VAIO T発表|3つのスタイルに変わる、新しいVAIOは何が面白い?
VAIO T発表|3つのスタイルに変わる、新しいVAIOは何が面白い?

こんにちは、よしおくんです。
VAIOから、新しいパソコン「VAIO T」が2026年9月10日に発表されました。
今回の新製品を見て、まずお伝えしたい結論があります。
VAIO Tの面白さは、単に「タブレットにもなるノートPC」というところではありません。
ノートPC、タブレット、ビューモード。
1台を3つのスタイルに切り替えながら、
「書く」「考える」「見せる」を自然につなげる。
ここに、VAIO Tが提案する新しいPC体験があります。
そして個人的には、スペックを見たとき以上に、独自の「マルチフリップ機構」を見たとき、
「VAIOが、またPCの形そのものを考えてきた」
という印象を強く受けました。
しかもVAIO Tは、VAIOが新たに展開する「Nextシリーズ」第1弾です。
では、VAIO Tはどんなパソコンなのでしょうか。
気になるところを、ひとつずつ見ていきましょう。
Q. VAIO Tって、どんなパソコン?


A. 1台を3つのスタイルに切り替えて使える、13.3型の新しいVAIOです。
今回発表されたのは、個人向けの「VAIO T」と、法人向けの「VAIO T work」。
最大の特徴となるのが、VAIO独自のマルチフリップ機構です。
通常のノートPCとして使う「ノートPCモード」。
画面に直接触れて操作できる「タブレットモード」。
そして、画面を反転させて相手に見せたり、動画を楽しんだりできる「ビューモード」。
つまり、
書くならノートPC。
触るならタブレット。
見せるならビューモード。
使う場面に合わせて、パソコンの方が形を変えてくれるわけです。
VAIOでは、この3つのスタイルによって、
「書く」「考える」「見せる」
という流れを自然につなぐことを目指しています。
ここが、今回のVAIO Tを理解するうえで一番大切なポイントだと思います。
Q. VAIO Tの一番大きな特徴は?

A. やはり、画面を反転できる「マルチフリップ機構」です。
最近では、ディスプレイを360度回転させる2 in 1パソコンも珍しくありません。
そのため、
「タブレットになるなら、ほかにもあるよね?」
と思うかもしれません。
そうなんです。
だからこそ、VAIO Tは「タブレットにもなる」という部分だけで見ない方が面白いと思います。
例えば、誰かと向かい合って打ち合わせをしているとします。
普通のノートPCなら、画面を見せるために本体ごと相手の方へ向けることがあります。
VAIO Tなら、キーボードを置いた位置はそのまま。
画面を反転させて、相手に見せることができます。
写真を見せる。
資料を確認してもらう。
打ち合わせで画面を共有する。
自宅なら、動画を見るときにビューモードへ切り替える。
つまり「変形すること」そのものが目的ではありません。
やりたいことに合わせて、自然に形を変えられる。
ここがVAIO Tの面白いところですね。
Q. 「マルチフリップ」って、以前のVAIOにもなかった?

A. ありました。長くVAIOを知る方には、懐かしい言葉かもしれません。
今回「マルチフリップ」という名前を見て、
「この言葉、どこかで聞いたことがある」
と感じた方もいるのではないでしょうか。
ソニー時代の2013年に登場した「VAIO Fit 13A/14A/15A」では、マルチフリップヒンジを採用していました。
ノートPCとして使いながら、画面を裏返してビューモードやタブレットモードへ切り替えるという考え方です。
さらに、その後登場したVAIO Zでも、VAIO Fitシリーズのマルチフリップ機構を進化させて採用していました。
そう考えると、今回「マルチフリップ」という言葉が再び登場したこと自体、VAIOファンには気になるところです。
ただし、昔のVAIOをそのまま復活させた、と考えるのは少し違うと思います。
時代は変わりました。
使うアプリも変わりました。
そして現在は、AIとどのように付き合うのかまでPCに求められる時代です。
以前からVAIOが持っていた発想を、2026年の使い方に合わせてもう一度形にした。
私は、そんな印象を受けました。
Q. なぜ今、新しいVAIOを作ったの?

