DSC-RX100M7 実機レビュー |先行展示ソニーストア銀座で体感!
2019年7月29日、ソニーストア銀座にて先行展示がスタートしている、8月30日発売のサイバーショットRX100シリーズの新製品となる RX100 VII 「DSC-RX100M7」を体感しにお邪魔してきました。本日は DSC-RX100M7 実機レビュー をお届けさせて頂きます。
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サイバーショット DSC-RX100M7 実機レビュー
2019年7月26日に、ソニーはデジタル一眼カメラα9レベルの「スピード」と「AF性能」を実現したサイバーショットのRX100シリーズの新製品として RX100 VII(DSC-RX100M7)を発表しました。
まずは、全モデルとなるDSC-RX100M6(2018年6月22日発売)は、RX100シリーズとして初めて広角から望遠までをカバーする24-200mm F2.8-4.5(焦点距離は35mm判換算)をズームレンズを搭載して登場しましたので、RX100シリーズをお持ちの方より注目度が高いモデルでした。
その勢いは、先行予約開始日翌日には販売予定数をオーバーするご予約を頂いてモデルです。当店でもRX100シリーズ史上最大のご予約を頂きました。
その当時、レンズ200mm状態はまさに富士山!との記憶が鮮明に残っております。
私もRX100から愛用しているRXシリーズ。RX100M6から1年、まだもったいないとの気持ちもありながら、買う理由(進化点)を探しに、 ソニーストア 銀座に実機を見させてもらいにお邪魔してきました。そんな私のDSC-RX100M7 実機レビューにお付き合いください。
サイバーショット RX100 VII(DSC-RX100M7)
- 名称:RX100 VII
- 型名:DSC-RX100M7
- センサー:1.0型(13.2㎜×8.8㎜)Exmor RS CMOSセンサー、アスペクト比3:2
- 有効画素数:約2010万画素
- レンズ:ZEISS Vario-Sonnar T*レンズ
- レンズ構成:12群15枚(AAレンズを4枚含む非球面レンズ8枚)
- 画角(35㎜判相当)(静止画): 24-200mm
- 開放F値:F2.8(ワイド端時)-4.5(テレ端時)
- 絞り方式:7枚羽根虹彩絞り
- 撮影距離(レンズ先端から):AF約8㎝-∞(ワイド端時)、約100㎝-∞(テレ端時)
- 光学ズーム:8倍
- 外形寸法 幅×高さ×奥行 (mm):101.6 x 58.1 x 42.8 mm
- 質量 (g):約302g バッテリーメモリカード含む(本体のみ約275g)
- 発売日:2019年8月30日
- 市場推定価格:145,000円前後
RXシリーズの進化を確認!
まず、サイバーショットRX100シリーズの新製品RX100 VII の進化点をまとめてみました。新製品の魅力は、デジタル一眼カメラに搭載されている「リアルタイムトラッキング」機能等を小型ボディに凝縮し搭載しての登場になります。
また、動画撮影時の機能強化も行われております。ソニーのカメラは確実に静止画にプラス動画機能アップが最近の新製品の流れになってきました。
RX100 V (RX100M5A) |
RX100 VI |
RX100 VII |
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大型センサー | 1.0型積層型CMOSセンサー(メモリー一体) + 像面位相差AF センサー |
+α9同様の 信号処理能力 |
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レンズ |
24-70mm F1.8-2.8 |
24-200mm F2.8-4.5 | |
主な進化点 | ファストハイブリッドAF 0.05 秒/315点 |
0.03 秒/315点 | 0.02 秒/357点 |
リアルタイム瞳AF | + 動物瞳AF + 動画時瞳AF |
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– | – | リアルタイム トラッキング |
|
24コマ/秒AF/AE追随 | ブラックアウトフリー 20コマ/秒AF/AE追随 |
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– | – | ワンショット連写 (最大.90コマ/秒) |
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アンチディストーションシャッター1/32,000 秒 | |||
+プロキシ動画 | +S-Log3 / HLG | 4Kアクティブ手振れ補正縦位置情報 | |
– |
– |
インターバル撮影 | |
