ソニーストア銀座で体感！フルサイズミラーレス α7R IV 『ILCE-7RM4』展示レビュー
2019年9月6日に発売のソニー フルサイズミラーレス α7R IV (ILCE-7RM4)の先行展示が開始されたソニーストア銀座にお邪魔してきました。
話題のカメラだけに体感時間の制限はありましたが、その中でも感じられたILCE-7RM4 実機レビューをご案内させて頂きます。
| ソニー公式サイト | |
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デジタル一眼カメラ 『ILCE-7RM4』展示レビュー
ソニーデジタル一眼カメラαシリーズのフルサイズミラーレス機の第4世代として『α7R IV ( ILCE-7RM4 )』が2019年9月6日に発売となります。
- 名称：α7R IV
- 型名：ILCE-7RM4
- レンズマウント：Eマウント
- 外形寸法 幅×高さ×奥行 (mm)：128.9 × 96.4 × 77.5 mm
- 質量 (g)：約665g バッテリーメモリカード含む（本体のみ約580ｇ）
- 発売日：2019年9月6日
- 市場推定価格：400,000円前後+税
フルサイズミラーレス最高画質
- 新開発 世界初61MP 裏面照射型CMOSセンサー
- 低感度時約15ストップの広ダイナミックレンジ
- 進化した画像処理システム BIONZ X & フロントエンドLSI
- ISO100-32000（拡張で50-102400）
- 5.5段 5軸ボディ内手振れ補正
- 4K動画撮影機能（S-Log2/3, HLG）
圧倒的なAF性能/スピード
- AF/AE追随 最高10コマ/秒の高速連写
- 撮像領域の74%をカバーする567点像面位相差AFセンサーと425点コントラストAFによる高速高精度のファストハイブリッドAF
- リアルタイム瞳AF（人物/動物/動画撮影時の人物）
- リアルタイムトラッキング
高画質を活かしきる操作性・信頼性
- 0.5型電子式ビューファインダー、576万ドットUXGA OLED Tru-Finder
- 5GHz WiFi/USB 3.2 Gen 1 対応 USB Type-Cによる高速転送
- ホールド性を強化した新しいグリップ形状
- 防塵・防滴性能を強化
- 長時間の撮影を可能にする670枚スタミナ性能
デジタル一眼カメラα7Rシリーズの進化を確認！
ソニー公式サイトにて確認できる製品画像の範囲ですと、外観イメージはα7R IIIなどと大きく変わらないイメージでしたので進化を表にしてみました。
α7R Ⅱからα7R IIIへの進化の際、多くの方が強いインパクトを受けられたと思います。それ故にα7R IVへの期待も大きくなっていると思います。進化を確認するとフルサイズミラーレスとして、α7R IV はハードウェアとして着実な進化はしていますね。
ハードウェアの進歩と共に第4世代として気になる点がありました！それは「プロの声を反映した操作性の改善」。写真を撮影する道具として、どの点にプロの意見が反映されている確認したいと思います。
| α7RⅡ | α7RⅢ | α7RⅣ | |
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画質 |
Exmor R CMOS |
Exmor R CMOS |
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BIONZ X |
BIONZ X |
最新BIONZ X |
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ISO 100 – 25600 |
ISO 100 – 32000 |
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ピクセルマルチシフト撮影 (4枚 / 42.4MP) |
ピクセルマルチシフト撮影 +(16枚 / 240MP) |
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AF スピード |
ファストハイブリッドAF 399点 |
ファストハイブリッドAF567点 |
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ロックオンAF |
リアルタイムトラッキング |
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瞳AF (AF-C) |
リアルタイム瞳AF |
+ 左右瞳選択 |
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連続撮影枚数 5コマ/秒 |
連続撮影枚数 10コマ/秒 |