A. AI時代に向けて、VAIOが新しいPC体験を提案するためです。
今回もうひとつ注目したいのが、
「Nextシリーズ」
という新しい製品シリーズです。
VAIOは、AIの普及や働き方の変化によって、PCに求められる役割も変わっていくと考えています。
そこで、これまで培ってきた品質や信頼性を基盤にしながら、新しい顧客体験を提案するシリーズとしてNextシリーズを展開します。
VAIO TとVAIO T workは、その第1弾です。
さらに興味深いのが、開発のきっかけ。
VAIOが2025年にノジマチームの一員となった後、今回の製品はノジマからの発案をきっかけに企画がスタートしました。
販売現場で得られたお客様の声や利用実態。
そこに、VAIOが長年培ってきた技術や設計思想を組み合わせました。
メーカー側から一方的に、
「こんな機能があったらすごいでしょう」
と提案するのではありません。
実際に使う人の行動から、「どんな形なら使いやすいのか」を考えた。
その答えのひとつが、今回の3つのスタイルなのだと思います。
Q. 中身の性能も新しくなっている?

A. はい。Core Ultra シリーズ3を搭載し、Copilot+ PCにも対応します。
マルチフリップという見た目の変化に目が行きますが、中身もしっかり新しくなっています。
プロセッサーには、インテル Core Ultra シリーズ3を採用。
構成によって、Core Ultra 7 プロセッサー 356Hなどを選択できます。
さらに「勝色特別仕様」では、上位となる、
インテル Core Ultra X7 プロセッサー 358H
も選択可能です。
AI処理を担うNPUは、最大47~50TOPS。
Copilot+ PCにも対応します。
メインメモリーにはLPDDR5Xを採用し、最大64GBまで搭載可能。
さらに、PCIe 5.0対応SSDも選択できます。
つまりVAIO Tは、
昔ながらの発想を持つPCではなく、中身はしっかり2026年のAI PC。
ここも押さえておきたいところです。
Q. ディスプレイはどんな仕様?

A. 13.3型、16:10のWQXGAタッチディスプレイです。
解像度は2560×1600ピクセル。
ディスプレイ全面を一枚のガラスで覆った「フラッシュサーフェスタッチディスプレイ」を採用しています。
表面に継ぎ目や凹凸がないため、表示エリア外からスワイプするときもスムーズに操作できます。
そして縦横比は16:10。
Webページや文章を見るときも、縦方向を広く使える比率です。
ノートPCとして「書く」。
タブレットとして「触る」。
その両方を考えたディスプレイと言えそうです。
Q. 3つのスタイルなのに、持ち運べる?

A. 個人向けVAIO Tは、約1.253kgからです。
本体サイズは、約幅312.0mm×高さ14.6~19.6mm×奥行224.6mm。
そして質量は、約1.253kg~となっています。
マルチフリップ機構を搭載しながら、このサイズにまとめています。
ただ、ここは数字だけでは判断したくありません。
実際に持ったときの重量バランス。
タブレットモードにしたときの持ちやすさ。
画面を反転させるときの感触。
片手でどのくらい扱いやすいのか。
このあたりは、ぜひ実機で確かめてみたいところです。
特にタブレットモードでは約1.25kgという重量を手で支えることになります。
短時間ならどうか。
長く持ったときはどう感じるのか。
スペック表だけでは分からない部分ですね。
Q. バッテリーはどのくらい持つ?

A. 大容量バッテリーでは、動画再生時で最大約18時間です。
VAIO Tには、大容量バッテリーと標準バッテリーが用意されています。
大容量バッテリーの場合、JEITA測定法3.0で、動画再生時は約16.5~18.0時間。
アイドル時は約28.0~29.0時間です。
3つのスタイルを活用するなら、机に置いて使うだけではなく、場所を移動しながら使う場面も増えそうです。
そう考えると、バッテリー駆動時間もしっかり確認しておきたいポイントです。
Q. 個人的に気になるカラーは?

