ソニー完全ワイヤレス WF-1000XM4 レビュー |ノイキャン性能だけじゃない進化点をWF-1000XM3と徹底比較!
ソニー完全ワイヤレス WF-1000XM4 レビュー
2021年6月25日発売のソニー ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「 WF-1000XM4 」の実機を使ってレビュー をお届けいたします。
WF-1000XM4の進化点を従来モデルWF-1000XM3と比較しながら確認をしてみました。
ソニー完全ワイヤレス WF-1000XM4 レビュー
こんにちは、よしおくんです。
本日は、下記のコンテンツに沿って「 WF-1000XM4 」の進化した魅力を確認していきます。
- ノイキャン性能
WF-1000XM3を大きく上回る、業界最高クラスノイズキャンセリング性能 - 高音質
完全ワイヤレスでハイレゾワイヤレス(LDAC)対応、
DSEE Extreme搭載の圧倒的な高音質 - 通話品質
あらゆる環境下でクリアに音声を届けるマイク性能 - 基本性能
イヤホン本体やケースを小型化しながら、
安定接続、IPX4、ロングバッテリー、装着感など基本性能を向上 - スマート性能
スピーク・トゥ・チャットなどのスマート機能やスマホフレンドリー機能を多数搭載
〈ソニーストア〉
完全ワイヤレス『WF-1000XM4』の供給に関するお知らせ |生産上の都合により商品のお届けまでにお時間をいただく状況
ソニーは、2021年6月9日(水)より受注開始したワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット 『WF-1000XM4』の供給に関するお知らせを開始しました。
9月3日より即納へ! ソニー完全ワイヤレス「WF-1000XM4」ブラック、ソニーストア在庫回復
9月3日より即納へ! ソニー完全ワイヤレス「WF-1000XM4」ブラック、ソニーストア在庫回復 今話題のソニー 完全ワイヤレス「WF-1000XM4」。9月3日(金)にソニーストアのお届け目安が変更され、ブラックが当日出荷対応となりました。
ノイキャン性能
WF-1000XM4 は、「プロセッサー」「イヤーピース」「ドライバー」の3つを進化させて、従来モデル(WF-1000XM3)よりもノイズキャンセリング性能を高めている。
- プロセッサー
統合プロセッサーV1は、BluetoothSoCと高音質ノイズキャンセリングプロセッサーを1つのチップに統合したもの。
ノイズに対して低遅延での処理が可能になり、特に高音域でのノイズキャンセリング性能が向上。 - イヤーピース
新しく独自開発したノイズアイソレーションイヤーピースを採用。
遮音性能が向上。独自開発のポリウレタンフォーム素材を使用することで、主に高音域のノイズを減衰さている。 - ドライバー
WF-1000XM3から磁石体積を拡大し、かつ、振動板の可動性を高めたハイコンプライアンスな振動板を採用した専用設計6mmドライバーユニット搭載。
高精度なキャンセル信号を低音域まで生成することで、低音域のノイズキャンセリング効果を高めている。
業界最高クラスのノイキャン性能のテストには、
飛行機ノイズ(中低音)をYouTubeの「B787機内環境音」を使って確認してみました(^^♪
周波数を確認すると一般的いわれる20Hz~600Hzの低い帯域「低音域」、800Hz~2kHzの帯域は「中音域」のボリュームがありました。
新モデル「WF-1000XM4 」、従来モデル「WF-1000XM3」に、ぷらすしてオーバーヘッドホンの「WH-1000XM4」の3モデルでチェック!
まずは、新モデル「WF-1000XM4 」から、
離陸前のノイズ(環境音)の消え方は、微かに聞こえる程度。
正直イヤホンでここまで消えているのに驚きました。
続いては、テレビのボリュームを上げて、かなり騒々しい状態で比較(ほぼ近所迷惑)
かなりうるさい状態でも最高峰ノイキャン性能の「WH-1000XM4」オーバーヘッドホンでは、ほぼ気にならないレベルとなる。ここを基準とする。
新モデル「WF-1000XM4 」のイヤホンタイプでは、全体的にノイズを感じるが、楽曲は聞き取れる。従来モデル「WF-1000XM3」と比較すると、格段にノイキャン性能はアップしている違いを確認できた。
新しく独自開発したノイズアイソレーションイヤーピースのしっかりとした装着感があり、耳に入るノイズを抑えてくれている。
その後はショッピングモール、電車の環境音で確認。
従来モデル「WF-1000XM3」だと子供声や全体の喧騒を感じることがあるが、新モデル「WF-1000XM4 」だと電車のアナウンスされる人の声は聞こえるが、それ以外が抑えられている。
外音取り込み機能は自然で、駅名の確認やアナウンスを聞く際も便利。
ノイキャン性能の違いだけで、正直ほしくなった。よしおくんは「ブラック」カラーを予約しました。
公式商品サイトにて、全周波数でノイズが低減されている比較データが公開されている。
WF-1000XM3で気になっていた風ノイズが低減されている。
この機能は、風を検知するとフィードフォワードマイクがOFFとなり自動的に風ノイズを低減。
〈ソニーストア〉
高音質
(写真向かって左WF-1000XM4、右WF-1000XM3)
好きな楽曲で試聴!
