を添えて構えてみます。
すると、無理に手を伸ばさなくても、フォーカスホールドボタン(FHB)やファンクションリング付近へ自然に指を運べます。
超望遠レンズでは、レンズをしっかり支えながら操作できることが重要です。
特に野鳥や航空機、スポーツ撮影では、ファインダーをのぞいたまま長時間被写体を追う場面もあります。
そのため、単純な軽さだけではなく、構えた状態で各操作部へアクセスしやすいことも大切です。
今回の体感では、この操作位置もよく考えられていると感じました。

さらに興味深かったのが、超望遠G Masterシリーズで統一感のある操作性です。
対象となるのは、次の3本です。
- FE 300mm F2.8 GM OSS
- FE 400mm F4.5 GM OSS
- FE 600mm F6.3 GM OSS
三脚座へ手を添えた状態で、フォーカスホールドボタンやファンクションリングへ自然に指が掛かる位置関係もよく似ています。
つまり、300mmから400mm、600mmへレンズを持ち替えても、左手の位置や操作感を大きく変える必要がありません。
複数の超望遠G Masterを使い分ける撮影者にとっては、この「持ち替えても迷いにくい操作性」は地味ながら大きなメリットだと感じました。
軽量化だけではなく、実際の撮影姿勢まで考えられた操作性だと感じました。
SEL200600Gと並べると、軽量化の大きさがよく分かる

今回は、人気の超望遠ズーム「FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(SEL200600G)」との比較写真も撮影しました。
SEL200600Gは、200mmから600mmまでを1本でカバーできる人気の超望遠ズームです。
質量は約2,115g、全長は318mm。
一方で、今回のFE 400mm F4.5 GM OSSは約994g、FE 600mm F6.3 GM OSSは約995gです。
もちろん、SEL200600Gはズームレンズです。
単焦点レンズと単純に比較することはできません。
200mmから600mmまで自由に画角を変えられる利便性は、SEL200600Gならではの大きな魅力です。
ただ、現在SEL200600Gをご愛用の方なら、新しい400mmや600mmを持った瞬間、その重量差にはかなり驚くと思います。
私自身も比較してみて、
「これなら手持ち撮影を続けられる時間が変わりそう」
と感じました。
軽量化で気になっていた「質感」はどうだった?

体感する前に、個人的に気になっていたことがあります。
それは質感です。
ここまで軽量なレンズになると、
「持ったときに軽さが安っぽさにつながらないだろうか」
という点が気になっていました。
しかし、実際に手にした印象は良好でした。
軽いからといって、華奢な印象は受けません。
また、G Masterらしい高級感もしっかり感じられます。
体感時に伺った説明では、外装にはエンジニアリングプラスチックと金属を組み合わせた構造を採用。
さらに内部構造にも軽量化と強度を両立するための素材が使われているとのことでした。
実際に手にしてみると、「とにかく薄く、軽く作った」という印象ではありません。
必要な剛性感を残しながら、重量を削っているように感じました。
今回の体感で、軽量化と質感の両立について抱いていた不安はかなり小さくなりました。
レンズ単体より、ボディへ装着したときのバランスが印象的

重量については、もうひとつ確認しておきたいポイントがあります。
それが「重心」です。
超望遠レンズの場合、重量の数字だけを見ても、実際の取り回しやすさは分かりません。
同じ1kg前後のレンズでも、前方へ重量が集中しているか、それとも手元に近い位置へ重心があるかによって、構えたときの負担は変わります。
そこで今回は、三脚座付近を支点にして重量バランスも確認してみました。
まず、レンズ単体では前玉側へ傾きます。
ところが、カメラボディを装着すると重量バランスが大きく変わりました。
ボディ装着で重心はカメラ側へ

