2023年11月8日

ソニー「 α9 III 」を正式発表！世界初グローバルシャッター方式のフルサイズイメージセンサー搭載。市場推定価格88万円前後。発売日2024年1月26日。

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デジタル一眼カメラ「 α9 III 」

ソニーは、世界初グローバルシャッター方式のフルサイズイメージセンサー搭載した、ミラーレス一眼カメラ α9シリーズの『 α9 III（ILCE-9M3）』を発売。

発売日は2024年1月26日（金）。市場推定価格（税込）は880,000円前後。先行予約販売は2023年11月16日（木）10時より。

デジタル一眼カメラ「 α9 III 」

こんにちは、よしおくんです。

α9シリーズの第3世代モデル『α9 III 』は、スポーツや報道などのプロフェッショナルの撮影において、決定的な瞬間を捉えるカメラとなりますね。

全画素を同時に露光・読み出しを行うグローバルシャッター方式により、高速で動く被写体を撮影する時でも歪みのない映像表現が可能となります。例えば、フルスイング中のゴルフクラブを撮影しても、高速で動くゴルフクラブを歪みなく撮影が可能。

スピード番長のα9シリーズ第3世代モデル『α9 III 』の魅力を以下の目次に沿ってご案内させて頂きます。

この記事の目次

新商品 α9 III （ILCE-9M3）公式ページまとめ
『α9 III 』特長：世界初グローバルシャッター方式で生まれる新次元の静止画性能
『α9 III 』特長：歪みのない進化した動画性能
『α9 III 』特長：プロに応える操作性・信頼性
『α9 III 』特長：即納を支える高速ワークフローと拡張性
発売前先行展示情報
まとめ

新商品 α9 III （ILCE-9M3）公式ページまとめ

デジタル一眼カメラ

α9 III

型番：ILCE-9M3
発売日：2024年 1月26日（金）
市場推定価格（税込）： 880,000円前後
予約販売開始； 2023年11月16日（木）10時より

〈ソニーストア〉

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通常であれば、商品発表と同時にスペシャルコンテンツや購入者限定キャンペーンなどが同時に公開されるが、現時点で公開されている公式ページが思ったより少ないですね。

『α9 III 』特長：世界初グローバルシャッター方式で生まれる新次元の静止画性能

新商品α9 IIIは、新開発の世界初有効約2460万画素メモリー内蔵フルサイズ積層型CMOSイメージセンサーExmor RSにグローバルシャッター方式と、最新の画像処理エンジンBIONZ XRを搭載し、最高約120コマ/秒のAF/AE追従でブラックアウトフリーの連続撮影を実現。

AIプロセッシングユニットを搭載し、「リアルタイム認識AF」で、高精度かつ多種類の被写体を認識します。120コマ/秒の高速スピード性能と高精度な被写体認識性能を掛け合わることで、捉えることが難しいとされる決定的な場面や、肉眼では捉えきれない瞬間を容易に撮影することが可能。

さらに最速シャッタースピード1/80000秒（連続撮影時は1/16000秒）を実現し、高速で動く被写体でも止まっているかのように忠実に描写できます。対応するソニー製フラッシュ『HVL-F60RM2』、『HVL-F46RM』と組み合わせることで、シャッタースピード1/80000秒までの全速度でフラッシュを同調して撮影することができるので、表現の幅が広がります。

ローリングシャッター方式

従来のローリングシャッター方式は、画像の撮像面上部の画素から順に読み出す方式。

グローバルシャッター方式

グローバルシャッター方式は、全画素を同時に露光・読み出すため、高速で動く被写体でも動体の歪みが無く見たままの撮影が可能となります。

グローバルシャッターを採用してくるとは驚きました～。ソニーらしく、新開発したセンサーにグローバルシャッター方式を採用し、スピード番長らしい「α9 III」の登場です。

バッテリー持ち時間など気になりますが、バッテリーは「NP-FZ100」が採用されているので安心感はあります。

新商品α9 III 静止画撮影可能枚数：ファインダー使用時: 約410枚、液晶モニター使用時: 約520枚 (CIPA規格準拠)
従来モデルα9 II 静止画撮影可能枚数：ファインダー使用時：約500枚、液晶モニター使用時：約690枚（CIPA規格準拠）

「フラッシュ同調機能」を用いた作例

8.0段の光学式5軸ボディ内手ブレ補正に加え、シャッタースピードについては、従来メカシャッター方式がもつ制約から解放されるシャッタースピード最速1/80000秒にも驚きです。

対応するソニー製フラッシュを装着した場合は、シャッタースピード1/80000秒までの全速でフラッシュを同調して撮影することが可能。これまでのフラッシュの同調速度以上の速いスピードでシャッターを切ると、光量が急激に低下していましたが、全速フラッシュ同調機能により、高速のシャッタースピードでフラッシュを用いた明るい撮影が可能となります。