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動画 信頼性 操作性 |
光学式5軸ボディ内手ブレ補正 4.5段 |
光学式5軸ボディ内手ブレ補正 5.5段 |
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4K / S-Log2 / XAVC-S |
+ S-Log2/3 & HLG |
+ デジタルオーディオインターフェースシュー |
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236万画素 EVF |
369万画素 Quad-VGA OLED |
576万画素 UXGA OLED |
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デュアルスロット |
デュアルスロット (両方UHS-II) |
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有線PCリモート/ FTP / |
+ ワイヤレスPCリモート |
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操作性の改善 |
+プロの声を反映した |
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グリップ形状のホールド性を確認！
まずは、ホールド性を強化した新しいグリップ形状を確認してみました。下記の外形寸法からみると、外見イメージに変化が起こらに程度の寸法となっていますが、実際にホールドしてみると「小指がきちんとかかる」新しいグリップに驚きました。
α7R IIIの場合、私の手ではグリップから小指が外れてしまうため、大口径レンズを装着した際はグリップエクステンション「GP-X1EM」を使用していました。ここまでホールド性が上がったフルサイズミラーレス機の第4世代となるα7R IVなら、グリップエクステンションの必要性はなさそうです。
また、グリップ形状変更によるホールド性向上に伴い、シャッターボタンも変更されておりストレスは感じことはありませんでした。
α7R IV 外形寸法
- 約128.9（幅） ｘ 96.4（高さ） ｘ 77.5（奥行き）mm、
約128.9（幅） ｘ 96.4（高さ） ｘ 67.3（奥行き）mm（グリップからモニターまで）
α7R III 外形寸法
- 約126.9（幅） ｘ 95.6（高さ） ｘ 73.7（奥行き）mm、
約126.9（幅） ｘ 95.6（高さ） ｘ 62.7（奥行き）mm（グリップからモニターまで）
撮影時に頻繁に用いる操作部を確認！
ボディトップの外観で違いを探すと「露出補正ダイヤル」「後ダイヤル」に変更があります。
露出補正ダイヤルロックボタンの搭載
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露出補正ダイヤルのセンターに露出補正ダイヤルロックボタンを追加されています。ボタンを押すたびに露出補正ダイヤルのロック・ロック解除が切り替わります。押し下げている間はダイヤルが不用意に回転しないようロックされます。従来モデルにはない追加操作機能となります。
後ダイヤルの操作性
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α7R IIIでは隠れていた後ダイヤルがボディトップに配置され、形状・位置の変更により設定値の変更は、親指で今まで以上にスムーズに行えました。
続いてモニター側の操作部での違いを探すと「AF-ON」「マルチセレクター」に変更があります。
『AF-ON』ボタンの操作性向上
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操作性向上のひとつとして、使用頻度の高いAF-ONボタンの径が従来モデルと比較すると格段に大きくなっており、凸量も調整されているようですね。また、押したときのクリック感やボタン配置の最適化が図られており操作性が格段に向上していました。
マルチセレクターの操作性向上
- マルチセレクターの表面の形状が、グリップ性の高いテクスチャーに変更されているのが確認できますね。実際に撮影している際、マルチセレクターから親指がずれることがなくなったので、確実な操作を行うことができました。
続いてはカードスロットを確認してみました。両方ともUHS-II対応したカードスロットに変更です。
- αシリーズのダブルスロットルをお使いの方は、スロット1と2の上下が入れ替わっていますので、最初に注意が必要です。従来同様記録メディア設定メニューから、同時記録、静止画/動画や静止画JPEG/RAWなどの振り分け記録を選択することや、リレー記録の設定は可能ですのご安心ください。
