VAIO SX14 レビュー |+1インチの大画面の魅力をVAIO S13 と実機比較!
VAIO SX14 レビュー
VAIOならではの“スマート”デザインはそのままに、質量が999gで、LTEに対応したモバイルノートパソコンとなるVAIO SX14。
モバイルノートパソコンとしては大画面の14.0型ディスプレイを搭載しています。その魅力をVAIO S13と比較しながら、VAIO SX14 レビュー をお届けさせて頂きます。
14型モバイルノートPC VAIO SX14 レビュー
VAIO SX14は、スタンダードなモバイルノートPCとしては一回り大きな14.0型ディスプレイを搭載しての登場です。VAIO SX14 レビュー は「ALL BLACK EDITION」にてご案内させて頂きます。
- VAIO株式会社製:14.0型モバイルノート
- 商品カラー:ブラック/シルバー/ブラウン/オールブラック
- 発売日:2019年1月25日(金)
- ソニーストア価格:139,800円~
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向って左から「VAIO S13」「VAIO SX14」
VAIO SX14は、超スリムベゼルを採用することで、フットプリント(設置面積)は、VAIO S13とほとんど変わらないコンパクトボディです。
向って左から「VAIO S13」「VAIO SX14」
超スリムベゼルは、VAIO S13の半分以下にスリム化されています。スリムなベゼルにより、VAIOがより“スマート”に見えてきます。
向って左から「VAIO S13」「VAIO SX14」
実機にてサイズ比較すると、一回り大きな14.0型ディスプレイを搭載しながら、携帯性を損なうことなく、ほんの少し差に抑えられている点に驚きました。
向って左から「VAIO S13」「VAIO SX14」
普段から使用しているVAIO S13の携帯用ケースに、VAIO SX14を入れてもスムーズな出し入れが可能でした。
向って左から「VAIO S13」「VAIO SX14」
実機にて厚み比較すると、薄さも抑えられています。
向って左から「VAIO S13」「VAIO SX14」
VAIO SX14の登場で、一番気になった作業効率に直結するディスプレイを比較してみます。実機のそれぞれの推奨設定比較をしてみました。
VAIO S13 ディスプレイ
画像のディスプレイの「拡大縮小とレイアウト」設定
- テキスト、アプリ、その他項目サイズを変更する
150%(推奨) - 解像度
1920×1080(推奨)
VAIO SX14 ディスプレイ
画像のディスプレイの「拡大縮小とレイアウト」設定
- テキスト、アプリ、その他項目サイズを変更する
300%(推奨) - 解像度
3840×2160(推奨)
向って左から「VAIO S13」「VAIO SX14」
VAIO SX14のディスプレイ設定を、VAIO S13の推奨されている設定に合わせてみました。
画像のディスプレイの「拡大縮小とレイアウト」設定
- テキスト、アプリ、その他項目サイズを変更する
150%(推奨) - 解像度
1920×1080(推奨)
第一印象は、超スリムベゼルで+0.7インチの大画面化がこれほどまでに、画面が見やすくなっている点に驚きました。
画面が大きいとVAIO S13と比べて、テキストや表が見やすいため、作業効率は上がると思います。
続いては、VAIO S13のサイズを維持したまま、14.0型ディスプレイを搭載する際に乗り越えた点を確認してみます。
サイズアップ抑えて、14.0型ディスプレイを搭載する場合のデメリットは?
- 一般的なノートPCは、ディスプレイの上端に通信用のアンテナやインカメラを内蔵しており、そのケーブルは通常、液晶パネルの横を通っているのですが、狭額縁となるVAIO SX14ではそのスペースを確保できないという問題がおこります。
簡単に解決方法は?
- 多くのスリムベゼル製品では、アンテナやカメラをディスプレイ下部に移動させているとのことです。
その問題点は?
