ソニー次世代のAPS-Cミラーレス一眼カメラ『 α6700 』7月28日発売! α6600やFX30と比較して進化点を確認してみた
ソニー次世代のAPS-Cミラーレス一眼カメラ『 α6700 』7月28日発売!
ソニーは、APS-Cミラーレス一眼カメラ『α6700』を発売。
発売日は2023年7月28日(金)。市場推定価格は220,000円前後(税込)。先行予約販売は7月18日(火)10時より。
ソニー次世代のAPS-Cミラーレス一眼カメラ『 α6700 』7月28日発売!
こんにちは、よしおくんです。
新しいα6700は、従来モデルα6600からどのように進化したかを確認していこうと思います。
次世代のAPS-Cミラーレス一眼カメラ「α6700」は、フルサイズ一眼カメラα と映像制作用カメラ商品群Cinema Line(シネマライン)で培った最新の静止画・動画性能を、α6000シリーズならではの小型軽量ボディに凝縮したモデルとなります。
本日は、静止画(α6600)・動画性能(FX30)をそれぞれのモデルと比較し進化を確認します。
この記事の目次 |
上位モデルで培った進化したシステム
フルサイズ上位モデルで培った高画質システムから確認!
α 6700 |
α6600 |
|
センサーサイズ | APS-C | APS-C |
イメージセンサー | 有効約2600万画素 裏面照射型 | 有効約2420万画素 |
画像処理エンジン | BIONZ XR | BIONZ X |
AIプロセッシングユニット | 搭載 | 非搭載 |
静止画ISO感度(常用/拡張) | 100-32000/50-102400 | 100-32000/50-102400 |
動画ISO感度(常用/拡張) | 100-32000相当 | 100-32000相当 |
静止画 RAW出力 | 14bit | 14bit |
イメージセンサーは、ソニーの最先端イメージセンサー技術を用いた有効約2600万画素のAPS-C裏面照射型Exmor R CMOSセンサーを搭載。Cinema Line FX30 と同じとの記載はないが、同等のものであると推測できます。
画像処理エンジンは、フルサイズ上位モデルで採用された最新のBIONZ XR(ビオンズ エックスアール)を搭載。α6600のBIONZ Xと比較すると最大約8倍の高速処理能力になります。
最新の画像処理エンジンBIONZ XRに加え、フルサイズ最新モデル「α7R V」に搭載されている、AI処理に特化したAIプロセッシングユニットを搭載。
FX30には搭載されていないAIプロセッシングユニットをα6700に搭載するのは、ソニーらしい!出し惜しみのない上位モデルに搭載された、ピッカピカの高画質システムが搭載されています。
ここに搭載された機能だけでも、市場推定価格220,000円(税込)が安く感じる⁉ ソニーストア販売価格は218,900円(税込)と予想すると、10%OFFクーポン活用で197,010円(税込)と実売20万円を割り込んできそうです。
価格については、個人的に買いたい理由を探しているので悪く思わないでください。
α6700 |
α6600 |
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肌領域のAE制御 | 20%安定(α6600比) | |
AIプロセッシングユニットによるオートホワイトバランス | 搭載 | 非搭載 |
表でスペック比較すると「ISO感度」は進化していません。新しいモデルなのに「残念~」と思ってしまいますよね。
先ほど触れた最大約8倍の画像処理エンジンの高速処理により、従来機(α6600)と比べて、静止画・動画撮影時ともに露出制御と色再現性能の精度も向上。
静止画・動画撮影時、画面内の顔の肌領域を検出し、最適な明るさになるようにAEアルゴリズムが進化。逆光で顔が暗くなっている場合や、太陽光が顔に当たって明るすぎるシーン、横向きのシーンなどのAE制御が、従来比で約20%安定したとのことです。
α7R Vなどフルサイズ機で培った進化したアルゴリズムにより、人肌の再現性が向上したほか、空や緑をより自然な色あいで再現が可能となっているとのこと。
α6700は、数字では見えない「質」が向上しています。
α6700 |
α6600 |
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ボディ内5軸手ブレ補正 | 搭載 | 搭載 |
補正段数 | 5段 | 5段 |
動画アクティブモード | 搭載 | 非搭載 |
光学式5軸ボディ内手ブレ補正機構を搭載。
- 焦点距離が長くなるほど顕著に表れる角度ブレ(ピッチ/ヨー)