- SDカード専用となっており、メモリースティックの使用はできなくなっています。
グリップの次にテンションが上がったファインダー！
UXGA （Ultra-XGA OLED） Tru-Finderを新搭載したα7R IV。約576万ドットの圧倒的な解像度にテンションが上がりました。 α7R IIIもキレイだと思っていますが、 α7R IIIに搭載しているQVGA OLED Tru-Finderに比べ、約1.6倍の高解像度化となります。
ソニーストア銀座にてα7R IVのファインダーを体感されているお客様が、「ぞくぞくする」とのお声と共に「写欲が上がるよ～」と喜ばれている声が印象的でした。
新しいグリップ形状や、各操作部の変更により、新製品『α7R IV』専用縦位置グリップの登場します。
高容量Zシリーズバッテリーを2個まで装着可能で、自動的に次のバッテリーに切り替えて連続撮影ができるため、長時間の撮影でもバッテリー残容量を気にせず撮影が可能となります。『α7R IV』のグリップ形状変更や、マルチセレクター、前後ダイヤル、AF ONボタン、シャッターボタンなどを配置し、横位置撮影と同じ感覚で縦位置撮影が可能となります。
グリップの外装には、『α7R IV』と同様に軽量化と高剛性を両立させるマグネシウム合金を採用。各部操作ボタンやダイヤル部には防塵防滴に配慮した設計となっております。さらに本体のUSB端子を経由して、縦位置グリップ内の2つのバッテリーに充電が可能です。
対応機種：『α7R IV』
発売日：9月6日 メーカー希望小売価格：38,000円＋税
※先行予約販売は7月23日(火) 10時より開始されます
縦位置グリップ「VG-C4EM」公式製品サイトはこちら
メニューからアップデートされた機能をピックアップ！
ここからは、α7R IIIよりアップデートされた機能をピックアップさせて頂きます。まず最初に「フォーカスエリア枠色」が変更可能となりましたのでご紹介させて頂きます。
フォーカス枠の色指定
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個人的に嬉しいアップデート機能のひとつ、フォーカス枠の色を『ホワイト』と『レッド』から選択可能となります。これまで困っていた！被写体の色とフォーカス枠の色のコントラストが低くフォーカス位置が分かりにくかったシーンでも、ピントを合わせる際の視認性が高まりました！
上記写真はレッドを選択して確認しました。
クリエイティブスタイル
- クリエイティブスタイル選択時のシャープネス設定の上限下限を従来の3からそれぞれレベル５まで拡張が可能になっています。柔軟に自分好みの解像感を変更できるのは、撮影時の楽しみが広がるので嬉しいですね。
画像アスペクト比
- 従来の3:2、16:9に加え、新たに4:3と1:1の画像アスペクト比に対応。フルサイズで4:3は初になります。
個人的によく使う機能のひとつなのですが、カスタムホワイトバランスの設定時に機能がアップデートされていました。
カスタムホワイトバランス
- カスタムホワイトバランスの設定時、ホワイトバランスの取り込み枠の位置を、中央固定ではなくコントロールホイールの上/下/左/右への移動が可能に！
その他にも、α6400や、α9アップデートにより追加されている機能の「フォーカス位置の循環設定」なども、しっかりとアップデートされております。ソニーストア銀座の体感時間にも限りがあり、全ての機能アップデートをご紹介できない点はお許しください。
ソニーストア銀座においての α7R IV ( ILCE-7RM4 )先行展示は、7月19日（金）より開始されました。いち早く体感をご希望される方は、お近くの直営店おいての体感がオススメです。
初日にお伺いした際、話題のカメラだけに多くの皆様に体感いただくための時間制限が行われおりました。週末はとくに混雑が予想されますので、お時間に余裕をお持ちになってご来場ください。
ソニーストア及び、ソニー取扱店舗での予約販売開始は、2019年7月23日（火）からの予定となっております。当店も7月23日（火）より先行予約販売受付を開始いたします。皆様のご相談をお待ちしております。
本日は、簡単ではありますが新製品デジタル一眼カメラα7R IV 『ILCE-7RM4』展示レビュー をお届けさせて頂きました。皆様のデジタル一眼カメラαシリーズご購入のご参考になれば幸いです。
| デジタル一眼カメラ α7R IV 「ILCE-7RM4」 | |
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7月23日(火) 10時より予約販売開始 |
ソニーストアならではの購入特典
ソニー直販サイト・ソニーストア ソニーストア会員登録後値引き額 39,900円もお得 |
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