【設定編】実機で解説! デジタル一眼カメラα7Ⅳ 最初に知っておくと便利な新機能3つの設定
デジタル一眼カメラα7Ⅳ 最初に知っておくと便利な新機能3つの設定
12月17日(金)の発売日を迎えた、デジタル一眼カメラ“α7 IV”(ILCE-7M4)。
撮影性能や操作性を一新した新世代のベーシックモデルだけに、最初に知っておくと便利な新機能を3つを実機で解説いたします。
デジタル一眼カメラα7Ⅳ 最初に知っておくと便利な新機能3つの設定
こんにちは、よしおくんです。
α7シリーズも、いよいよ4代目まで来ました!
α7Ⅳは、α7Ⅲから操作系の見直しが行われ、画像処理エンジンもフラッグシップカメラ「α1」にも搭載されている「BIONZ XR(ビオンズ エックスアール)」がのってきています。
これによりメニュー表示も「α1」「α7S III」と同様になっています。
本日は、2018年3月に発売された α7Ⅲ(ILCE-7M3)からステップアップされた方向けに、新しいカメラ α7Ⅳ(ILCE-7M4)の最初に知っておくと便利な設定の確認してきます。
長くなるといけないので、今回は3つの設定とおまけにとさせて頂きます(^^♪
お付き合いいただけらた嬉しいです。
目次
- アンチダスト機能設定
- 露出補正ダイヤル(後ダイヤルR)の便利な機能割り当て
- クリエイティブルックの設定
- おまけ
アンチダスト機能設定
センサー部が見えなくなっちゃう!
センサーへのごみの付着が気になる方には、嬉しい機能が搭載されています!
その機能は、カメラの電源を切ったときにシャッターを閉じてくれる機能。
初期設定では「切」になっているので、その設定方法を確認しておきます。
MENU画面の一番下の「セットアップ」の12番「セットアップオプション」へ進みます。
12番とかなり階層は深いですね。
セットアップオプション内の「アンチダスト機能」を選びます。
アンチダスト機能内の「電源OFF時のシャッター」を選択します。
電源OFF時のシャッター内で、カメラの電源を切ったときにシャッターを閉じるかどうかを設定できます。
ここで([入]/[切])の[入]を選択。
入を選択すると注意事項の確認画面が表示されます。
ここで「確認」を選択します。
これで設定は完了!
注意して欲しいことがふたつあります。
- 閉じているシャッターを指などで触ったり、ブロアーによる清掃を行ったりしないこと。
シャッターが破損する原因になります。 - 水滴がシャッターに付着する可能性がある場合は、[電源OFF時のシャッター]を[切]に設定しておくこと。
[入]にしていると、水滴の付着により故障の原因になります。
注意事項を守るためには、電源OFF時のシャッター([入]/[切])の設定を行う必要性が出てきます。
簡単に呼び出せる『マイメニュー』に登録しておくと便利です(^^♪
露出補正ダイヤル(後ダイヤルR)の便利な機能割り当て
露出補正ダイヤルへ機能を割り当てよう!
α7Ⅳでは、露出補正ダイヤルの数字がなくなり、カスタムダイヤルのひとつとして、機能を割り当てて使用することができるようになっています。
初期設定では「露出補正ダイヤル」として動作します。
ここでは、露出補正ダイヤルを使わないMモードの時だけ、機能を割り振れる「Mモードとその他のモードを分ける」を解説します。
また、MENU画面の一番下の「セットアップ」へ進みます。
3番「操作カスタマイズ」を選択します。
静止画の「カスタムキー/ダイヤル設定」を選択します。
カスタムキー/ダイヤル設定内の「ダイヤル/ホイール」を選択します。
ここが重要!
画面上のダイヤル/ホイールの文字の下にある「Mモードとその他のモードを分ける」にチェックを入れると、[マニュアル露出]時とそれ以外の露出モード時([おまかせオート]/[プログラムオート]/[絞り優先]/[シャッタースピード優先])で別の機能を割り当てることができます。
Mモードとその他のモードを分けるにチェックを入れることにより、露出補正ダイヤルを使わないMモードの時だけ、露出補正ダイヤル(後ダイヤルR)「③」の機能変更可能となります。
③を選択すると「露出補正」が表示されます。
ここで1番の「露出」内の「ISO感度」選択し、決定をします。
設定後の表示を確認すると③に「ISO」が割り当てられました。
Mモードにして、露出補正ダイヤル(後ダイヤルR)を回転させるとISOが変更されます。
この設定を行うと!
