ULT TOWER 7は爆音だけじゃない|22.8kgの大型スピーカーを日常で使う理由
ULT TOWER 7は爆音だけじゃない|22.8kgの大型スピーカーを日常で使う理由

こんにちは、よしおくんです。
ULT TOWER 7(SRS-ULT700)が、2026年9月2日に正式発表されました。
約22.8kgの大型ボディに、新開発となる直径約280mmの大型円形ウーファーを搭載。
さらに、大容量のスピーカーキャビネットやULT DUCT、高出力アンプを組み合わせ、最大420Wの出力を実現しています。
ここまで聞くと、
「パーティーやイベントで爆音を楽しむためのスピーカー?」
と思う方も多いのではないでしょうか。
もちろん、ULT TOWER 7はパーティーやDJプレイ、カラオケなどを迫力あるサウンドで楽しめる大型スピーカーです。
しかし、今回私が注目したいのはそこだけではありません。
ソニーはULT TOWER 7を、日常の音楽鑑賞まで含めた幅広いシーンで楽しめるスピーカーとして提案しています。
しかも、低音を強くしただけではありません。
世界的に活躍するヒップホップのサウンドクリエイターから得た知見やフィードバックをもとに、迫力ある重低音とボーカルの明瞭さを追求しています。
そこで気になるのが、
これだけ大きなスピーカーを、自宅で普段の音量で鳴らしたらどうなのか。
というところです。
今回は、ULT TOWER 7がなぜ約22.8kgもの大型ボディを採用したのか。
そして、その大きさが普段の音楽体験にどうつながるのか、正式発表された内容から注目ポイントを見ていきます。
ULT TOWER 7の発売日と価格

まずは、ULT TOWER 7の基本情報を確認しておきましょう。

ソニーストア販売価格は、84,700円(税込)。
発売日は、2026年9月18日(金)です。
そして、やはり目を引くのが約22.8kgという重量です。
バッグへ入れて気軽に持ち歩くようなワイヤレススピーカーではありません。
では、なぜここまで大きいのでしょうか。
👉 公式|ULT TOWER 7|商品情報
👉 公式|ULT TOWER 7|購入する
22.8kgの大型ボディに280mmウーファーを搭載

ULT TOWER 7の本体サイズは、約421×710×347mm。
質量は約22.8kgです。
その大型ボディを生かして搭載されたのが、新開発となる直径約280mmの大型円形ウーファーです。
さらに、
- 直径約280mmのウーファー×1
- ミッドレンジ×2
- フロントトゥイーター×2
- リアトゥイーター×2
を組み合わせた3wayシステムを採用しています。
つまり、低音だけを強くするための構成ではありません。
大型ウーファーが深い重低音を担当。
ミッドレンジがボーカルなどの中域を支え、前後に配置されたトゥイーターがクリアな中高域を届けます。
だからこそ気になるのが、
「この大きさは、大音量のためだけに必要なのか?」
というところです。
実は、ここからがULT TOWER 7で私が特に注目しているポイントです。
「爆音」だけではない。大型ウーファーが生む音の余裕

ULT TOWER 7には、新開発の大型円形ウーファーに加えて、大容量のスピーカーキャビネットとULT DUCTが採用されています。
さらに、高出力アンプを搭載し、最大420Wの出力を実現しています。
420Wという数字を見ると、やはり大音量を想像してしまいます。
しかし、今回注目したいのは、
「どれだけ大きな音を出せるのか」だけではありません。
ソニーもULT TOWER 7について、広い空間での大音量再生だけでなく、自宅での音楽鑑賞でも深みのある重低音と迫力あるサウンドを楽しめるとしています。
だからこそ私が気になったのが、大型ウーファーと大容量キャビネットによる**「音の余裕」**です。
普段の音量でも、無理なく深い低域を鳴らせるのか。
ここは実際に確認してみたいポイントでした。
休日のリビングで、お気に入りの音楽を流す。
少し音量を抑えて、ゆっくり音楽を楽しむ。
あるいは、ライブ映像やコンサート音源をじっくり聴く。
そんな日常のシーンで、約22.8kgという大型ボディがどんな音につながるのか。
最大420Wという数字よりも、私が気になったのは普段の音量で感じられる大型スピーカーならではの余裕でした。
ヒップホップのサウンドクリエイターと作り込んだ音

