3kgを切る軽さを体感!超望遠レンズ Gマスター「SEL400F28GM」先行展示レビュー
ソニー Eマウントのヨンニッパ FE 400mm F2.8 GM OSS「SEL400F28GM」が、先行展示されているソニーストア銀座にお邪魔してきました。
※ソニーショールーム/ソニーストア銀座の先行展示期間は、2018年7月20日(金)から7月29日(日)までなっております。
ソニー公式サイト | |
新製品 α Eマウント 単焦点レンズ「SEL400F28GM」商品情報サイトはこちら |
FE 400mm F2.8 GM OSS「SEL400F28GM」
ソニーストア銀座には、先行展示開始日の7月20日(金)に、プレスリリースに書かれていた世界最軽量を体感しにお邪魔させていただきました。
3kgを切る軽さ!(レンズ質量2895g)
プロユース・ハイアマチュアの方々向けのレンズなだけに、価格を含め一般ユーザーが簡単に手にするよなレンズではありませんが、ソニーの技術の詰まった超望遠 Gマスターレンズ登場は、注目される存在になると思います。
実際にSEL400F28GM発表後、価格.comソニーレンズ売れ筋順位にて「SEL100400GM」の順位が急上昇しました。
ソニー Aマウントレンズ 300mm F2.8 G SSM II「SAL300F28G2」の質量は2340g(三脚座別)。α9に装着を仮定するとマウントアダプターと、三脚座を合わせると、SEL400F28GMとの質量差はわずかになります。
ソニー Aマウントレンズ 500mm F4 G SSM「SAL500F40G」の質量は3460g(三脚座別)
SEL400F28GMの世界最軽量設計による高い機動力と操作性は、鏡筒前方レンズ配置を少なく抑えた光学設計により、慣性モーメントをSAL500F40Gに対して最大50%低減させているとのことです。
見た目の迫力と、価格から…重いとイメージが先行している中でしたが、「α9」と「SEL400F28GM」のセットで構えてみると軽い!と思いました。
実際に「SAL300F28G2」の方が重く感じるほどです。
クラス最軽量となる技術や工夫はどこにあるのでしょう。レンズ構成は17群、23枚となりますが、その配置をレンズ前方ではなく、出来るだけ後方に配置してあるとのことです。レンズ内部を中空に近くすることにより、カメラボディにセットした際に、扱いやすく軽く感じるとのことです。
また、Eマウントレンズとして、初めて「蛍石レンズ」を採用したとのことです。
蛍石レンズは焦点距離が長くなるほど影響が大きくなる色収差の補正に効果を発揮するとのこと。また、光学ガラスに比べて比重が小さく、レンズ軽量化に貢献しています。蛍石は柔らかく加工が難しい点もあるようです。
SEL400F28GMを体感させて頂き、軽さを感じたと同時に、ソニー公式サイトの「さあ、見たことのない世界へ。α Universe」サイトにて、写真家 小橋城 さんの記事「圧倒的に軽くて高性能なFE 400mm F2.8 GM OSSとα9との組み合わせで広がる未知なる世界」にて、語られていたことが浮かんできました。
※以下、写真家 小橋城氏記事抜粋
400mm F2.8での撮影は本当にちょっとのレンズの微妙な動きでフレーミングが大きく変わってしまいます。 特に今回の撮影ではインパクトのある写真を追及するため、選手にできるだけ寄って大きく写しているのでフレーミングがよりシビアでした。総じて、非常に繊細かつ的確にレンズをコントロールすることが求められる撮影でした。その中でも特に今回のシンクロのバク宙の撮影は、選手の一瞬の動きに合わせて素早く小さな円を描くような非常に繊細なフレーミングが求められましたが、手持ちで撮影できたことでその繊細なフレーミングがしっかりとできました。 一般的な400mm F2.8 のレンズで手持ちすると、その重さで筋肉がブレてしまい、そういったブレがフレーミングに影響することで、正確なフレーミングができなくなってしまいます。また、一脚を付けて撮影しようにも動きに縛りがでてきてしまうので、今回のような小さな円を描く繊細なフレーミングは困難です。ヨンニッパ※でありながら圧倒的に軽量なFE 400mm F2.8 GM OSSでなければ、この精緻なフレーミングはまずできなかったと思います。 |
ソニーショールーム/ソニーストア銀座での先行展示では、データの持ち帰りも可能となっていました。
ストアスタッフの方に、スナップ撮影で使ってみたいですね~と話しかけると、ポートレイトや、スナップ撮影についてのお話もでていたとのことでした。
SEL400F28GMは、1.4x/2.0xテレコンバーターに対応し、装着時も高い描写性能とAF性能を実現しているとのことです。
- 1.4xテレコンバーター使用時:560mm 開放絞り値はF4
- 2.0xテレコンバーター使用時:800mm 開放絞り値はF5.6
2倍テレコンを装着すると800mmF5.6のレンズとしても楽しめて、3102gと軽い!
