新型EVF搭載 に期待|ソニー 0.5型UXGA(1600×1200)の有機ELマイクロディスプレイ発表

ソニーデジタル一眼カメラα9や、α7R IIIに搭載の電子式ビューファインダー(0.5型)の3,686,400 ドットより高解像度化された、UXGA(1600×1200)の有機ELマイクロディスプレイ商品化を発表しています。

発表は2018年5月28日となります。ソニーフェアの準備で一日遅くなってしまいました。

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0.5型で初の高解像度UXGAを実現

ソニーは、0.5型で最高解像度となるUXGA(1600×1200)を実現した有機ELマイクロディスプレイ『ECX339A』を商品化を発表しました。

  • 世界最小の6.3μm画素ピッチを達成し、従来比約1.6倍の高解像度化を実現。
  • 従来比2分の1の電圧で動作する新規設計の駆動回路。
  • 従来比2倍の240fpsまでのフレームレートに対応。

 

 

高解像度化には、画素ピッチの縮小に伴う画質の低下や、視野角特性の悪化などの課題があるそうです。

発表した製品では高解像度化のために、次のような様々な技術を投入し、視野角特性を確保し、高解像度化を実現されたとのこと。

  • トランジスタの小型化で起こる特性のばらつきや耐圧の低下などを、トランジスタのレイアウトやプロセスの最適化により改善。
  • ソニー独自のばらつき補正回路により高画質を実現。
  • カラーフィルターをシリコン基板上に直接形成し発光層との距離を縮めるとともに、カラーフィルターの色の配置を工夫。

 

0.5型の有機ELマイクロディスプレイは、デジタルカメラの電子ビューファインダー(EVF)として広く採用されています。

発表された高画質な有機ELマイクロディスプレイは、よりリアルな映像表示と、240fpsまで対応により動きモノも滑らかな捕捉が可能となりますね。今後ソニーより発売されてくる、どんなモデルに搭載さるか今から楽しみです!

以上、簡単ではありますが、ソニー 0.5型UXGA(1600×1200)の有機ELマイクロディスプレイ発表のご案内をさせて頂きました。詳しくは次のリンク先もご確認ください。

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