ソニー コンパクトなフルサイズミラーレス一眼カメラ α7Cシリーズの『 α7C II 』と『 α7CR 』の2機種を10月13日発売! α7 IV や α7R V と比較して進化点を確認してみた
フルサイズミラーレス一眼カメラ α7Cシリーズ『 α7C II 』『 α7CR 』10月13日発売!
ソニーは、コンパクトなフルサイズミラーレス一眼カメラ α7Cシリーズの『 α7C II 』と『 α7CR 』の2機種を発売。
発売日は2023年10月13日(金)。α7C II 市場推定価格は300,000円前後(税込)、α7CR 市場推定価格は450,000円前後(税込)。先行予約販売は9月6日(水)10時より。
フルサイズミラーレス一眼カメラ α7Cシリーズ『 α7C II 』『 α7CR 』10月13日発売!
こんにちは、よしおくんです。
α7Cシリーズの第2世代モデル『α7C II』は、有効約3300万画素のフルサイズイメージセンサーを搭載し、最新の静止画や動画の機能や性能を小型・軽量設計(幅約124.0mm×高さ約71.1mm×奥行約63.4mm、重さ約514g)に実現。
α7R V のコンパクトタイプとなる『α7CR』は、有効約6100万画素のフルサイズイメージセンサーによる高い解像性能や豊かな階調性能を小型・軽量ボディ(『α7C II』と同一サイズ・重さ約515g)に凝縮し、高解像R(Resolution)シリーズを受け継ぐ新たなコンパクトフルサイズ一眼カメラです。
本日は、それぞれの兄貴分となるα7 IV や α7R V と比較し進化を確認します。
この記事の目次 |
上位モデルで培った進化したシステム
コンパクトボディに最先端のシステムを搭載
α7C II |
α7 IV |
|
有効画素(フルサイズ) | 約3300万画素 | 約3300万画素 |
有効画素(APS-C) | 約1400万画素 | 約1400万画素 |
画像処理エンジン | BIONZ XR | BIONZ XR |
AIプロセッシングユニット | 搭載 | 非搭載 |
静止画ISO感度(常用/拡張) | 100-51200(50-204800) | 100-51200(50-204800) |
RAW撮影時高感度NR[切] | – | – |
α7C IIのイメージセンサーは、α7 IVと同等の有効約3300万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーを搭載。
画像処理エンジンは、最新のBIONZ XR(ビオンズ エックスアール)を搭載。最新の画像処理エンジンBIONZ XRに加え、フルサイズ最新モデル「α7R V」に搭載されている、AI処理に特化したAIプロセッシングユニットを搭載。
α7 IVには搭載されていないAIプロセッシングユニットをα7C IIに搭載するのは、ソニーらしい!出し惜しみのない上位モデルに搭載された、ピッカピカの高画質システムが搭載されています。
ここに搭載された機能だけでも、市場推定価格300,000円(税込)が安く感じる⁉ ソニーストア販売価格は299,800円(税込)と予想すると、10%OFFクーポン活用で269,820円(税込)と27万円を切りそうですね。
価格については、個人的に買いたい理由を探しているので悪く思わないでください。
α7CR |
α7R V |
|
有効画素(フルサイズ) | 約6100万画素 | 約6100万画素 |
有効画素(APS-C) | 約2600万画素 | 約2600万画素 |
画像処理エンジン | BIONZ XR | BIONZ XR |
AIプロセッシングユニット | 搭載 | 搭載 |
静止画ISO感度(常用/拡張) | 100-32000(50-102400) | 100-32000(50-102400) |
RAW撮影時高感度NR[切] | 〇 | 〇 |
α7CRは、α7Cのコンセプトである小型・軽量を受け継ぎながら、イメージセンサーはα7R Vと同等の有効最大約6100万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー Exmor R(エクスモア アール)を搭載。
また、AIプロセッシングユニットにより認識性能を向上させた高速・高精度なAF、高性能な手ブレ補正など、持ち運びしやすいコンパクトなボディに、ソニーが培ってきた最先端技術を惜しみなく搭載した、高解像・高画質モデル。
α7C II |
α7 IV |
|
手振れ補正 | 7.0段 | 5.5段 |
動画時手振れ補正 アクティブモード |
〇 | 〇 |
対応レンズ 協調手振れ補正 |
〇 | – |
α7Cの手振れ補正は5.0段。α7 IVでは5.5段。α7C IIの7.0段は贅沢に感じています。個人的には5.5段で十分だと思っていましたが、高画素モデルおいては段数が高い方が質の向上につながると感じています。
光学式5軸ボディ内手ブレ補正機構
- 焦点距離が長くなるほど顕著に表れる角度ブレ(ピッチ/ヨー)
- マクロ撮影時など撮影倍率が大きくなるにしたがって顕著に表れるシフトブレ(X/Y)