今回のULT TOWER 7でもうひとつ注目したいのが、サウンドそのものの作り込みです。
ULT TOWER 7では、シリーズで初めて世界的に活躍するヒップホップのサウンドクリエイターから得た知見やフィードバックをもとに、サウンド全体を設計しています。
参加したのは、グラミー賞ノミネート経験を持つプロデューサーのドット・ダ・ジーニアス氏をはじめ、ダル・ジョーンズ氏、ドレディ氏、デニス・“ロック・エーエム”・ジョーンズ氏。
そこで追求されたのが、
迫力ある重低音と、ボーカルの明瞭さです。
大型ウーファーというと、どうしても低音ばかりに目が向きます。
しかし、日常的に音楽を聴くなら、ボーカルが低音に埋もれずクリアに聴こえることも重要です。
「ULT=低音を強調するだけ」ではなく、音楽全体をどう気持ちよく聴かせるのか。
そこまで作り込まれているところは、実際の音を聴くうえでも注目したいポイントです。
ULT1・ULT2だけじゃない。FLATとLIVEを新搭載


ULT POWER SOUNDシリーズといえば「ULTボタン」です。
ULT TOWER 7では、このサウンドモードも進化しました。
選べるのは4種類です。
深い低域を楽しむ「ULT1」
ULT1は、深い低域を強調するモードです。
HipHopやR&Bなど、低音の深さを楽しみたい楽曲で試してみたいモードです。
パワフルな音圧を楽しむ「ULT2」
ULT2では、よりパワフルな音圧を楽しめます。
EDMなど、力強さや迫力を楽しみたいときに気になるモードです。
自然なバランスで楽しむ「FLAT」
そして、今回特に注目したいのがFLATです。
FLATでは、原音に忠実な自然なサウンドを楽しめます。
「ULT=いつでも強烈な重低音」という使い方だけではないことが分かります。
普段の音楽鑑賞という今回の記事のテーマでも、ぜひ確認したいモードです。
ライブの広がりを楽しむ「LIVE」
もうひとつ新たに用意されたのがLIVEです。
ライブ会場のような音の広がりを楽しめるモードとなっています。
ライブ映像やコンサート音源をULT TOWER 7で楽しむなら、ぜひ試してみたいところです。
なお、工場出荷状態ではULTボタンにULT1・ULT2・FLATが割り当てられています。
LIVEをULTボタンから選択する場合は、「Sony Sound Connect」アプリから設定します。
さらに、専用アプリでは10バンドイコライザーによる細かな音質調整も可能です。
その日の気分や楽曲に合わせてサウンドを選べるところも、日常使いでは面白そうです。
正面だけで聴かない。360° Party Sound


ULT TOWER 7には、360° Party Soundが搭載されています。
「Party」という名前を見るとイベント向けの機能に思えますが、普段のリビングでもメリットがあります。
前面だけでなく背面にもトゥイーターを配置。
合計4基のトゥイーターによって、スピーカーの前方だけでなく後方にもクリアな音を届けます。
つまり、
「スピーカーの正面で音楽を聴く」のではなく、「空間の中で音楽を楽しむ」
という使い方です。
リビングでソファに座っているとき。
部屋の中を移動しているとき。
家族や友人と一緒に音楽を楽しんでいるとき。
聴く位置を限定しにくいサウンドは、パーティーだけでなく日常でも使いやすそうです。
壁際や部屋の角でも音場最適化

約22.8kgの大型スピーカーだからこそ、気になるのが設置場所です。
ULT TOWER 7には「音場最適化機能」が搭載されています。
周囲の騒音やスピーカーの設置状況に合わせて、音を自動で最適化します。
さらに、縦置き・横置きなどの設置方向に応じた自動補正にも対応。
壁際や部屋の角など、設置環境によって低音が強調されやすい場合でも、クリアでバランスの取れたサウンドを楽しめるように調整します。
大型スピーカーを、音楽を聴くたびに細かく移動させるのは現実的ではありません。
だからこそ、
「置いた場所に合わせてスピーカー側が音を整えてくれる」
という考え方は、家庭で使ううえでも重要だと思います。
約30時間バッテリーだからコンセントに縛られにくい

これだけ大きなスピーカーですが、ULT TOWER 7はバッテリーを内蔵しています。
連続再生時間は約30時間。
さらに急速充電にも対応し、10分の充電で約180分再生できます。
つまり、必ずしもコンセントの近くへ設置する必要はありません。
普段はリビング。
必要なときには別の部屋へ。
屋外イベントなどでは、電源の場所を気にせず設置する。
大型スピーカーでありながら、設置場所を固定されにくいところも特徴です。
約22.8kgでも移動を考えたキャスターとハンドル
もちろん、約22.8kgを簡単に持ち歩けるわけではありません。
そこで、本体には大型ホイールとハンドルを装備しています。
ハンドルは4カ所に用意され、上下のハンドルを使って両手で持ち上げることも可能です。
さらに、ホイールを大型化し、トレッドも幅広くすることで、凹凸のある路面での安定性にも配慮されています。
大型だから動かせないのではなく、大型だからこそ移動方法まで考えられている。
ここもULT TOWER 7らしいところです。
ライティングも「パーティーだけ」ではない