「プリ撮影機能」を用いた作例

プロフェショナルの撮影を支える各機能

プリ撮影機能：シャッターを押す前の瞬間を最大1秒前まで遡って記録
実際にシャッターを切るのが少し遅くなっても、飛び立つ鳥などの一瞬の瞬間を捉えることが容易になります。
コンポジットRAW撮影：連写した複数の画像 (4、8、16、または 32 枚、選択可能)を高品位に合成する
これにより、高いシャッタースピードで野生動物を撮影したり、暗い場所でポートレートを撮影したりすることが可能になり、ISO 設定が高くても低ノイズで非常に高画質な画質を実現

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商品情報

『α9 III 』特長：歪みのない進化した動画性能

グローバルシャッター方式のイメージセンサーは、静止画同様に動画においても歪みのない映像表現を実現。

例えば、車など高速で移動する乗り物から近くにある景色を撮影する時や高速に動く被写体などを撮影する時でも、歪みを気にすることなく撮影できます。

α シリーズとして初めて4K 120pの高解像ハイフレームレートの映像でもクロップなしでの動画記録に対応。また、6Kオーバーサンプリングによる高解像4K動画の撮影が可能です。

さらに映像制作用デジタルシネマカメラ『VENICE』の開発を通じて培った画作り「S-Cinetone（エスシネトーン）」により、人の肌や被写体を美しく際立たせ、自然なハイライトを実現。このほか、S-Log3を搭載し、Log撮影モード時はユーザーがインポートした好みのLUTを反映して表示できるなど、最新の動画性能を備える。さらに映像クリエイター向けモバイルアプリ「Monitor & Control」に対応します。

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『α9 III 』特長：プロに応える操作性・信頼性

タッチ操作ができる４軸マルチアングル液晶モニターを搭載

従来のチルト液晶モニターと横開きバリアングル液晶モニターの利便性を兼ね備え、横位置でも縦位置でも見やすい位置に自在に角度を調整できる、ソニー独自の4軸マルチアングル液晶モニターを搭載。

新しくなったグリップの形状

シャッターボタンの位置も傾斜があり、手のひらで包み込むように握りやすいグリップに見えます！プロフェショナルの長時間の撮影を快適にサポートしてくれそうですね。

横位置撮影時と同様の操作性とホールド性を実現する縦位置グリップ『VG-C5』（別売り）を装着することが可能です。

高解像の広視野、高性能電子ビューファインダー

電子ビューファインダーは、XGA OLEDを採用し、『α7R V』と同等の輝度、倍率約0.90倍と高い視認性を実現。

形式：1.6 cm (0.64型)電子式ビューファインダー (Quad-XGA OLED)
総ドッ倍率ト数：約944万ドット
約0.90倍

CFexpress Type Aメモリーカードに対応したデュアルスロット

ストレスのない高解像撮影をサポートするため、CFexpress Type Aメモリーカードに対応。

スロット1（上）、スロット2（下）ともに、CFexpress Type AメモリーカードとSDXC/SDHCメモリーカード UHS-II/UHS-Iに対応。

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『α9 III 』特長：即納を支える高速ワークフローと拡張性

高速連写による膨大な画像の選択を効率よく行えるよう、再生時にもファンクションメニューが使用可能になっています。また、事前に「再生ファンクションメニュー」を割り当てておけば、画像再生中にプロテクトやスマホ転送、FTP転送などを行えるとのことです。さらに、再生フィルターで絞り込んだ画像を選択し、ファンクションメニューから転送ができるので、特定の画像を素早く納品することができます。

このほか、カメラ背面に音声メモ専用のマイクを搭載し、騒がしい環境下でも口元の場所に位置する内蔵マイクにより、クリアに音声を収音できます。収音した音声データは、画像と共にFTP転送できます。また、各国の報道機関が参加する国際的な協議機関であるIPTC（International Press Telecommunications Council国際新聞電気通信評議会）のプリセットを最大20個設定可能です。

画像納品ワークフローを高速化するプロ向けモバイルアプリケーション「Transfer ＆Tagging」への対応や有線LANを使ったPCリモート撮影を行うアプリケーション「Remote Camera Tool」に対応します。またリモートでのカメラ操作と撮影設定の変更が可能なソフトウェアの開発キット「Camera Remote SDK」の新バージョンに、2024年春に対応する予定。

また、FTPの操作性やリレー再生、C2PAフォーマット対応などの機能拡張を、カメラソフトウェアアップデートで対応予定。

ソニーは、『α１』や『α7S III 』にもブリージング補正やリレー再生、 C2PAフォーマット対応などの各種機能を今後し、『α9 III』と共にプロフェッショナルのニーズに応えていくとのことです。

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