A. やはり「勝色特別仕様」が気になります。
個人向けVAIO Tのカラーは、ファインレッド、ファインブラック、勝色の3色です。
中でも目を引くのが、VAIOのコーポレートカラーである「勝色(かちいろ)」。
勝色特別仕様は、VAIO直営オンラインストア限定販売モデルです。
さらに、先ほど紹介したCore Ultra X7 358Hも選択できます。
そして面白いのがキーボードです。
黒色のキーキャップに、文字も黒色で刻印した、
「隠し刻印キーボード」
も選択できます。
普段は刻印の存在感を抑えながら、バックライトを点灯すると文字がうっすら光る仕様です。
これは写真で見るだけでも気になります。
実物ではどんな見え方をするのか、ぜひ確認してみたいですね。
Q. VAIOならではの機能はある?

A. AIノイズキャンセリングや「VAIO ウェルネスケア」にも対応します。
Web会議向けには、3つのマイクを利用したVAIO独自のAIノイズキャンセリング機能を搭載。
周囲の雑音を抑え、自分の声を相手へ届けやすくします。
利用シーンに合わせて4つのモードも用意されています。
さらに、内蔵カメラを使った独自アプリ、
「VAIO ウェルネスケア」
にも対応します。
血管情報や心拍情報を測定し、日々の変化を確認できる機能です。
VAIO ウェルネスケアは別途インストールが必要で、2026年9月30日以降にダウンロード提供が始まる予定です。
なお、血管情報・心拍情報は医学的に確立された数値ではありません。
利用するときには、この点を理解しておく必要があります。
Q. 画面を何度も動かして、耐久性は大丈夫?

A. マルチフリップ機構専用の耐久試験も実施されています。
新しい機構を見ると、
「何度も動かして大丈夫なの?」
というところも気になりますよね。
VAIO Tでは、VAIO独自のさまざまな品質試験に加えて、フリップ耐久試験も実施しています。
さらに、MIL-STD-810Hに準拠した品質試験もクリア。
製造は長野県安曇野市のVAIO本社で行われます。
そして最終的には、「安曇野FINISH」による品質チェックを実施。
新しい機構へ挑戦しながらも、
VAIOが大切にしてきた品質や信頼性への考え方は変えない。
ここにもVAIOらしさを感じます。
Q. VAIO Tはいつから買える?

A. 2026年9月18日(金)午前10時から順次受注開始です。
個人向け「VAIO T」は、ノジマ店舗およびVAIO直営オンラインストアで9月18日(金)10時から順次受注開始。
ノジマ店舗での発売日は9月22日(火)です。
VAIO直営オンラインストアでは、9月30日(水)が最速お届け日となっています。
法人向け「VAIO T work」も、VAIOストアビジネスで9月18日(金)10時から順次受注開始となります。
今回の発表で価格について気になった方も多いと思います。
まずは、受注が始まる9月18日の販売情報をチェックしておきたいですね。
VAIO Tを見て感じたこと