- ディスプレイ下部にアンテナを移すと、それだけで通信速度や安定性が落ちてしまうとのこと。また、インカメラの位置も下にし過ぎるとビデオ会議時などに鼻の穴が映り込んでしまって見栄えが悪くなってしまうのもよくないですね。
アンテナをディスプレイ上端に配置する理由(メリット)
- 少しでも高いところにある方が遠くまで電波を送ることができ、遠くの電波を受信できる
- クラムシェル型ノートPCでは、回路が全て下側(キーボード側)に入っているので、そこから発生するノイズから遠ざけたいから
- 下側にアンテナを配置すると机に近付きすぎ、その素材が金属だったりすると悪影響が起きやすい
VAIOとしての解決方法
最もワイヤレス通信の感度が上がるアンテナをディスプレイ上端配置する点は、VAIOとして妥協はしたくなかったとのことです。
ディスプレイ上端配置すると、具体的には縦幅を従来よりも約2mm短い、約7mm。ただ、アンテナの縦幅は受信感度に大きく影響します。ここを短くするとそのままではアンテナの性能が落ちてしまうのです。その解決方法は次の通りです。
- アンテナ基板から伸びているグランド(銅箔部分)の出だしの部分を可能な限り短くして、アンテナ基板とディスプレイパネルの隙間を詰めているとのこと。
- 縦幅を2mm詰めた分の長さを補うため、アンテナ基板の上端に板金を追加して立体的なL字型にし、それをパターンの一部とすることで性能を出すようにしたとのこと。
- ディスプレイ側面のケーブルの太さを約20%細くすることで対応。
- アンテナ基板の性能が従来よりも向上させ、トータルでは従来モデル同等レベルの性能を達成。
VAIOならではのタフさを備えた上で、999gを実現するために、VAIO SX14は、14.0型ディスプレイにすることによりベゼル部分にリブを組み込む余地がなくなったとのことです。
そこで、今回はコンパクトなVAIO S11で採用していたカーボン天板を、大画面モデルでも利用することなったとのこと。
ただし、VAIO SX14の天板は、VAIO S11と比べて一回り以上大きいため、5層構造からなるUDカーボンの短辺方向の強度を司る層を強化した「超高弾性UDカーボン」を、東レ株式会社と共同で新規に開発。
VAIO S11に搭載していた従来UDカーボンと比べて、短辺方向の強度が約2倍になっています。
VAIOならではのタフさとして、「ペン挟み試験」のようなVAIOならではの厳しい品質試験もきちんとクリア。
さらに「液晶180度開きひねり試験」のような新しい試験も追加し、強度を検証して従来同様の剛性はしっかり実現しての登場です。
VAIO TruePerformance がさらに進化
VAIO TruePerformance(トゥルーパフォーマンス)が、最新の第8世代インテル Core™プロセッサーの真の力を引き出します。
4コア/8スレッド駆動となり、第7世代から飛躍的に性能が向上した、最新の第8世代インテル Coreプロセッサー Uプロセッサーラインを搭載。それをVAIO独自のチューニング「VAIO TruePerformance」によって、さらに高性能化しています。
特に最上位、Core i7プロセッサー搭載モデルでは、VAIO TruePerformanceの適用によって、非適用の場合と比べて約25%ものベンチマークスコア向上が実現。VAIO S13のCore i7搭載モデルと比べても、10%以上も高速化しています。
これまでの4倍の情報量を誇る「4K」ディスプレイを選択可能
VAIO SX14のディスプレイは、よりきめ細やかな表示をお求めの方のために、4K解像度(3840×2160ドット)パネルを選択可能となりました。
※標準的な製品はフルHD解像度=1920×1080ドット表示
VAIOのラインナップは「「快」が仕事の生産性を高める。」がコンセプトですが、ALL BLACK EDITIONをセレクトし、4Kディスプレイを搭載したので、「Photoshop」をはじめ写真の現像を楽しめるように、ソフトをインストールしておきました。
モバイルノートPCとして仕事が終わった後、自宅で楽しめる点も魅力になりますね。
両手をしっかり支える「無限パームレスト」
VAIO SX14使用時にキーボード奥部が持ち上がるチルトアップヒンジ構造の採用によって、手のひらや手首にかかる負担を大幅に軽減することで快適なタイピングが行える「無限パームレスト」機構となっています。
もちろんのことですが、キーボードバックライトも搭載しています。
ビジネスの現場で求められるインターフェイスをフル装備
VAIO SX14のスリム&コンパクトな筐体の中に、新・旧規格のインターフェイスを共存。
- 4K出力対応のHDMI端子
- VGA端子(アナログRGB出力端子)
- 有線LAN端子
- USB Type-C端子
