ソニーの「立体オーディオ」はどう凄いのか!新たな時代の始まり SRS-RA3000 レビュー
新たな時代の始まり SRS-RA3000 レビュー
2021年4月16日発売のワイヤレススピーカー「 SRS-RA3000 」の実機を使ってレビュー をお届けいたします。
音楽と言えばステレオで楽しむ常識から、新たな音楽体験となる音を立体的に楽しむ世界を感じてみました。
新たな時代の始まり SRS-RA3000 レビュー
こんにちは、よしおくんです。
本日は、下記のコンテンツに沿って「SRS-RA3000」の魅力を確認していきたいと思います。
- 360 Reality Audio (サンロクマル・リアリティオーディオ)とは?
- 全方位スピーカーシステムの音場を確認!
- スピーカーユニットを確認!
360 Reality Audio (サンロクマル・リアリティオーディオ)とは?
ソニーが、昨年より欧米でサービス展開を始めていた。
360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)を国内でも本格始動。
360との数字が示すように、全方位から音が降りそそぐ音楽体験を提供する技術です。
簡単にいうなら、電力を使用しない楽器で演奏されるアンプラグドの生演奏のような音響状況を再現するのが360 Reality Audio。
お持ちのヘッドホンにて、360 Reality Audioと従来のステレオの疑似体感が可能です。
このヘッドホン体感を含め、360 Reality Audio音楽ストリーミングサービスや認定商品などを紹介する公式サイトが用意されています。
下記のリンク先よりご確認ください。
ソニーは「360 Reality Audio」の普及推進のために他社へのライセンスの提供を進めています。
-
360 Reality Audio対応ヘッドホンで、より臨場感ある音楽体験を実現するために音場を一人ひとりに最適化するソニー独自技術のライセンス。
-
360 Reality Audio対応スマートフォン、および車載オーディオで360 Reality Audioを再生するための技術ライセンス。
詳細は下記のURLよりご確認ください。
https://www.sony.co.jp/Products/360RA/licensing/
全方位スピーカーシステムの音場を確認!
今年1月にソニーが公開したザラ・ラーソンのデモコンテンツをヘッドホンにて体感。
その時「音が空間を動き回る」ような感じを受けました。
スピーカーでは、どうなんだろう?
ソニーサイトでの音の広がりイメージは上記の画像。
360 Reality Audio音楽を体感。
電源を入れるとまず動作するのが、環境に合わせて自動で音を最適化する「オートサウンドキャリブレーション」。
スピーカーが周囲の環境を測定し、音のバランスを最適に補正。
環境測定中は、♪(サウンドモード)ランプが、ゆっくり明るくなったり暗くなったりしました。
続いて、360 Reality Audioの音源を提供するストリーミングサービスAmazon Music HDを再生するには、ソニーのアプリ「Music Center」に追加してセットアップする。
ヘッドホン体感でのイメージが強く残っている中でSRS-RA3000で聴みる。
天井が高め(3m以上)の事務所で聴いたときは、音が上に行く感じは薄く感じた。
ボディ横から空間全体への広がりは、通常のワイヤレススピーカーのより広範囲に拡散している。
高域の伸びと解像感は良く、音の広がりと共に誰もが違いを体感しやすい。
続いて、一般的な天井高(2400mm)の8畳ほどの環境で再試聴。
ヘッドホンで聴いた「音が空間を動き回る」と言うより、音に包まれている感覚でした。
床、腰高、胸あたりと電源を入れ直し、「オートサウンドキャリブレーション」にて最適化。
フルレンジスピーカーひとつで、ほとんどの領域をカバーしている点から、
個人的には腰高での低音の締まりと高音のバランスが良いと感じた。
現在、ハイレゾ音源は充実している。
ハイレゾ音源スタート時と同様に360 Reality Audio音源の拡大はこれから。
現実的な普段聴いている2chコンテンツで試聴。
SRS-RA3000には普段聴いている音源においても、より臨場感と広がりのあるサウンドで再生が可能な「Immersive AE(Audio Enhancement)」(イマーシブオーディオエンハンスメント)を搭載。
本体上面にてボタンにてオンオフが可能。
本体を腰高にセッティング。置き場所も固くしっかりした家具の上。
Immersive AEをオンにし、同じ音源にてグラスサウンドスピーカー「LSPX-S2」と比較。
- LSPX-S2は部屋を音で満たす。
- SRS-RA3000は音に包まれる。
SRS-RA3000は、ライブ音源でとくに臨場感があふれていると感じた。テレビと組み合わせて、ライブ映像視聴にも活躍してくれそう。
さらにお気に入りのライブ音源にて、聞き取りにくかったボーカル帯域が聞こえた点は嬉しかった。
ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XB43」との価格差は1万円程。
新しい音源に対応したモデルとしては、安く感じてしまった。
スピーカーユニットを確認!