ボディを装着し、フードを外した状態では、三脚座付近を支点にするとレンズ前方が上がりました。
つまり、今回組み合わせたボディでは、重心がややカメラ側に寄っていることが分かります。
一方、フードを装着すると重量バランスが変化します。
フードを装着すると、ほぼ水平の重量バランスに
さらに興味深かったのが、フードを装着したときの変化です。

フードまで装着した実際の撮影に近い状態では、三脚座付近を支点にすると前後がほぼ水平になりました。
これは非常に興味深いポイントです。
ソニーは両レンズについて、カメラ本体側へ重心を寄せた重量バランスによって、携行性と操作性を高めていると説明しています。
今回、実機でバランスを確認してみると、その設計意図を実感できました。
単純に「994g」「995g」という軽さだけではありません。
カメラボディやフードを含めた実際の撮影状態で、どの位置に重心がくるのか。
この重量バランスも、手持ちで超望遠レンズを扱いやすくする重要なポイントだと感じました。
特に野鳥や航空機、スポーツなど、被写体を追いながらレンズを振る撮影では、軽さとともに、この重心設計が撮影時の負担軽減につながりそうです。
動く被写体を追うとき、この軽さは大きな武器になりそう

超望遠レンズを使う撮影では、レンズをただ構えているだけではありません。
野鳥なら飛翔する鳥を追います。
航空機なら、機体の動きに合わせてレンズを振ります。
スポーツ撮影でも、選手の動きをファインダー内にとらえ続けます。
そのため、実際の撮影では重量だけでなく、「振りやすさ」も重要になります。
今回の400mm、600mmは、軽量なことに加えて、カメラへ装着したときの重量バランスも良好でした。
実際に手にしてみると、レンズ前方へ強く引っ張られるような感覚が少なく、取り回しの良さを感じます。
そのため、動く被写体を追いながらフレーミングする場面でも、撮影者の負担軽減につながりそうです。
特に野鳥や航空機、スポーツなど、長時間レンズを振り続ける撮影では、この軽さと重量バランスの良さが大きなメリットになると思います。
短時間の体感ではありますが、「手持ちで超望遠を使う」というハードルを下げてくれる2本だと感じました。
AFは短時間の体感では不満を感じなかった

AFについても確認しました。
今回の2本は、XDリニアモーターを2基搭載し、レンズに最適化された制御アルゴリズムとの組み合わせにより、高速・高精度かつ静粛なAFを実現しています。
実際にソニーストア銀座で試した範囲では、AF動作について特に不満を感じる場面はありませんでした。
ただし、ここは慎重に考えたいところです。
今回の体感は店内です。
野鳥の飛翔やスポーツなど、高速で不規則に動く被写体を実際に追ったわけではありません。
そのため、AF性能については今回だけで判断するのではなく、実際のフィールドでも試してみたいと思います。
少なくとも今回の約20分の体感では、AFについて違和感を覚えることはありませんでした。
もちろん、400mm F4.5と600mm F6.3という明るさは確認したい

これだけ軽いと、良いところばかりに目が向いてしまいます。
ただし、購入を考える場合は開放F値も確認しておきたいポイントです。
FE 400mm F4.5 GM OSSはF4.5。
FE 600mm F6.3 GM OSSはF6.3です。
特に日の出前後や日没時など、光量が少ない時間帯を中心に撮影する方にとっては、明るさが制限になる場面もあると思います。
一方で、最近のαは高感度撮影にも強くなっています。
レンズそのものを軽くすることによる機動性を取るのか。
より明るいレンズを選ぶのか。
ここは撮影する被写体や時間帯によって、考え方が変わりそうです。
この点については、次回の比較記事でももう少し掘り下げたいと思います。
400mmか600mmか。実際に持つと余計に悩む

