デジタル一眼カメラ α で 1月31日の「 皆既月食 」に初挑戦する方へ!
2018年の皆既月食は、1月31日と7月28日。注目すべきは、1月31日から2月1日の皆既月食、2年に1度訪れる「ブルームーン」現象が起こるそうです。
デジタル一眼カメラ α シリーズで、この1月31日の皆既月食&ブルームーンの撮影に初挑戦される方へ、基本的な月を撮るテクニックをご紹介します。※ブルームーンとは(比較的)青く見える月。
月の撮影に初挑戦!
デジタル一眼カメラ α 7シリーズ「α7 II」と、レンズ「SEL70200G」の組み合わせでご紹介します。月を撮る準備をするものは、200mm以上の望遠レンズが望ましいですね。また、月を大きく撮影したい場合はブレやすくなりますので、三脚やレリーズを準備!
撮る前にチェックしよう
撮影はMモードがオススメなのですが、初めてMモードに挑戦する方へ、撮影前に練習を兼ねて機能の確認をしてみましょう。
ピントはマニュアルフォーカス(MF)で合わせます。その際のピントは必ずしもフォーカスリングを回し切った位置(無限遠)で合うとは限らないので、必ず拡大して確認することをお勧めします。
例、『ピーキング』を使ったピント合わせ。
ピーキング機能を使用すると、フォーカスリングを回しピントが合うと赤くなります。(色の変更は可能)
色の変更は、[MENU]→[カスタム設定]→[2]→[ピーキング色]より変更が可能です。
続いて、MFアシストは[MENU]→[カスタム設定]→[1]→[MFアシスト]より変更が可能です。
MFアシストを使用すると、被写体を液晶画面で拡大しながらピントを合わせることができます。拡大する場所は操作ボタンで移動できるので、ピントが合っているかどうかを確認しましょう。
皆既月食の撮影時は、暗い中での撮影となりますよね。室内で確認できる機能は、練習をして慣れておいてください。
撮りながらチェックしよう
デジタル一眼カメラ α なら、当日の撮影時、絞りをF8、シャッター速度を1/800秒、ISO感度をISO100からISO400 を目安に調整してみましょう。また、ホワイトバランスを変えることで、月のイメージは大きく変化します。ひとつひとつ試してみてお気に入りの色を見つけてみましょう!
- 三脚を使用する場合は手ブレ補正機能をオフにします。[MENU]→[カメラ設定]→[7]→[手ブレ補正]
- シャッターを切るときの振動でブレが気になる場合は、セルフタイマーを2秒に設定して撮影しましょう。[Fn]→[ドライブモード]→[セルフタイマー]
ぜひ、皆既月食の撮影をたのしんでください。
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