MモードのときだけISO感度で、それ以外の時は露出補正ダイヤルという使い方ができます。
Mモードのときに親指でISO感度を決めれることで、露出決定がスムーズ感じてもらえると思います。
逆に露出ダイヤルは、数字のメモリがないのでファインダーやモニターを覗いて数値確認となります。
露出補正ダイヤルを使わないMモードの時だけ、機能を割り振れる『Mモードとその他のモードを分ける』が思っていたより便利です(^^♪
クリエイティブルックの設定
α1、α7SⅢで好評のクリエイティブルックが、ついにベーシックモデルにも搭載!
α7Ⅲの画作りクリエィティブスタイルから「クリエイティブルック」になり全10種類のモードがカメラ内にプリセットされました。
撮影する静止画・動画を思い通りの雰囲気に仕上げることができるのは、撮影時にテンションが上がりますね(^^♪
クリエイティブルック全10種類
・ST:被写体、シーンに幅広く対応する標準の仕上がり。
・PT:肌をより柔らかに再現する。人物の撮影に適している。
・NT:彩度、シャープネスが低くなり、落ち着いた雰囲気に表現する。
・VV:彩度とコントラストが高めになり、色彩豊かなシーンをより印象的に表現する。
・VV2:明るく色鮮やかな発色で、明瞭度の高い画像に仕上がります。
・FL:落ち着いた発色と印象的な空や緑の色味に、メリハリのあるコントラストを加えることで雰囲気のある画像に仕上がる。
・IN:コントラストと彩度を抑えたマットな質感に仕上がる。
・SH:透明感、柔らかさ、鮮やかさを持つ明るい雰囲気に仕上がる。
・BW:白黒のモノトーンで表現する。
・SE:セピア色のモノトーンで表現する。
一度で全部は覚えられません…
さらに、細やかな調整は、画面を見ながらコントラスト、彩度、シャドウなど最大8項目による画像の微調整が可能。
自分好みの設定をカスタムルックとして登録できちゃいます!
ちなみにα7Ⅲは、コントラスト、彩度、シャープネスの3項目です。
・コントラスト(±9)
・ハイライト(±9)
・シャドウ(±9)
・フェード(0~9)
・彩度(±9)
・シャープネス(0~9)
・シャープネスレンジ(1~5)
・明瞭度(0~9)
※シャープネスレンジは静止画撮影時にみ調整可能
ヘルプガイドを確認すると、[シャープネス]、[シャープネスレンジ]、[明瞭度]については、試し撮りを行い、カメラのモニターで拡大再生して効果を確認し、調整してくださいとの記述があります。
ミラーレス一眼カメラは、画作りをそのまま反映し撮影できることに慣れているので、微調整しても変わらないなぁ~と思った時には、再生画面で確認してくださいね。
ここが重要!
α7Ⅲのクリエィティブスタイルの表記は、スタンダード・ビビッド・ポートレート・風景などの日本語表記でした。
今回は、ST・PT・NTなどで、慣れるまで迷われることあると思います。
そこで、気になるクリエィティブルックを選択した後に「C4ボタン」を押すと、各プリセット項目の特長を説明をしてくれます。
よしおくんが気になっている「IN」。
その特長は「コントラストと彩度を抑えたマットな質感に仕上がります」。
撮影時にマッドな質感を楽しめるなど、あなたのお好みのイメージを完全再現できそうなモードと微調整の数々。
クリエイティブルックもベーシックモデルに初搭載された機能のひとつ。
設定ではありませんが、クリエイティブルックを楽しんでいただくためのご案内をさせて頂きました。
慣れるまでは、C4ボタンを活用をお忘れなく!
おまけ
Eマウントと言えば、フルサイズ、APS-Cレンズを共用で使えるメリットがある。
α7Ⅳのセンサーが、新しい3300万画素になったことにより、APS-Cクロップ時、1400万画素へ向上。
クロップを効果的に使っている方には、以下の2点を中心にメリットがあります(^^♪
- APS-C対応のレンズ時の画質アップ
- フルサイズレンズ時に焦点距離を伸ばしたい
オートフォーカス性能向上が数値でわかる像面位相差測距点数が、α7Ⅲの693点よりも多い、759点へアップ。
ちょっと驚いたのは、α1と同等の機能アップとなる『APS-Cクロップ時の像面位相差測距点数』が、221点から713点へアップしている。
Eマウントレンズ一番売れている「SEL24105G」と「α7Ⅲ』を組み合わせて撮影を楽しんでいる方には、あとちょっと焦点距離を伸ばして撮影したい時に、よく使われているAPS-Cクロップ。
クロップ効果を使い105㎜が157.5㎜へと伸ばしても、AF性能、画質ともにアップした点は魅力!
機能アップしている項目は、マイメニューに登録し、効果的にご活用いただけると嬉しいです。
本日は最後まで、【設定編】実機で解説! デジタル一眼カメラα7Ⅳ 最初に知っておくと便利な新機能3つの設定をお読み頂きありがとうございました。
新しいカメラの機能を知るお役に立てたのであれば幸いです。
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