- 手持ちでの動画撮影時や長秒撮影時などに顕著に表れる回転ブレ(ロール)
α7CR |
α7R V |
|
有手振れ補正 | 7.0段 | 8.0段 |
動画時手振れ補正 アクティブモード |
〇 | 〇 |
対応レンズ 協調手振れ補正 |
〇 | 〇 |
α7C IIとα7CR 共に7.0段となるが、α7CR のセンサーサイズを考えると同じ7.0段であっても1画素レベルの微細なブレ量を検出し補正することできることは、AIプロセッシングユニット搭載の恩恵ですね。
〈 ソニーストア 〉
AFシステム
α7C II |
α7 IV |
|
像面位相差測距点数(フルサイズ) | 759 | 759 |
像面位相差測距点数(APS-C) | 713 | 713 |
像面位相差AF画面カバー率 | 約94% | 約94% |
低照度AF(EV) | -4 | -4 |
像面位相差 作業限界F値 | F22 | F22 |
α7CR |
α7R V |
|
像面位相差測距点数(フルサイズ) | 693 | 693 |
像面位相差測距点数(APS-C) | 693 | 693 |
像面位相差AF画面カバー率 | 約79% | 約79% |
低照度AF(EV) | -4 | -4 |
像面位相差 作業限界F値 | F22 | F22 |
新商品は、α7Cシリーズのコンセプトである小型・軽量を受け継ぎラインアップ充実!
ここまで数字が同じだとは思いませんでした。小型・軽量なボディに最新の機能を詰め込んだなぁ~と関心をしています。
- α7C II:α7 IVの小型・軽量モデル
- α7CR :α7R Vの小型・軽量モデル
α7C II |
α7 IV |
|
認識被写体(静止画) | 人物・動物・鳥 昆虫・車/列車・飛行機 |
人物・動物・鳥 |
認識被写体(動画) | 人物・動物・鳥 昆虫・車/列車・飛行機 |
人物・動物 |
リアルタイムトラッキング | 〇 | 〇 |
リアルタイム認識AF | 〇 | リアルタイム瞳AF |
α7CR |
α7R V |
|
認識被写体(静止画) | 人物・動物・鳥 昆虫・車/列車・飛行機 |
人物・動物・鳥 昆虫・車/列車・飛行機 |
認識被写体(動画) | 人物・動物・鳥 昆虫・車/列車・飛行機 |
人物・動物・鳥 昆虫・車/列車・飛行機 |
リアルタイムトラッキング | 〇 | 〇 |
リアルタイム認識AF | 〇 | 〇 |
AIプロセッシングユニットを採用により、被写体の骨格情報を使ってその動きを高精度に認識することができるようになっています。
カメラが姿勢推定技術を用いて処理を行うことで、瞳だけではなく人間の胴体、頭部の位置をより高精度に認識するため、たとえばカメラに背を向けた人物を捉えたり、マスクなどで顔が見えないシーンでも人物の頭部を認識し続けます。
認識する被写体もα7 IVの[人][動物][鳥]から大幅に増え、α7R V同様、[人物]、[動物]、[昆虫]、[車/列車]、[飛行機]に対応。静止画、動画を問わず幅広い被写体を撮影できる。
α7C II |
α7 IV |
|
ピクセルシフトマルチ撮影 | – | – |
フォーカスブラケット | 〇 | – |
BULBタイマー機能/カウント表示 | 〇 | – |
連写枚数(メカシャッター) | 最高約10コマ/秒 | 最高約10コマ/秒 |
フリッカーレス撮影(メカシャッター) |
〇 | 〇 |
高分解シャッター機能 |
〇 | 〇 |
α7CR |
α7R V |
|
ピクセルシフトマルチ撮影 | 〇 | 〇 |
フォーカスブラケット | 〇 | 〇 |
BULBタイマー機能/カウント表示 | 〇 | 〇 |
連写枚数(メカシャッター) | 最高約8コマ/秒 | 最高約10コマ/秒 |
フリッカーレス撮影(メカシャッター) | 〇 | 〇 |
高分解シャッター機能 |
〇 | 〇 |
フォーカスブラケット機能
あらかじめ設定したピントの間隔や順序に基づき、カメラが自動的にピント位置をずらしながら1回の撮影で最大299枚の連続撮影を行います。撮影後、複数の画像から最適なピント位置のものを選んだり、PCアプリケーションなどですべての箇所にピントが合った深度合成を行うシーンで本機ならではの高解像素材として使えます。
フリッカーレス撮影
メカシャッターでの静止画撮影時に、蛍光灯などの人工光源の点滅によるちらつき(フリッカー)を自動的に検知し、フリッカーによる影響が少ないタイミングで撮影。速いシャッター速度で撮影したときに、画像の上下で生じる露出や色合いの差、連続撮影時の露出や色合いのばらつきを低減します。
高分解シャッター機能
LEDで照明された舞台を静止画のサイレント撮影(電子シャッター)や動画撮影する場合には、高分解シャッター機能が便利です。モニターで確認しながらフリッカーの周波数に合わせてシャッタースピードを細かく調整することで、フリッカーの影響を抑えて撮影できます。[高分解シャッター切換]をカスタムボタンに設定しておけば、動画撮影中に画面を見ながらシャッタースピードを手動で調整をしたり、すばやく簡単に機能の入/切ができます。
〈 ソニーストア 〉
動画性能
α7C II |