今回、400mmと600mmを続けて体感しました。
体感する前は、
「400mmは400mm」
「600mmは600mm」
と、普段よく使う焦点距離を基準に選べばよいと思っていました。
しかし、実際に2本を手にすると話は少し変わってきます。
FE 400mm F4.5 GM OSSは約994g。
FE 600mm F6.3 GM OSSは約995g。
重量差は、わずか1gです。
さらに、600mmの全長は263mm、400mmは242mm。その差は21mmです。
これまでの感覚では、焦点距離が長くなれば、その分レンズも大きく、重くなるというイメージがありました。
ところが今回の2本には、そのイメージがほとんど当てはまりません。
約1kgだからこそ、焦点距離で選びやすい

400mm付近を中心に撮影する方なら、F4.5の明るさも魅力となる400mm。
一方、普段から600mmを多用する方なら、約995gで600mmを持ち歩けること自体が大きな魅力です。
数字だけを見ると、撮影する焦点距離に合わせて選べばよいようにも思えます。
しかし、実際に2本とも持ってしまうと、それぞれの良さが分かり、むしろ余計に悩みます。
SEL200600Gユーザーは体感にご注意を

特に「FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(SEL200600G)」を愛用している方は、この2本を一度持ってみると印象が大きく変わるかもしれません。
200mmから600mmまでを1本でカバーできるズームの便利さを取るのか。
それとも、焦点距離を絞ってでも約1kgという軽さを取るのか。
このあたりは、撮影する被写体や使う焦点距離によって答えが変わってきそうです。
そして、実際に触る予定のあるSEL200600Gユーザーの皆さん。
体感にはご注意ください。
この軽さを知ってしまうと、物欲が勝ってしまう可能性があります(笑)。
まとめ|1kg切りという数字以上に「持ったときの軽さ」が印象に残った

2026年9月21日、ソニーストア銀座でFE 400mm F4.5 GM OSSとFE 600mm F6.3 GM OSSを体感しました。
約20分という限られた時間でしたが、一番強く印象に残ったのはやはり軽さです。
400mmが約994g。
600mmが約995g。
もちろん、スペックを見れば軽いことは分かります。
しかし、実際に手にしてみると「1kgを切った」という数字以上に軽く感じました。
そして、ただ軽いだけではありません。
手にしたときの質感。
三脚座付近へ手を添えたときの操作性。
さらに、カメラボディを装着した際の重量バランス。
こうした部分まで含めて、超望遠レンズの機動性が大きく変わったように感じました。
特に現在、FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSを愛用している方には、一度実物を持ってみてほしい2本です。
ズームと単焦点では役割が違います。
それでも、約2,115gのSEL200600Gを知っているからこそ、約1kgという新しい400mm・600mmの軽さに驚くと思います。
今回の新しい2本が加わったことで、ソニーの超望遠レンズ選びはさらに面白くなりました。
それにしてもソニーさん、出す順番が絶妙です。
全部欲しくなってしまいそうですね。
次回は、FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS、FE 300mm F2.8 GM OSSも含め、焦点距離、明るさ、サイズ、重量、使い方の違いを比較します。
続編はこちら(近日公開予定)
・FE 400mm F4.5 GM OSSと600mm F6.3 GM OSSはどちらを選ぶ?SEL200600G・300mm F2.8と比較
公式情報はこちら
超望遠単焦点レンズ「SEL400F45GM」「SEL600F63GM」の主な仕様や詳細については、ソニー公式サイトをご確認ください。
・SEL400F45GM|商品情報はこちら
・SEL600F63GM|商品情報はこちら
この記事を書いた人

よしおくん
横浜のソニーショップ「ナカムラ電器」で、ソニー製品の販売と情報発信を担当しています。
カメラ・レンズ、Xperia、ブラビア、オーディオなどを実際に使い、ソニーショップとして販売する立場と、実際に製品を使うユーザーとして感じたことの両方から記事を執筆しています。
新製品の先行展示にも足を運び、スペックだけでは分からない使い心地や、購入前に知っておきたい情報をできるだけ分かりやすくお届けします。
広告・アフィリエイトについて
当サイトにはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。リンクを経由して商品をご購入いただいた場合、当店に紹介料が支払われることがあります。