SRS-RA3000の全方位スピーカーシステムを確認。
SRS-RA3000の全方位スピーカーシステムは、スピーカー上部に搭載されたオムニディフューザーが音を拡散。
- オムニディフューザー×1 : 360度方向へ音を拡散させ、部屋いっぱいに広がる音場を実現
- フルレンジスピーカー(約80㎜口径×1) : 1つのスピーカーで部屋を満たす音の広がりを実現
- パッシブラジエーター×2 : 低音を増強させ、豊かな低音を実現
- ビームトゥイーター×2 : 効果的に音を拡散し、立体感のある音場を実現
ゴールド調のビームトゥイーターと上下面以外は、ファブリック調の生地で包まれている。
ACコードにて電源供給。
伝送率が高く、安定したワイヤレス環境で使用できる5GHzのWi-Fi規格「IEEE 802.11a/n」に対応。
5GHzワイヤレスLAN機器の屋外使用は法令により禁止されている。
ワイヤレススピーカーであるが、ポータブルスピーカーでないので注意してほしい。
外部入力端子はステレオミニジャック。
入力されたアナログ信号を、48kHz/24bitのADコンバーターで処理することで入力信号をロスなくデジタル信号化する。
SRS-RA3000は「DSEE」搭載
圧縮された音源で失われがちな高音域を効果的に補完しクリアに再現する「DSEE」。
音楽配信サービスなどの圧縮された音源を原音により近い広がりのある音で再生。圧縮率を上げても音質劣化が少なく、聞き疲れしにくい自然な音で楽しめます。
ワイヤレススピーカー SRS-RA3000 レビューまとめ
最大外形寸法(幅×高さ×奥行):約146mm x 247mm x 155mm
質量:約2,500g
ソニーストア価格:36,300 円(税込)
- 360 Reality Audio 対応
- 立体的な音場を再現するオムニディフューザーとビームトゥイーター搭載
- Immersive AE(Audio Enhancement)搭載
- 豊かな低音を響かせるパッシブラジエーター搭載
- 音楽配信サービスもハイレゾ級高音質に再現する「DSEE」搭載
- サラウンドキャリブレーションで環境に合わせて音を最適化
- 防湿仕様
〈ソニーストア〉
立体的な音場を実現するワイヤレススピーカーとして発売となった「SRS-RA3000」。
価格は36,300円。実質価格は32,670円(税込)前後で手にできる。
よしおくんの生まれ年1972年の音楽テープから、CD、MD、音楽配信、ハイレゾ音源と約10年刻みで、新しいフォーマットが誕生し普及してきました。
ハイレゾ音源に対応したワイヤレススピーカーSRS-X9や後継モデルのSRS-X99が、7万円前後で登場したこと考えると安く感じてしまう。
また、今後アーティストの表現が広がる360 Reality Audioを活用したコンテンツ配信が楽しみ。
新しいワイヤレススピーカーの選択肢として、チェックしてもらえると嬉しいです。
■ワイヤレススピーカー「SRS-RA3000」 |
|
---|---|
ソニーストアならではの購入特典
2021/4/15 現在価格 ソニーストア価格:36,300 円(税込)
|
|
■ワイヤレススピーカー「SRS-RA5000」 |
|
---|---|
ソニーストアならではの購入特典
2021/4/15 現在価格 ソニーストア価格:66,000 円(税込)
|
|
購入・予約をする前に!My Sony ID ご登録でAV10%OFF
「 My Sony ID 新規登録 」は無料。
初めてソニーストアのご利用の方は、登録直後から使用できるWelcomeクーポンの10%OFFクーポンをご活用ください。
※Welcomeクーポンの10%OFFクーポンをご利用すには、My Sony ID 新規登録画面の「 メール・クーポンなどの受信設定 」から「 My Sony ID登録者向け特典ソニーストアの定期クーポン 」を「 希望する 」にチェックを入れてください。
無料登録のMy Sony ID 特典や、登録については下記のリンク先よりご確認ください。
〈ソニーストア〉
TOPページに戻る