ソニー 新開発の8.6Kセンサー搭載のシネマカメラ最上位機 CineAlta『 VENICE 2 』 2機種を発売
CineAlta『 VENICE 2 』 2機種を発売
ソニーは、デジタルシネマカメラ「CineAlta」の『VENICE 2』 2機種を発表。
新開発の8.6Kセンサー搭載した、『VENICE 2』 8Kを2022年2月、『VENICE 2』 6Kを2022年3月に発売。
市場推定価格（税込）は、 8Kモデル680万円前後、6Kモデル620万円前後。
CineAlta『 VENICE 2 』 2機種を発売
こんにちは、よしおくんです。
CineAltaカメラは、本体、周辺機器を含め一般向けのカメラではありません。
シネマ撮影用のカメラ。
みなさんが鑑賞された映画の中にも「CineAlta」で撮影されている作品があると思います。
ソニーは、2000年よりデジタルシネマカメラCineAltaを展開して、高画質な映像表現と制作ワークフローの両面を追求。
2017年の発売以降、『VENICE』はファームウェアアップデートや新開発のカメラヘッド延長システムにより映像表現の幅を広げ、ハリウッド映画をはじめ、今年のエミー賞で最多受賞を果たした「ザ・クラウン」(シーズン４)、King Gnu「三文小説」などの著名なアーティストのミュージックビデオやCM撮影、さらにオンデマンド配信のコンテンツやTVのドラマなど、多くの映像制作において使用されています。
ソニーは映像制作関係者の声により、現行『VENICE』の主な特長を継承しながら、表現力と使い勝手をさらに進化させた『VENICE 2』を発売。
※CineAlta（シネアルタ）とは、ソニーに映画撮影用カメラのブランド名。映画の『Cinema』とイタリア語で最高や高度などを意味する『Alta』から名付けられています。
「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」などの作品で知られる英国/全米撮影監督協会（BSC/ASC）の撮影監督 ロブ・ハーディ氏コメント
「以前から『VENICE』を愛用していましたが、今回『VENICE 2』を使用する素晴らしい機会に恵まれました。
8.6Kラージセンサーを使用したのはこれが初めてでしたが、幸運にもアナモフィックレンズを入手し、このセンサーの撮像面積を最大限に活用した、非常にシネマライクな効果を映像で実現できました。
またISOが強化されたため、暗い場所でも高速で撮影できるようになったのは以前にはなかった大きなメリットでした。」
ロブ・ハーディ氏が『VENICE 2』で撮影した作品は、以下のYouTubeにてご覧いただけます。
動画のプロユースへ製品を提供するソニー。
多くの映像制作で鍛えられているカメラ技術が、今後の民生用カメラへのフィードバックを楽しみにしたいと思います。
以下、法人向けのリンク先になります。
・ニュースリリース：新開発8.6Kフルフレームセンサー搭載機など、デジタルシネマカメラ最上位機『VENICE 2』2機種を発売
・製品ページ（法人向け）：ラージセンサーカメラ｜VENICE 2
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