- 3つものフルサイズUSB端子
- SDメモリーカードスロット
- HDMI端子と、VGA端子(アナログRGB出力端子)/USB Type-C端子の同時出力が可能なため、内蔵ディスプレイを含めて3画面同時出力が可能
- サイズ:約幅320.4mm×高さ15.0~17.9mm×奥行222.7mm
- 質量:約999~1045g
最大連続約11.0時間のスタミナバッテリー
内蔵バッテリーだけで、外出時にACアダプターを持ち歩く必要がなくなるほどの最大約11.0時間の連続駆動を実現。
さらに、わずか1時間でも最大約8時間分の充電ができる急速充電にも対応。。また、バッテリー容量の低下を防止する「いたわり充電機能」も搭載。
なお、付属のACアダプターは約200gの小型・軽量タイプ。充電用のUSB端子が搭載されているので、PCと同時にスマートフォンなどを充電することができます。
VAIO SX14では、モバイルバッテリーからの電源供給・充電が可能。最新のUSB Power Delivery対応機器からの給電/充電に加え、スマートフォン向けの5Vモバイルバッテリーや充電器を使った、VAIO独自の「5Vアシスト充電」も可能です。
※「5Vアシスト充電」は、スマートフォン向けの小型5Vモバイルバッテリーや充電器で、VAIOに給電・充電できるようにする機能です。
本体カラーは定番ブラック&シルバーに加え、ブラウンを用意
3色の本体カラーリングを用意。
- スタンダードな「ブラック」
- VAIOのコーポレートカラーである勝色のニュアンスを含んだ「シルバー」
- 背面VAIOロゴとオーナメントに特別なゴールドメッキを施すことで、華やかさと大人の落ち着きを絶妙なバランスで表現した「ブラウン」
人気のALL BLACK EDITIONはVAIO SX14にも
ご好評の「ALL BLACK EDTION」を、VAIO SX14でもラインナップ。今回のALL BLACK EDITIONでは、これまで以上の真なる漆黒を表現する「無刻印キーボード」も選択可能。
お届けされるパッケージも、『黒』と『高性能』へのこだわりを極めた、スペシャルエディションらしくオールブラック仕様となっております。
付属のACアダプターは約200gの小型・軽量タイプとなっています。
充電用のUSB端子が搭載されているので、PCと同時にスマートフォンなどを充電することが可能となります。
VAIO SX14 | VAIO S13 | |
---|---|---|
画面サイズ | 14型 | 13.3型 |
CPU | Core i7-8565U Core i5-8265U Core i3-8145U |
Core i7-8550U Core i5-8250U Core i3-7100U Celeron-3865U |
液晶種類 | FHD / 4K | FHD |
主要な インター フェース |
USB-C USB x3 VGA HDMI LAN SDカード |
USB 3.0 x3 VGA HDMI LAN SDカード |
質量 | 約999g~ | 約1.07kg~ |
LTE | 対応 | 対応 |
サイズ[mm] | [幅] 320.4 [奥行] 222.7 [高さ] 15.0~17.9 |
[幅] 320.4 [奥行] 216.6 [高さ] 15.0~17.9 |
本日は、新製品「VAIO SX14 レビュー」のご案内をさせて頂きました。
当店がオススメするソニーストアでは、保証の範囲に合わせて<3年ベーシック>、<3年ワイド>がお選びいただけます。
- メーカー保証(1年間)と同等の内容で3年間保証する「長期保証<3年ベーシック>を無償で提供。
- 破損・水ぬれ・火災の保証まで広範囲に対応する「長期保証<3年ワイド>」を有償にて提供。
皆様のVAIOご購入の検討材料にして頂ければ幸いです。
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店頭購入特典
パーソナルコンピューターVAIO(VAIO株式会社製)を店頭よりソニー通販サイト・ソニーストアにてご購入いただきますと、さらに店頭購入特典がございます。※アウトレットモデルにはプレゼントできないクーポンもありますので、詳しくは店頭にて。
- 長期保証<3年ワイド>が3,000円OFFクーポン プレゼント!(2019年3月31日まで)
詳細につきましてはお気軽にお問い合わせください。
※My Sony IDお持ちの方は、店頭ご購入の際必要となりますのでお忘れなくお持ちください。
※My Sony IDお持ちでない方は、当店店頭にてMy Sony ID新規登録ができますのでご来店の際ご相談ください。
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