今回のVAIO Tを見て、一番面白いと感じたのは、
「高性能になりました」だけで終わらなかったことです。
もちろん、Core Ultra シリーズ3を搭載しています。
Copilot+ PCにも対応します。
最大64GBメモリーやPCIe 5.0対応SSDなど、中身もしっかり新しくなっています。
でも、それだけなら「新しい高性能モバイルPC」という説明で終わってしまいます。
VAIO Tが考え直した「PCの使い方」
VAIO Tは、
「これからPCをどう使うのか」
というところから、もう一度形を考えてきました。
文章を書くなら、ノートPC。
画面に直接触れたいなら、タブレット。
誰かに見せたいなら、ビューモード。
必要なときに、必要な形へ変える。
言葉にするとシンプルです。
でも、実際に使ってみると、この切り替えがPCとの付き合い方を変えるかもしれません。
そして、長くVAIOを知る方なら、
「マルチフリップ」という言葉にも、少しワクワクするのではないでしょうか。
昔と同じものを作るのではありません。
以前からVAIOが持っていた発想を、AI時代に合わせてもう一度形にする。
Nextシリーズ第1弾として、これからのVAIOを想像させてくれる新製品です。
個人的には、まず実機でマルチフリップを動かしてみたいです。
画面を反転させたときの操作感。
タブレットとして持ったときの約1.253kgという重さ。
そして、勝色特別仕様の質感。
スペック表だけでは分からないところを、実際に触って確かめてみたくなるVAIOです。
9月18日の価格改定前に現在のVAIO価格をチェック
これからVAIOの購入や買い替えを検討している方は、現在の販売価格も確認しておきましょう。
VAIOでは、2026年9月18日(金)から個人向けPC製品の価格改定(値上げ)が予定されています。
ソニーストアで販売するVAIO PCも全製品が対象です。
さらに、現在実施中のVAIO向けキャンペーンも9月18日(金)10時までとなっています。
そのため、購入を検討している方にとって、9月18日はひとつの判断タイミングになりそうです。
なお、以下の価格は2026年9月10日時点のソニーストア販売価格です。
価格改定後は販売価格が変更されるため、購入時には最新価格をご確認ください。

パーソナルコンピューターVAIO(VAIO株式会社製)
2026年5月22日発売
VAIO SX14-R(VJS4R2)
ソニーストア特典
・長期保証<3年ベーシック>付属
・24回払いまで分割払手数料1%
・提携カード決済で3%OFF
※2026年9月10日時点のソニーストア販売価格です。
ソニーストア販売価格
16GB
VJS4R295103B
VJS4R295104G:294,800円(税込)
32GB
VJS4R295101B
VJS4R295102G:349,800円(税込)

パーソナルコンピューターVAIO(VAIO株式会社製)
2025年9月発売
VAIO SX14(VJS1471)
ソニーストア特典
・長期保証<3年ベーシック>付属
・24回払いまで分割払手数料1%
・提携カード決済で3%OFF
※2026年9月10日時点のソニーストア販売価格です。
ソニーストア販売価格:253,000 円(税込)~

パーソナルコンピューターVAIO(VAIO株式会社製)
2025年9月発売
VAIO SX12(VJS1271)
ソニーストア特典
・長期保証<3年ベーシック>付属
・24回払いまで分割払手数料1%
・提携カード決済で3%OFF
※2026年9月10日時点のソニーストア販売価格です。
ソニーストア販売価格:253,000 円(税込)~

パーソナルコンピューターVAIO(VAIO株式会社製)
2025年3月発売
VAIO S13(VJS1361)
ソニーストア特典
・長期保証<3年ベーシック>付属
・24回払いまで分割払手数料1%
・提携カード決済で3%OFF
※2026年9月10日時点のソニーストア販売価格です。
ソニーストア販売価格:198,000 円(税込)~

パーソナルコンピューターVAIO(VAIO株式会社製)
2025年6月発売
VAIO F14(VJF1421)
ソニーストア特典
・長期保証<3年ベーシック>付属
・24回払いまで分割払手数料1%
・提携カード決済で3%OFF
※2026年9月10日時点のソニーストア販売価格です。
ソニーストア販売価格:154,000 円(税込)~

パーソナルコンピューターVAIO(VAIO株式会社製)
2025年6月発売
VAIO F16(VJF1621)
ソニーストア特典
・長期保証<3年ベーシック>付属
・24回払いまで分割払手数料1%
・提携カード決済で3%OFF
※2026年9月10日時点のソニーストア販売価格です。
ソニーストア販売価格:159,500 円(税込)~
この記事を書いた人

よしおくん
横浜のソニーショップ「ナカムラ電器」で、ソニー製品の販売と情報発信を担当しています。
カメラ・レンズ、Xperia、オーディオなどを実際に使い、ソニーショップとして販売する立場と、実際に製品を使うユーザーとして感じたことの両方から記事を執筆しています。
新製品の先行展示にも足を運び、スペックだけでは分からない使い心地や、購入前に知っておきたい情報をできるだけ分かりやすくお届けします。
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