α7 IV |
|
ISO感度(動画)(拡張) | 100-51200(上限102400) | 100-51200(上限102400) |
動画記録時 最高解像度 | 4K | 4K |
4K記録時最高フレームレート | 60P(super35mm) | 60P(super35mm) |
カラーサンプリング(内部記録) | 4:2:2 10bit | 4:2:2 10bit |
LUT/PPLUT |
〇 |
– |
Log撮影/HLG/S-Cinetone | S-log3/〇/〇 | S-log3/S-log2/〇/〇 |
α7CR |
α7R V |
|
ISO感度(動画)(拡張) | 100-32000 | 100-32000 |
動画記録時 最高解像度 | 4K | 8K |
4K記録時最高フレームレート | 60P(1.2×クロップ) | 60P(1.2×クロップ) |
カラーサンプリング(内部記録) | 4:2:2 10bit | 4:2:2 10bit |
LUT/PPLUT | 〇 | – |
Log撮影/HLG/S-Cinetone | S-log3/〇/〇 | S-log3/S-log2/〇/〇 |
『α7C II』は7K相当、『α7CR』は6K相当の豊富な情報量を凝縮することで、高品位な4K映像として出力することができ、4:2:2 10bitで4K60pの動画記録に対応し編集時の自由度を高めます。
また、14+ストップのワイドラチチュードに対応するS-Log3を搭載し、明暗差のあるシーンでも、白とびや黒つぶれの少ない豊かな階調で描きます。
Log撮影モード時に、ユーザーがインポートした好みのLUTをカメラモニター映像に表示可能で、ポストプロダクションでの仕上がりイメージを確認しながら撮影することができます。さらに、映像制作用デジタルシネマカメラ『VENICE』の開発を通じて培った画作り「S-Cinetone」を搭載し、人の肌や被写体を美しく際立たせ、自然なハイライトを実現します。このほか、好みのモードを選び、動画と静止画の見た目や印象を簡単に変えることができるクリエイティブルックを搭載しています。
〈 ソニーストア 〉
操作性
前ダイヤル搭載は嬉しい!
フルサイズモデルで慣れてしまっている「前ダイヤル」搭載は、個人的にはすごく嬉しいですね。それに伴い、電源スイッチの位置が変更になっています。これは使っていれば慣れると思います。
シャッターボタンは従来のα7Cより大型化されている点も嬉しいですね。また、従来の露出補正ダイヤルも露出補正以外にも好みの機能が割り当てられるのも喜ばれる機能です。
モードダイヤルの下部に、新たに「静止画/動画/S&Q切り換えダイヤル」も搭載。
ファインダー倍率:0.7倍
ファインダー輝度:α7RⅤ同等
倍率約0.70倍の高解像度・高コントラストな約236万ドットXGA OLEDを採用した電子ビューファインダーを搭載。
ファインダーは変わらないのかなと思ったら、α7R Vと同等のファインダー輝度で、より明るくファインダー内の被写体を捉えることができます。早く体感したいポイントでもあります。
α7C II |
α7C |
|
パネルサイズ | 0.39型 | 0.39型 |
ドット数 | 2.36M | 2.36M |
ファインダー倍率 | 0.70倍 | 0.59倍 |
アイポイント | 22㎜ | 20㎜ |
もっと見やすいファインダーを搭載するためにバリアアングルモニターをα7C「3.0型、アスペクト3:4、約92万ドット」から、α7C II 「3.0型、アスペクト3:2、約103万ドット」のバリアングル液晶モニターへ変更されています。
モニター外形を小型化しながら3:2液晶を採用することにより、画面表示領域はα7Cより大きくなっているとのことです。このモニター外形が小さくなったことで、大型のファインダーを搭載することが可能となったようです。それでいてサイズ感を変えていない点は、コンパクトサイズへのこだわりを感じました。
MENUボタンの横に「C1」ボタンが搭載されています。これも操作性が上がりそうです。
手持ち撮影用の安定したグリップ
グリップの形状が見直しがされています。また、別売のグリップエクステンション(GP-X2)も用意されています。(α7CRは同梱)
この辺りも体感時のチェックポイントになりますね。
〈 ソニーストア 〉
発売前先行展示情報
ミラーレス一眼カメラ『α7C II』先行展示
ソニーストア直営店(銀座、札幌、名古屋、大阪、福岡天神)でのミラーレス一眼カメラ『α7C II』先行展示は、9月2日(土)より展示が開始されます。
いち早く体感をご希望される方は、お近くの直営店おいての体感がオススメです。
〈ソニーストア〉
ミラーレス一眼カメラ『α7CR』先行展示
ソニーストア直営店(銀座、札幌、名古屋、大阪、福岡天神)でのミラーレス一眼カメラ『α7CR』先行展示は、9月2日(土)より展示が開始されます。
いち早く体感をご希望される方は、お近くの直営店おいての体感がオススメです。
〈ソニーストア〉
ソニーストアはメーカー保証内容<3年>付き
- 当店店頭では、9月6日(水)より先行予約受付開始!
