2016年9月15日

フラッグシップモデル“ Signature Series ”ステレオヘッドホン『 MDR-Z1R 』試聴してきました！

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9月12日（月）ソニーストア大阪にて、ソニーの技術とノウハウを結集した、フラッグシップモデル “Signature Series（シグネチャーシリーズ）”の、ウォークマン WM1シリーズ『 NW-WM1Z 』『 NW-WM1A 』、ステレオヘッドホン『 MDR-Z1R 』、ヘッドホンアンプ『 TA-ZH1ES 』の4機種を試聴してきました。

話題の商品登場ですが、都内では試聴できないため初めてソニーストア大阪にて試聴してきました。ソニーストア銀座は9月24日（土）移転OPENです。

ウォークマンWM1シリーズに続いて、ステレオヘッドホン『 MDR-Z1R 』の装着性をはじめ、試聴などをお届けさせていただきます。

ステレオヘッドホン『 MDR-Z1R 』

ソニーストア大阪に初訪問です！大阪の街を楽しまずに、ソニーストア大阪で新製品「シグネチャーシリーズ」を堪能してきました！

装着性

私は、今までオーバーヘッドバンド式ヘッドホンの装着時に、違和感を感じて音に集中できないことがありました。いざ装着してみると心地よさにびっくりしてしまいました。

この心地よさはなぜ？と、ソニーストア大阪の方に質問をさせて頂きました。

イヤーパッドのこだわり

形状：多くの方の頭部をスキャンして3Dデータにしたものを参考にして、頭の凸凹にしっかりフィットするように計算されたこだわりの形状とのこと。
内部：厚みのある低反発ウレタンフォームを採用して圧力を分散することで密着するような装着感
表面素材：日本でなめし加工を施した、産地限定の高品質な羊革を使用してるそうです。肌触りは柔くて気持ちよかったですよ。

ソニーが考えるヘッドホンの2大性能は「音質」と「装着性」とのこと。まず、ピタッと耳に密着してなめらかな「装着性」にひとり感動してしまいました。目を閉じて一音一音を大切に聴かせていただきました。

また、この装着性により“空気感”の再現のためには重要となる低音域の再生を実現させているとのことです。

フィット感を高めるβチタン製ヘッドバンド

長時間のリスニングを快適に楽しむために、ヘッドバンドには、眼鏡フレームにも使われるβチタンを採用。ストアでは内部を公開はしていませんでした。

新開発レゾナンスフリーハウジング

ハウジングプロテクターに近寄って撮影してみましたが、細かい目で内部は確認できませんでした。

「レゾナンスフリーハウジング」とは？貝殻を耳に当てると「波の音がする」と言いますよね？あの「コー」という音は、周囲の音が貝殻の中で共鳴して生まれています。密閉型のハウジングの中でも同じことが発生していて、この共鳴が排除されたものを「レゾナンスフリーハウジング」と呼んでいます。（ソニーサイトより抜粋）

こだわりの音響レジスター

音響レジスターをハウジング全面に使用し、通気を最適にコントロールすることで空間共鳴を排除。
音響レジスターには、カナダ産の針葉樹を原料とするパルプを立体的に成型して使用。
抄き上げには一年を通じて温度が均一な日本の雪解けの地下水を使用。

こだわりのプロテクター

音響レジスターの保護プロテクター。
ステンレスワイヤーを繊細に編み込み3次元曲面に成形。

こだわりのビートレスポンスコントロール

ハウジング上に設けたポート（通気孔）により、低域における通気抵抗をコントロール。

ハウジング部にも、音へのこだわりがひとつひとつのパーツに込められていますね。試聴時に「ビートレスポンスコントロール」のポートは確認したのですが、一度ふさいで音の変化を確認しとけばよかったです。

大口径70mmHD（High Definition）ドライバーユニット

一般的な人の耳のサイズは、縦が平均65mm程度だそうです。耳より大きなサイズの振動板から音が聞こえると、普段から聞いている音に近い効果が得られるためのφ70mmドライバーユニットのようです。

こだわりと歴史の詰まったマグネシウムドーム振動板

振動板の「ドーム」と言われる中心部分には、軽量・高剛性を兼ね備えた薄膜のマグネシウムを採用。ボイスコイルで発生した振動をドーム部に効率良く伝達することで、低音域から120kHzまでの超広域の再生が実現されたとのことです。

ソニーは約10年前からドームの素材としてマグネシウムに着目してきたそうですが、薄く、かつドーム部分として最適な形に作る技術が非常に難しく、10年越しでようやく商品化へというこだわりと歴史が詰まったパーツだそうです。

フィボナッチパターングリル

中心部から均一な密度で広がっていくパターンを模すことで、開口部の面積が均等になり音を妨げることなく耳に届ける事ができるようになっているとのこと。見えないパーツひとつひとつにこだわりがあるのですね。

国内生産による、確かな製品へのこだわり

品質の高さを求められるMDR-Z1R。音に関係のある材料、音響レジスターやドライバーユニットのアルミニウムコートLCP、マグネシウムドーム、マグネット、これらすべてが日本製。組み立てもプロフェッショナル向け音響製品を生産している日本の工場で組み立てられているとのことです。

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こだわりのセットで試聴！

技術が注ぎ込まれたフラッグシップモデル“Signature Series（シグネチャーシリーズ）” のセットで目を閉じながら試聴させて頂きました。微小音を含めここまで聞こえるんだと感動…オーバーヘッドバンド式ヘッドホンで初めてマジで欲しいと思う出会いとなりました。同時に部屋でどのように楽しむか生活空間に変化を与えてくれる商品でした。オーディオルームが欲しい(笑)

今回紹介させていただきました“Signature Series（シグネチャーシリーズ）”は、ソニーショップとして、ソニーストア大阪さんに許可をいただいての撮影・試聴となります。