- マクロ撮影時など撮影倍率が大きくなるにしたがって顕著に表れるシフトブレ(X/Y)
- 手持ちでの動画撮影時や長秒撮影時などに顕著に表れる回転ブレ(ロール)
フルサイズミラーレス一眼カメラ『α7R V』と同じAIプロセッシングユニットを搭載することにより、新アルゴリズムにより1画素レベルの微細なブレ量を検出し補正することで、従来機(α6600)に比べ、被写体をより鮮鋭に捉えることが可能となるとのことです。
従来機(α6600)と同じ光学式5軸ボディ内手ブレ補正機構でありながらも、数字では見えない「質」が向上しています。
α6700 |
α6600 |
|
クリエイティブルック | 搭載 | クリエイティブスタイル |
HEIFフォーマット | 搭載 | 非搭載 |
ロスレス圧縮RAW | 搭載 | 非搭載 |
AIプロセッシングユニット | 搭載 | 非搭載 |
JPEG/HEIF ライト | 搭載 | 非搭載 |
HLG静止画モード | 搭載 | 非搭載 |
好評な全10種類のモードがカメラ内にプリセットされている「クリエイティブルック」を搭載するなど、静止画撮影で役に立つ多彩な機能が搭載されています。
最近VLOGCAMの新商品が続いていたので、静止画重視の方にも喜んで頂けるモデル登場は嬉しい限りです!
〈ソニーストア〉
AFシステム
α6700 |
α6600 |
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測距点/カバー率 | 759点/93% | 425点/84% |
AIプロセッシングユニット | 搭載 | 非搭載 |
暗所AF性能 | EV -3 | EV -2 |
フルサイズ機α7R Vに搭載されている「AIプロセッシングユニット」を搭載。
ディープラーニングを含むAI処理で、人物の骨格や姿勢などの詳細な情報に基づいた、より高精度な被写体認識が可能となります。さらに、動物の種類、乗り物、昆虫など、より幅広い被写体を認識 。
従来機(α6600)よりさらに大きく進化した次世代AFシステムが、静止画・動画を問わず、撮影をサポート。
最新のAFアルゴリズムにより、室内など暗いシーンにおいても、EV -3(AF-S、ISO100相当/F2.0レンズ使用)の低輝度でのAF撮影が可能。また、「AF時の絞り駆動」設定に、低照度環境下や絞りこんでの撮影に有用な「フォーカス優先」モードも搭載。
α6700 |
α6600 |
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認識被写体 | 人物・動物・鳥 昆虫・車/列車・飛行機 |
静止画:人物・動物 動画:人物 |
瞳左右選択 | 人物・動物 | 人物 |
被写体自動選択モード | 動物/鳥 | – |
認識AF 詳細設定 | 搭載 | – |
被写体認識部位選択 | 搭載 | – |
フルサイズ機に搭載されているAIプロセッシングユニットを採用。被写体の骨格情報を使ってその動きを高精度に認識することができるようになり、人物の瞳の認識精度がα6600比で約60%向上しています。
カメラが姿勢推定技術を用いて処理を行うことで、瞳だけではなく人間の胴体、頭部の位置をより高精度に認識するため、たとえばカメラに背を向けた人物を捉えたり、マスクなどで顔が見えないシーンでも人物の頭部を認識し続けます。
認識する被写体もα6600の[人]、[動物]から大幅に増え、α7R V同様、[人物]、[動物]、[鳥]、[昆虫]、[車/列車]、[飛行機]に対応。静止画、動画を問わず幅広い被写体を撮影できる。
α6600と比べ、動物に対する認識性能は40%以上アップしています。
α6700 |
α6600 |
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連続記録可能枚数 | 1000枚以上 | 116枚 |
高速連写は「AF/AE追随 最高約11コマ/秒」と同じ。
サイレント撮影時に以下の違いがあります。
- α6700:約11コマ/秒
- α6600:約8コマ/秒
α6700の最新画像処理エンジン BIONZ XRの高い処理能力と大容量バッファメモリー、UHS-II/UHS-I対応のSDXC/SDHCメモリーカードへの書き込み速度の向上により、圧縮RAWで59枚、ロスレス圧縮RAWで23枚、JPEG撮影時は1000枚以上の連写持続性能を実現。
高速連写は約11コマ/秒と同じでも、連続記録可能枚数の違いによりメモリー書き込み時のストレスは段違いに向上しています。
α6700 |
α6600 |