レンズフードは、軽量で堅牢性に優れたカーボンファイバー製。
レンズフード内側には、植毛が施してありましたので、高い遮光効果も期待できます。
外部から確認できるマウント部もチェックしてみました。マウント固定用ネジは7本。例としてSEL70200GMは4本となりますので、マウント部の剛性と耐久性を高めているのが確認できました。
三脚座にベアリングが用いられいます。これにより高い耐久性とスムーズな回転を可能としています。三脚座 外側が1/4inch 内側が3/8inch。
三脚座リングを90°ごとのクリックストップをON/OFFできる三脚座リングクリック切替スイッチも搭載されていました。
差し込みタイプのフィルターを装着可能なスロットを装備し、ノーマルフィルターが標準装備となっています。
スイッチ操作系を確認。
名称 | 機能 |
フォーカスモードスイッチ | AF/MF切替が可能 |
フルタイムDMFスイッチ | フルタイムDMFのON/OFFの切り替えが可能 |
フォーカスレンジ 切替スイッチ |
オートフォーカス時に 合焦する範囲を3つの範囲で切り替えが可能 |
ファンクションリング 切替スイッチ |
フォーカスリングで操作可能な機能を切替え可能 (プリセットフォーカスorファンクション) |
SETボタン | プリセットフォーカス時のプリセット位置を記憶させる際に使用 |
手ブレ補正スイッチ | 手ブレ補正のON/OFFを切替え可能 |
手ブレ補正モードスイッチ | モード1.2.3の切り替えが可能 |
BEEPスイッチ | プリセットフォーカスのプリセット位置記憶時に 電子音を鳴らせるか鳴らせないかをON/OFF切替え可能 |
フルタイムDMFスイッチ
- オートフォーカスでの撮影中のフォーカスリング誤操作を避けたい時にはありがたいOFF機能となります。
手ブレ補正モードスイッチのモード別機能
- Mode1:通常の撮影
- Mode2:流し撮り撮影
- Mode3:スポーツなどダイナミックで予想できない撮影
SEL400F28GM収納するトランクタイプの専用ハードケースが付属となっていました。
ハードケースには、フィルターや、1.4x/2.0xテレコンバーターの2つが収納できるスペースが設けられていました。専用のGマスター称号がついたストラップも付属です。
以上簡単ではありますが、SEL400F28GM先行展示レビューをご案内させて頂きました。最後まで当店のブログをお読みいただきありがとうございます。皆様のデジタル一眼カメラのレンズご購入の検討材料にして頂ければ幸いです。
ぜひ、ソニーストアにて SEL400F28GMのご購入をご検討ください!
ソニー 単焦点レンズ FE 400mm F2.8 GM OSS 『 SEL400F28GM』 | |
ソニーストアならでは購入特典
ソニー直販サイト・ソニーストア ソニーストア会員登録後値引き額 146,000円もお得 |
購入・予約する前に!
そのまま購入&予約したのではもったいないので、事前に特典が受けられる「My Sony ID 新規登録」を行っておきます。
登録は無料。登録直後から使用できるWelcomeクーポンの10%OFFクーポンを活用します。
※Welcomeクーポンの10%OFFクーポンを活用する場合は、登録画面の「メール・クーポンなどの受信設定」から「My Sony ID登録者向け特典ソニーストアの定期クーポン」を「希望する」にチェックを入れてください。
ソニー公式サイト | |
My Sony ID新規登録特典のご案内はこちら |