ULT TOWER 7では、デザインも刷新されました。
ライティングには3種類のモードが用意されています。
BEATは、ダンスシーンなどで音楽のビート感を高めるモード。
WAVEは、友人との会話やパーティーなどを華やかに演出します。
そして面白いのがMELLOWです。
MELLOWは、リラックスしながら音楽を楽しむ空間やインテリアにもなじむ、穏やかな光を演出します。
ここにも、
「パーティーだけではなく、日常でも使う」
というULT TOWER 7の考え方が見えてきます。
自宅だけではない。イベントや簡易PAにも対応


ここまでは日常使いを中心に見てきました。
しかし、ULT TOWER 7の面白いところは、自宅で音楽を楽しむだけで終わらないことです。
XLRやRCA、マイク入力など、豊富な外部入力端子を備えています。
そのため、Bluetoothで音楽を聴くだけでなく、DJ機器などの外部音響機器との接続も可能です。
イベントや店舗、ダンスレッスンにも
マイクを接続すれば、イベント会場や店舗、施設などでのアナウンスや音声拡声にも利用できます。
さらに、
- ダンスレッスン
- 店頭イベント
- 社内行事
- 講演会
- DJプレイ
など、簡易PA機器として幅広い使い方が考えられています。
2台を使ったステレオセットアップや複数台展開にも対応。
普段は自宅で音楽を楽しみ、必要になったらイベントへ持ち出す。
そんな使い方までできるところが、一般的な家庭用ワイヤレススピーカーとの大きな違いです。
Party Chainなら最大100台まで無線接続

さらに、新しく「Party Chain」機能を搭載しました。
Auracastのブロードキャストを利用し、対応するソニー製スピーカーを最大100台まで無線接続できます。
音楽だけでなく、ライティングも同期可能です。
100台という数字からも、ULT TOWER 7が家庭内だけではなく、さまざまな規模のイベントでの活用まで考えられていることが分かります。
なお、2026年9月2日の発表時点でParty Chainの対応機種として案内されているのはULT TOWER 7です。
縦置きならIPX4相当の防滴にも対応

屋外で使うことを考え、縦置き時にはIPX4相当の防滴性能にも対応します。
そのため、水しぶきが気になる屋外イベントなどでも使いやすくなっています。
ただし、防滴性能が適用されるのは、防水カバーを正しく閉じ、本体を垂直に設置している場合です。
完全防水ではない点には注意しておきましょう。
ULT TOWER 7の主な仕様
ULT TOWER 7の特徴は、ソニー公式動画でも確認できます。
それでは最後に、主な仕様をまとめておきましょう。

まとめ|ULT TOWER 7は「爆音だけじゃない」

ULT TOWER 7の写真と約22.8kgという数字を見ると、最初は「パーティー向けの巨大なスピーカー」という印象を持つかもしれません。
最大420Wの高出力アンプ。
直径約280mmの大型円形ウーファー。
ULT DUCT。
360° Party Sound。
確かに、大きな空間を迫力あるサウンドで満たせる性能は、ULT TOWER 7の大きな魅力です。
しかし、今回発表された内容を詳しく見ていくと、それだけではありません。
FLATで自然な音を楽しむ。
LIVEでライブ会場のような広がりを楽しむ。
リビングでは360°に広がる音に包まれる。
そして、壁際や部屋の角へ置いても音場最適化によってサウンドを整える。
ライティングにも、リラックスした空間を演出するMELLOWが用意されています。
22.8kgだからこそ生まれる「日常の音の余裕」
だからこそ、正式発表を見て私が最も気になったのは、最大420Wの大音量ではありませんでした。
むしろ、その逆です。
自宅で普段音楽を聴くくらいの音量でも、280mmの大型ウーファーだからこその余裕を感じられるのか。
低音はどこまで深く沈み込むのか。
その低音の中でも、ボーカルはクリアに聴こえるのか。
そして、スピーカーの正面から離れても、どのように音楽が広がるのか。
ULT TOWER 7は「爆音だけじゃない」。
約22.8kgという大型ボディだからこそ生まれる日常の音の余裕。
そこが、この新しいワイヤレスポータブルスピーカーで私が特に注目しているポイントです。
ULT TOWER 7 関連記事はこちら
ULT TOWER 7 実機レビュー①|ULT1・ULT2・FLAT・LIVEを自宅で聴き比べ
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