ソニーストア銀座で体感!600㎜レンズ FE200-600mm F5.6-6.3 G OSS『 SEL200600G 』レビュー
2019年7月26日発売となる、焦点距離600㎜をカバーする超望遠ズームレンズ FE 200-600MM F5.6-6.3 G OSS『SEL200600G』の発売前体感・展示が行われているソニーストア銀座にお邪魔してきました。
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FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS 「SEL200600G」製品サイトはこちら |
みなさん期待の超望遠ズームレンズ『SEL200600G』
みなさん期待のEマウント初の望遠端600㎜の超望遠ズームレンズの登場!
初対面となる「SEL200600G」は、白ボディでインナーズーム構造。第一印象は、大砲を持っているような威圧感はなく、思っていたよりスマート。
FE200-600mm F5.6-6.3 G OSS 基本データ
- 名称:FE 200-600MM F5.6-6.3 G OSS
- 型名:SEL200600G
- レンズマウント:ソニー Eマウント
- 焦点距離(mm):200〜600㎜
- レンズ構成(群-枚):17群24枚
- 画角(35㎜判):12°30′-4°10′
- 開放絞り(F値):5.6-6.3
- 最小絞り(F値):32-36
- 絞り羽根(枚):11
- 最短撮影距離 (m):2.4m
- 最大撮影倍率:0.2倍
- フィルター径 (mm):95mm
- 外形寸法 最大径x長さ (mm):111.5 x 318 mm
- 質量 約 (g):2115 g
- 発売日:2019年7月26日
- メーカー希望小売価格:278,000円+税
SEL200600Gの鏡筒は、ズーム時もレンズの長さが変わらないインナーズーム方式が採用されています。操作性で重要なズームリングの感触は、90°まで回さなくてもズーム全域をカバーできており好感触。
続いては、焦点距離と対応F値の相関を確認してみました。
焦点距離300㎜付近にて「F5.6」「F6.3」が切り替わりました。
テレコンバーター装着時の場合
- 1.4倍(SEL14TC):焦点距離(280-840㎜)の465㎜付近にて「F8」「F9」
(テレコン装着F値1段分落ちます) - 2.0倍(SEL20TC):焦点距離(400-1200㎜)の600㎜付近にて「F11」「F13」
(テレコン装着F値2段分落ちます)
SEL200600Gは、別売のテレコンバーター「1.4倍(SEL14TC)・2.0倍(SEL20TC)」に対応しています。これにより最長1200㎜までの超望遠撮影が可能となります。
600㎜の望遠があれば大丈夫と思っても、最長1200㎜までいけるとなると気になるところです。そこで、カメラ本体別にSEL200600Gとテレコン装着時のAFの確認をしておきます。
カメラ |
像面位相差AF |
SEL14TC1.4倍 | SEL20TC2.0倍 | ||
ワイド端 280㎜ F8 |
テレ端 840㎜ F9 |
ワイド端 400㎜ F11 |
テレ端 1200㎜ F13 |
||
α9 | F16 | 像面位相差 +コントラスト |
像面位相差 +コントラスト |
像面位相差 +コントラスト |
像面位相差 +コントラスト |
α7M3 | F11 | 像面位相差 +コントラスト |
像面位相差 +コントラスト |
像面位相差 +コントラスト |
コントラスト |
7RM3 | F8 | 像面位相差 +コントラスト |
コントラスト | コントラスト | コントラスト |
α6400 | F11 | 像面位相差 +コントラスト |
像面位相差 +コントラスト |
像面位相差 +コントラスト |
コントラスト |
α6500 | F11 | 像面位相差 +コントラスト |
像面位相差 +コントラスト |
像面位相差 +コントラスト |
コントラスト |
テレコンバーターを装着して、ソニーストア内では像面位相差が上限を超えても動作しましたが、光量が足りないなど撮影環境により、上限に達していないF値でも動作しない場合もありますので、動作限界F値は目安とお考え下さい。