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フルタイムDMF機能 | 搭載 | 非搭載 |
フォーカスブラケット機能 | 搭載 | 非搭載 |
フリッカーレス撮影 | 搭載 | 非搭載 |
高分解シャッター機能 | 搭載 | 非搭載 |
フルタイムDMF機能
AF-CやAF-Sなどオートフォーカスでの静止画撮影中に、装着レンズのフォーカスリング操作により任意のタイミングで一時的にマニュアルフォーカスモードに切り替えることができます。AF撮影時に別の被写体にピントが引かれたときでも、フォーカスリングを回転させれば被写体近辺にピント位置をすばやく戻せます。
フォーカスブラケット機能
あらかじめ設定したピントの間隔や順序に基づき、カメラが自動的にピント位置をずらしながら1回の撮影で最大299枚の連続撮影を行います。撮影後、複数の画像から最適なピント位置のものを選んだり、PCアプリケーションなどですべての箇所にピントが合った深度合成を行うシーンで本機ならではの高解像素材として使えます。
フリッカーレス撮影
メカシャッターでの静止画撮影時に、蛍光灯などの人工光源の点滅によるちらつき(フリッカー)を自動的に検知し、フリッカーによる影響が少ないタイミングで撮影。速いシャッター速度で撮影したときに、画像の上下で生じる露出や色合いの差、連続撮影時の露出や色合いのばらつきを低減します。最高約11コマ/秒(Hi+時)までのAF/AE追随高速連写に対応します。
高分解シャッター機能
LEDで照明された舞台を静止画のサイレント撮影(電子シャッター)や動画撮影する場合には、高分解シャッター機能が便利です。モニターで確認しながらフリッカーの周波数に合わせてシャッタースピードを細かく調整することで、フリッカーの影響を抑えて撮影できます。[高分解シャッター切換]をカスタムボタンに設定しておけば、動画撮影中に画面を見ながらシャッタースピードを手動で調整をしたり、すばやく簡単に機能の入/切ができます。
〈ソニーストア〉
動画性能
動画専用機の高い性能を受け継いだ動画機能
α6700 |
α6600 |
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4K120P/FHD240P | 搭載 | 非搭載 |
S&Q | 搭載 | FHD |
タイムプラス動画 | 搭載 | 非搭載 |
映像制作用カメラ商品群Cinema Line(シネマライン)FX30搭載の「4K120P/FHD240P」「S&Q」が搭載されています。また、VLOGCAM「ZV-E1」に搭載されている「タイムプラス動画」をα6000シリーズの小型軽量ボディに凝縮してきたのは驚きです。
動画性能においても、ソニーらしく出し惜しみのない上位モデルに搭載された機能が搭載されています。
α6700 |
α6600 |
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撮影モード (XAVC HS 4K) | 搭載 | 非搭載 |
撮影モード (XAVC S-I 4K) | 搭載 | 非搭載 |
S-Cinetone | 搭載 | 非搭載 |
HLG | 4:2:2 10bit | 4:2:0 8bit |
ユーザーLUT | 搭載 | 非搭載 |
フォーカスマップ機能 | 搭載 | 非搭載 |
ブリージング補正機能 | 搭載 | 非搭載 |
高画質フォーマットをはじめ、S-Cinetoneなどシネマライン「FX30」に搭載されているハイレベルな動画性能をコンパクトなボディに凝縮しています。
α6700 |
α6600 |
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リアルタイムトラッキング |
人物・動物・鳥 昆虫・車/列車・飛行機 |
人物 |
AFアシスト機能 | 搭載 | 非搭載 |
ピーキング表示 | 搭載 | 非搭載 |
光学式手ブレ補正 アクティブモード |
搭載 | 非搭載 |
オートフレーミング | 搭載 | 非搭載 |
デジタルオーディオインターフェース | 搭載 | 非搭載 |
風切り音を選択的に低減(内蔵マイク) | 搭載 | 非搭載 |
FX30にも搭載されているカメラ本体の「マルチインターフェース(MI)シュー」にデジタルオーディオインターフェースを追加するなど、別売のワイヤレスマイクロホン と接続し、高音質録音も可能。
FX30の動画機能として「Cine EIモード」や「XLRハンドル対応」「空冷ファン内蔵」の優位性があります。
〈ソニーストア〉
操作性
前ダイヤル搭載は嬉しい!