OLED EVF / 180 度チルトLCD | + ワンプッシュEVF +タッチスクリーン |
+ マイク端子 |
リアルタイムトラッキングとリアルタイム瞳AFに対応
新製品RX100 VII の魅力は、ソニーのカメラで新機能となるAIを用いて色や模様(輝度)、被写体距離(奥行)からなる空間情報をリアルタイムに高速処理し、動体を高精度に追従し続けるリアルタイムトラッキングに対応した点になると思います。
小さなボディに、デジタル一眼カメラαシリーズの最新機能を凝縮して搭載してきた点には驚きを感じました。RX100シリーズの小さい筐体で筐体で、被写体を追っかけてくれるのは、とても楽に感じました。
また、RX100M6をお持ちで、デジタル一眼カメラα6400をご購入されたお客様より、リアルタイムトラッキングを使い始めると、こんなに楽に被写体を追うことができるカメラ機能は手ばせなくて「RX100M6の出番が減っているんだよね~」とのお声を頂いております。RX100シリーズに、この機能が搭載されたら買い替え希望とのお声を頂戴しております。
もちろん、リアルタイム瞳AF機能も搭載され、人物の場合は左右の瞳の選択も可能となり、犬や猫などの動物にも対応となります。また、撮影するうえで最新機能を簡単に使えるように、モニター上でタッチすることで自動でフォーカス追従するタッチトラッキングにも対応しています。
ワンショット連写(最大.90コマ/秒)
続いては連写性能ですが、「24コマ/秒」から「20コマ/秒」と変更になっておりますが、ブラックアウトフリー連写となり、ファインダーを活用する際も被写体を捉え続けることができます。※撮影中のEVF/液晶モニターへの表示更新を約60回/秒の頻度で行い、タイムラグを可能な限り抑制。
ストアのスタッフの方にご協力いただき、ワンショット連写を確認してみました。操作方法は、ドライブモードから簡単に選択ができる点は魅力。
あまりに早すぎてどのようなシーンで活躍させるか考え中!ソニーホームページの作例で案内がなされているように、インパクトの瞬間が捉えられると楽しそうですね。
高速・高精度・高追従AF
新製品RX100 VII は、ソニーデジタル一眼カメラ最高峰の『α9』同等となる連続撮影中に最大60回/秒でAF/AE演算処理し、AF/AE追従の最高20コマ/秒のブラックアウトフリー連続撮影を実現。
これにより撮影中のファインダーや、液晶モニターへの表示更新を60回/秒の頻度で行えることにより、タイムラグを最大限抑制し、ブラックアウトがない、肉眼で被写体を捉えているような連続撮影が可能です。これによりコンパクトボディでありながら、信じられないほどの高い精度でのAF/AE追従が可能となります。
また、像面位相差検出AFは世界最多357点、コントラスト検出AFは425点となり、世界最速0.02秒の高速AFと、本当にコンパクトデジカメかと思ってしまいました。
24-200mmの高倍率ズーム
新製品RX100 VII に搭載される高倍率ズームレンズは、ZEISS Vario-Sonnar T* 24-200mm / F2.8-4.5。
レンズ構成は12群15枚(AAレンズを4枚含む非球面レンズ8枚)。光学式手ブレ補正機能は、200mmの望遠端において4.0段分の補正効果となります。新製品では、イメージセンサー上のカラーフィルターを刷新することで、人物撮影における肌色や、鮮やかな花など撮影時の色再現性が高めたとのことです。
広角から望遠までをカバーする24-200mm といっても、 F値(F2.8-4.5)の変化があるか気になるところでしたので、確認をしてみました。RX100M6と変化はなく100mm/F4.0です。
100mmを超えたあたりでF4.5に切り替わりました。続いては、新製品RX100 VIIは、従来のRXシリーズと比べ外観に変化がないため、メニューから各機能の進歩を確認してみます。
ISO感度についてですが、拡張しない状態で「ISO100」からの設定が可能となっています。RX100M6は「ISO125」。
個人的に嬉しいアップデート機能のひとつ、フォーカスエリアの枠色を「ホワイト」「レッド」より変更が行えるようになっています。これまで困っていた!被写体の色とフォーカス枠の色のコントラストが低くフォーカス位置が分かりにくかったシーンでも、ピントを合わせる際の視認性が高まりました!
ファインダー、モニター画面の表示画質を切り替える機能がRX100M6にも搭載されているのですが、RX100M7にて「高画質」設定にしてファインダーにて確認してみると、今までより見やすく感じました。※ソニーより詳細なデータ発表はないので、感覚になってしまう点はご了承ください。
MENUボタンから、各設定項目を探しながら機能を切り替える作業は、設定切り替え忘れをしてしまうこともあります。そのため、よく使う機能を「マイメニュー」に設定しておいて使用しています。小さなアップデート機能になりますが、RX100M7では!