続いては、望遠端600㎜超望遠ズームレンズならではのレンズ内の「光学式手ぶれ補正」について確認してみました。
SEL200600Gの名称は「FE 200-600MM F5.6-6.3 G OSS」。
名称内にある「OSS」とは、レンズ内光学式手ブレ補正機能を搭載したこと表しております。
OSSレンズとなるSEL200600Gを装着時、レンズに最適化された「レンズ内光学式手ブレ補正」と「ボディ内手ぶれ補正」の両方が利用されます。レンズ内ブレ補正で2軸を、カメラボディ内ブレ補正で3軸を補正します。※対象ボディ:α6500/α9/α7RM3/α7M3/α7M2/α7SM2/α7RM2
自由度の高い手持ち撮影時には、レンズ内の光学式手ブレ補正機能を確認して、撮影をより楽しみたいですね。
レンズ側に、レンズ内の手ブレ補正ON/OFFスイッチが搭載されています。その下にある「MODE」となるのが、手ブレ補正モードスイッチとなります。Gレンズシリーズとして、初となる「MODE 3」が搭載されています。
- Mode1:通常の撮影(広範囲、静物)
- Mode2:流し撮り撮影
- Mode3:スポーツなどダイナミックで予想できない撮影時のフレーミングをストレスなく行える
Mode3とは、バスケや、ダンスなどになるのかな~と撮影被写体がなかったので、いまいちピンとこなかったのですが、スポーツや動物など動きが早く不規則な被写体を撮影する際、ファインダー像の見えの安定を重視して、フレーミングをストレスなく行うためのモードとのことです。
フォーカスモードスイッチ「AF/MF」はもちろんのこと、フォーカスレンジリミッターも搭載されています。最短撮影距離 の2.4mから10mをはじめ3段階が用意されています。
三脚リングの台座は取り外し可能です。
レンズの最前面には、フッ素コーティングが施され、表面に汚れが付着するのを防止します。撥水・撥油効果が高いため、汚れが付着した場合も簡単に拭き取ることができます。フィルター径が、95mmとなりますが、ソニー純正アクセサリーとしてのMCフィルターのご用意がありません。ご了承ください。
ソニーストア内にて撮影をさせて頂きました。写真はワイド端200㎜。
写真はワイド端600㎜。ワイド端での撮影は、表現を広げられるEマウントレンズとして、相当な人気を得て供給不足なりそうな予感です。
実際にストアにて体感している間でも「これは買う!」と、明言している方が多数いらっしゃり望遠端600㎜超望遠ズームレンズへの期待を感じました。
ソニーストア各店舗においてのSEL200600G先行展示は、6月13日(木)より展示が開始されます。いち早く体感をご希望される方は、お近くの直営店おいての体感がオススメです。
新商品「SEL200600G」発売前体験・展示についてこちら
ソニーストア及び、ソニー取扱店舗での予約販売開始は、2019年6月18日(火) 10時からの予定となっております。
ソニー初の600㎜望遠ズームレンズ登場となりますので、ソニーストアにおいても、発売日前には当初の予定数を上回る可能性が高いと予想しています。先行予約開始日の注文手続き終了順に製品は出荷されます。ご予約が早いほどお手元に届くタイミングも早くなります。ご購入をご検討されている方は、6月18日の先行予約開始日をご活用ください。
ソニーストア販売価格は、6月18日まで未定となりますが、ソニーストア販売価格予想として252,000円+税位かなって思います。10%OFFクーポンを活用するとなら、226,800円+税位での購入予想です。
600㎜までは必要ないと買わない理由をつくりつつも、ワイド端側のボケを体感してしまうと、やほり欲しくなってしまいました。6月18日(火)の先行予約開始日が楽しみです。当店店頭においても6月18日より先行予約受付を開始いたします。
本日は、ソニー初の600㎜望遠ズームレンズ『 SEL200600G 』レビューのご案内をさせて頂きました。皆様のEマウントレンズご購入のご参考になれば幸いです。製品詳細については、リンク先もご参考にしてください。
ソニー Eマウント望遠ズームレンズ FE 200-600MM F5.6-6.3 G OSS『SEL200600G』 | |
ソニーストアならでは購入特典
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