フルサイズモデルで慣れてしまっている「前ダイヤル」搭載は、個人的にはすごく嬉しいですね。それに伴い、電源スイッチの位置が変更になっています。これは使っていれば慣れると思います。
前ダイヤルは、絞りや露出補正以外にも好みの機能が割り当てられるとのことです。
「静止画/動画/S&Q切り換えダイヤル」も搭載。
倍率約1.07倍(35mm判換算:約0.70倍)の高解像度・高コントラストな約236万ドットXGA OLEDを採用した電子ビューファインダーを搭載。
ファインダーは変わらないのかなと思ったら、α6600と比べてファインダーの輝度が約2倍向上、α7R Vと同等の輝度で、より明るくファインダー内の被写体を捉えることができるとのことです。早く体感したいポイントでもあります。
その他にも「タッチ対応メニュー」対応や「RECボタン」位置の変更、「AF-ONボタン」搭載など、コンパクトでありながら操作性向上が期待できる仕様になっています。
α6700 |
α6600 |
|
USB端子 | TYPE-C | マルチ/マイクロUSB |
メディアスロット | UHS-Ⅱ | UHS-Ⅰ |
HDMI出力 | マイクロHDMI | マイクロHDMI |
ヘッドホン出力 | 〇 | 〇 |
マイク入力 | 〇 | 〇 |
バッテリー | NP-FZ100 | NP-FZ100 |
USB-PD | 対応 | 非対応 |
ホールド性を追求したグリップ
グリップの形状を見直しがされています。α6600からグリップの厚みを増し、形状が変更になりホールド性をさらに向上しているとのことです。この辺りも体感時のチェックポイントになりますね。
〈ソニーストア〉
発売前先行展示情報
ソニーストア直営店(銀座、札幌、名古屋、大阪、福岡天神)でのAPS-Cミラーレス一眼カメラ『α6700』先行展示は、7月15日(土)より展示が開始されます。(札幌のみ7/20)
いち早く体感をご希望される方は、お近くの直営店おいての体感がオススメです。
〈ソニーストア〉
ソニーストアはメーカー保証内容<3年>付き
- 当店店頭では、ソニーストアで使える店頭専用クーポンをご用意してのご購入相談受付中!
- 7月~8月15日まではお得に購入できる店頭専用クーポンをご用意したサマーフェアを開催!
- 詳しくは店頭にて
デジタル一眼カメラα6700
2023年 7月28日発売
ILCE-6700(ボディ)
ILCE-6700M(高倍率ズームレンズキット)
ソニーストア特典
・My Sony ID登録特典 優待クーポン
・長期保証<3年ベーシック>付属
・24回払いまで分割払手数料0%
・提携カード決済で3%OFF
2023/7/18 現在価格
ILCE-6700 218,900円(税込)
ILCE-6700M 262,900円(税込)
2023年7月18日(火)10時より予約販売開始予定
α6700購入者限定レンズキャッシュバックキャンペーン
キャンペーン概要
α6700購入者限定レンズキャッシュバックキャンペーンは、キャンペーン期間(購入期間)内にα6700と対象レンズを同時購入し、応募期間内にご応募されたお客様に¥10,000をもれなくキャッシュバック!
キャンペーン実施期間
-
本体購入期間
2023年7月28日(金)~2023年9月25日(月)※この期間内に購入された対象商品が対象です。
※予約販売期間中の購入も対象となります。 -
対象レンズ購入期間
α6700購入日~2023年9月25日(月)※α6700の購入を予約した場合は、2023年7月18日(火)からα6700購入予約日までに購入した対象レンズもキャッシュバックの対象です。
※α6700および、対象レンズの購入日はレシートに記載の日付となります。
キャンペーン応募期間
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2023年7月28日(金)~2023年10月10日(火)
【WEB申し込み手続き締切】
2023年10月10日(火)午前10時【専用応募封筒締切】
2023年10月10日(火)当日消印有効
〈 ソニーストア 〉
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〈 ソニーストア 〉
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〈ソニーストア〉
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