- 新製品カメラ&レンズ予約フェアを開催!
- 詳しくは店頭にて
デジタル一眼カメラα7C II
2023年 10月13日発売
ILCE-7CM2(ボディ)
ILCE-7CM2L(ズームレンズキット)
カラー:(B)ブラック (S)シルバー
ソニーストア特典
・My Sony ID登録特典 優待クーポン
・長期保証<3年ベーシック>付属
・24回払いまで分割払手数料0%
・提携カード決済で3%OFF
2023/8/30 現在価格
市場推定価格
ILCE-7CM2:300,000円前後(税込)
ILCE-7CM2L:330,000円前後(税込)
2023年9月6日(水)10時より予約販売開始予定
デジタル一眼カメラα7CR
2023年 10月13日発売
ILCE-7CR(ボディ)
カラー:(B)ブラック (S)シルバー
ソニーストア特典
・My Sony ID登録特典 優待クーポン
・長期保証<3年ベーシック>付属
・24回払いまで分割払手数料0%
・提携カード決済で3%OFF
2023/8/30 現在価格
市場推定価格
ILCE-7CR:450,000円前後(税込)
2023年9月6日(水)10時より予約販売開始予定
α7CR/α7C II購入者限定レンズキャッシュバックキャンペーン
キャンペーン概要
α7CR/α7C II購入者限定レンズキャッシュバックキャンペーンは、キャンペーン期間(購入期間)内にα7CRもしくはα7C IIとと対象レンズを同時購入し、応募期間内にご応募されたお客様に最大2万円をもれなくキャッシュバック!
キャンペーン実施期間
-
本体購入期間
2023年10月13日(金)~2024年1月10日(水)※この期間内に購入された対象商品が対象です。
※予約販売期間中の購入も対象となります。 -
対象レンズ購入期間
α7CR/α7C II購入日~2024年1月10日(水)※α7CRもしくはα7C IIの購入を予約した場合は、2023年9月6日(水)からα7CRもしくはα7C II購入予約日までに購入した対象レンズもキャッシュバックの対象です。
※α7CRもしくはα7C IIおよび、対象レンズの購入日はレシートに記載の日付となります。
キャンペーン応募期間
-
2023年10月13日(金)~2024年1月23日(火)
【WEB申し込み手続き締切】
2024年1月23日(火)午前10時00分00秒【専用応募封筒締切】
2024年1月23日(火)当日消印有効
〈 ソニーストア 〉
7月~9月分 ソニーストアご利用感謝 ラッキー抽選会
ソニーストアにてデジタル一眼カメラ「α7C II」「α7CR」ご予約購入の方、抽選会へエントリーすれば最低でも4,000円お得に購入できます。
クーポン反映は翌日昼頃になるので、予約開始前の9月5日までに抽選会へエントリーをしておくと安心です!
〈 ソニーストア 〉
購入・予約をする前に!My Sony ID ご登録でAV10%OFF
「 My Sony ID 新規登録 」は無料。
初めてソニーストアのご利用の方は、登録直後から使用できるWelcomeクーポンの10%OFFクーポンをご活用ください。
次のリンク先より登録ができます。
※Welcomeクーポンをご利用するには、My Sony ID 新規登録画面の「 メール・クーポンなどの受信設定 」から、「 My Sony ID登録者向け特典ソニーストアの定期クーポン 」を「 希望する 」にチェックを入れてください。
〈ソニーストア〉
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