PCM-D10 レビュー｜質の高いコンテンツ制作をサポートハイレゾ対応リニアPCMレコーダー登場！

2019年1月16日

2019年1月26日発売のライブ演奏での音楽録音や、音声レコーディング機材や電子楽器に接続可能なXLR/TRS入力端子搭載し、高品位なレコーディングを実現するハイレゾ対応リニアPCMレコーダー「PCM-D10」の実機レビューをお届けいたします！

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リニアPCMレコーダー「PCM-D10」

ソニーは、リニアPCM 192 kHz/ 24 bitのハイレゾ録音・再生に対応し、高品位なレコーディングを実現するリニアPCMレコーダー『PCM-D10』を発売します。

録音形式
［リニアPCM（WAV）］192/176.4kHz 24bit、96/88.2/48/44.1kHz 24/16bit（STEREO）
［MP3］320/128kbps（STEREO）
内蔵メモリー：16GB
最大外形寸法（幅×高さ×奥行）：約80.2×197.6×37.4mm
質量：約480g（電池含む）
その他「主な仕様」はこちら

型名	発売日	ソニーストア価格
リニアPCMレコーダー『PCM-D10』（内蔵メモリー　16GB）	1月26日	49,880円＋税

XLR/TRS入力端子を搭載

PCM-D10は、プロ・セミプロから趣味用途までのライブ演奏での音楽録音や、ラジオ向けの音声録音などのレコーディングを主なターゲットとするリニアPCMレコーダーとなります。また、192kHz/24bitの録音が行なえるのも魅力となります。

2系統のXLR/TRS入力端子を搭載したことにより、ミキサーなどの音楽機材や、エレキギターなどの電子楽器との接続が可能。また、ファンタム電源（48V）供給に対応しているので、コンデンサーマイクも接続できます。これらの機器からのダイレクト録音が魅力となります。端子にはケーブル抜けを防止するプッシュロック構造も採用しています。

可動式高感度ステレオマイクロホン内蔵

三つのポジションに調整できる可動式高感度ステレオマイクを搭載。

「X-Yポジション」

ソロ演奏や2 – 3人のセッションなど近い距離の場合のポジション

「ワイドステレオポジション」

コーラスやオーケストラなど大人数の演奏をホールで録音するような音源から距離がある場合のポジション

「ズームポジション」

狙った音をクリアに録音する場合のポジション

高感度・広帯域の単一指向性マイク

内蔵マイクは、高感度・広帯域により、伸びのある低域やバイオリンの倍音を含む高域の音源も豊かに録音することが可能となっています。

高性能デュアルADコンバータ搭載で高いS/N比を実現

幅広いダイナミックレンジと高いS/N比を実現するために、旭化成エレクトロニクス製の高性能オーディオコーデックチップ「AK4558」を2つ搭載。

二つのADコンバーターを使い、通常の音声用の回路とは別に、12dB低い信号を常に確保。これにより、演奏中の拍手など、突発的に大きな音の入力があった場合、その時点までもどって録音データを差し替えて最適なレベルに自動設定することで、音のひずみを防ぐ「デジタルリミッター」機能を搭載。

デジタルリミッターで使われているADコンバーターの仕組みを応用し、アナログ信号をデジタル信号に変換する際の機器内部のノイズを低減します。。小さい音の録音時に、ノイズの中に埋もれてしまう部分の録音データを差し替えることで、記録されるノイズを低減し、微小な音もクリアに録音する「高S/Nモード」機能を搭載。