事前に「マイメニューから表示」を「入」に設定しておくと、MENUボタンを押してから最初にマイメニューが表示されるようになります。ワンアクションの違いになりますが、私にとっては嬉しいアップデート機能です。
また、デジタル一眼カメラαシリーズでもアップデートにより搭載されている機能になりますが、MENUボタンを押した後、「Fn」ボタンにてMENUタブをスピーディに操作することが可能となっています。
Fnボタンのカスタマイズ性向上されており、Fnボタンで呼び出す機能を、静止画と動画撮影時でそれぞれ分けて登録が可能となっています。細かな利便性の向上のご案内を続けさせて頂きます。
RX100M7にも「マイダイヤル設定」が追加されました。よく使う機能をコントロールリングとコントロールホイールに割り当てることが可能となります。「押す間マイダイヤル」、「再押しマイダイヤル」、「再押しマイダイヤル(連続)」との組み合わせでお使いいただけ、よりクイックな撮影が可能になります。
ピーキング機能に、従来のピーキングの色(赤、黄、白)に青色を追加されていました。
RXシリーズにも「フォーカスエリアの限定表示」が追加されています。フォーカスエリア設定時、よく使うフォーカスエリアの種類だけを表示する機能となります。
RXシリーズにも「フォーカス位置の循環設定」が追加されています。フォーカス位置を上下左右端で循環できる設定となりますが、循環しないに設定することはないと思います。デジタル一眼カメラαシリーズで使いだすと普通に使用しています。
オートホワイトバランスを固定したい場合に便利となる任意のタイミングでオートホワイトバランスを「固定する/しない」の選択が可能になっています。
クリエイティブスタイル選択時のシャープネス設定の上限下限を従来の3からそれぞれレベル5まで拡張となっています。人物撮影時、より柔らかい表現をしたい時など便利になりますね。
個人的によく使う機能のひとつ「カスタムホワイトバランス」。そのカスタムホワイトバランスの設定時、ホワイトバランスの取り込み枠の位置を、中央固定ではなくコントロールホイールの上/下/左/右で移動できるようになりました。
新製品RX100 VII の動画機能として、AF精度・速度・追随性が向上し、RXシリーズ初となる高精度のリアルタイムトラッキングやリアルタイム瞳AF(人物のみ)に対応します。
- 画素加算のない全画素読み出しによる高解像度4K(QFHD:3840×2160)動画の本体内記録に対応。
- HDに加えて新たに4K動画撮影時のアクティブモードでの手ブレ補正に対応。(従来比最大約8倍の手ブレ補正効果)
- RX100シリーズのボディサイズで、マイク端子を新搭載。
- 4K HDR(HLG)やS-Log3の他、新たにタイムラプス動画の生成が可能な本体内インターバル撮影機能。
- 縦位置情報記録に対応。(縦位置で撮影した動画をスマートフォンなどへの転送後も縦のまま動画を再生・編集可能)
新製品 RX100 VII では、動画作品制作の方に向けたシューティンググリップキット「DSC-RX100M7G」を同時発売となります。キット内容は、RX100 VII 本体とシューティンググリップ(VCT-SGR1)、アクセサリーシュー対応のブラケットとバッテリーパックがセットになります。
このキットは、セットに含まれるアクセサリー群を考慮するとお求めやす価格設定になっていますね!
ソニーストア銀座においての RX100 VII 先行展示は、7月27日(土)より展示が開始されます。いち早く体感をご希望される方は、お近くの直営店おいての体感がオススメです。
ソニーストア及び、ソニー取扱店舗での予約販売開始は、2019年7月31日(水)からスタートいたしました。
本日は、簡単ではありますが新製品サイバーショット RX100 VII の実機レビューをご紹介をさせて頂きました。皆様のサイバーショットRX100シリーズご購入のご参考になれば幸いです。
サイバーショット RX100 VII「DSC-RX100M7」 | |
7月31日(水) 10時より |
ソニーストアならではの購入特典
ソニー直販サイト・ソニーストア ソニーストア会員登録後値引き額 14,500円もお得 |
知ってもらいたい ソニーストアでカメラを購入するメリット
当店では皆様よりソニーストアが提供する長期保証の質についてのご相談を多数頂きます。サイバーショットはコンパクトカメラとして高価格帯の製品群となります。もちろん販売価格も気になりますが、安心して購入できる店舗選びもひとつだと思います。当店にてソニーストアでの購入相談の際に、ご案内している一部をご紹介いたします。
- 価格相談&比較
まずは市場価格を調べ比較。最安値店舗の価格を確認。 - 保証比較
保証内容の確認。修理時に発生する費用例など具体的な保証のメリットをご案内しています。 - お支払い方法比較
ポイントを貯めたい方、月々のお支払いを抑えたい方など具体的なご相談をお受けしております。
皆様に安心してカメラライフを楽しんで頂くための「長期保証」の質についてご案内させて頂きます。
知ってもらいたい 長期保証のメリット!
多くの方が、製品の機械的故障をサポートするメーカー保証(1年)を、3年や5年と期間を延長する保証がスタンダードだと思います。
カメラの撮影は、場所を選びませんよね。
撮影を楽しんでいる時に、突然の雨でカメラが濡れてしまった… 残念ながらカメラ内浸水による故障が起きてしまった。そんな故障は、通常の延長保証では保証対象外になりますよね。
ちょっとした不注意で…
カメラを誤って壊れてしまった…こんな時にも保証でカバーしてくれたら安心できますね。
ソニーストアが用意した延長保証サービス
ソニーストアは、カメラ購入するサイト上のサービス選択項目に長期保証が用意されています。その保証内容は「ベーシック」と「ワイド」の2種類。長期保証「ワイド」なら、メーカー保証の範囲外となる破損・水ぬれ・火災などを保証する手厚い保証サービスが用意されています。
撮影を存分に楽しむなら断然、長期保証〈ワイド〉がおすすめ!
このワイド保証は、免責や、経過年数による減額がなく、加入期間はしっかりソニーが力強いサポートしてくれます。
既にソニーストアをご利用中の方は、お持ちのクーポン条件により、3年ワイド保証が無料の特典が用意されています。一度お持ちの「My sony ID」にてご確認ください。
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購入・予約をする前に!My Sony ID ご登録でAV10%OFF
ソニーストアのご利用は初めての方は、そのまま購入や、予約をしたのではもったいないので、事前に特典が受けられる「My Sony ID 新規登録」を行っておきます。
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