コンパクトになったけど…音質は大丈夫?
(写真向かって左WF-1000XM4、右WF-1000XM3)
イヤーピースサイズはともに「M」。
思った以上に高さの違いありました。
試聴を開始して一番最初に感じたのは、低音の音のキレとともに豊かな感じがGood!
また音の情報量が多く感じ、音の広がりも気に入ったイヤホンになりました。
もちろん中音域の抜け感も好み(^^♪
試聴したら欲しくなるイヤホン、新商品はすぐに品切れるので発売前の予約がおすすめ。
この音質向上の技術背景には、ノイズキャンセリング性能向上のところでふれた、プロセッサーとドライバーユニットの機能向上が音質向上にも寄与しています。
統合プロセッサーV1は、処理速度向上だけではないようです。
- A/Dコンバーター、D/AコンバーターのS/N比も改善、これによって音の解像感が向上。
- ドライバーユニットの再生能力向上によって低域の質感についても改善。
- マグネット大型化による駆動力の向上で小型ながらダイナミックな音を再生が可能に。
- 高域の音質向上についてはソフトウェアによる改善が大きいとのこと。
ソニーの完全ワイヤレスイヤホンとして、初のLDACコーデックに対応。
LDAC対応機器との接続なら、ハイレゾコンテンツを従来のBluetooth Audioの最大約3倍の情報量で伝送できることになるので、完全ワイヤレスイヤホンでもより高音質で楽しめるようになりました。
AIによりあらゆる音源をその楽曲に合った最適なハイレゾ級の臨場感をもたらす「DSEE Extreme」を搭載。
これにより圧縮音源もハイレゾ級で楽しめる!
360 Reality Audio 認定モデル。
360 Reality Audioとは、全方位に広がる音に包まれるような新たな音楽体験。
WF-1000XM4は、「Headphones Connect」アプリを使い、個人の耳に合わせて音を最適化して立体音響を楽しめるモデル。
〈ソニーストア〉
通話品質
昨今、新型コロナ禍に伴うテレワークの普及でビデオ会議をする機会が増えています。
WF-1000XM4は音楽のみならず、通話体験の向上にも力が入っています!
実際に通話にて体感。
会話は聞き取りやすくなっていました。
また、ノイズアイソレーションイヤーピースの遮音性アップにより、聞き取りやすさは、これは従来モデルに戻れないと思うほど格段にアップしている。
WF-1000XM4は、通話品質向上のために新たに「ビームフォーミング技術」と「骨伝導センサー」を搭載。
従来のWF-1000XM3と比べて声だけを拾えるようなっています。
- ビームフォーミング技術
特定の方向に対して強い指向性を持たせるビームフォーミング技術を用い、話し手の口元からの音を拾いやすく、それ以外の方向からの音は拾いにくくしています。 - 骨伝導センサー
骨伝導センサーで、自分の声が骨を伝わって耳まで届き音をセンシングしています。
〈ソニーストア〉
基本性能
(写真向かって左WF-1000XM4、右WF-1000XM3)
ケースとイヤホン本体を小型化。
ケースがポケットに入れても邪魔にならない大きさなった点はGood!
- ケース
バッテリーサイズを小さくして約40%の小型化 - イヤホン本体
約10%小型化
装着安定性の向上。
耳に入れてみると、しっかりとフィットします。
耳に吸い付くようなフィット感なので、がっちり固定しているような安定感があります。
マスクの取り外し時に引っかかることはありませんでした、
WF-1000XM3で採用された「3点で支える構造」から、接地面を増やすような形状設計「エルゴノミック・サーフェース・デザイン」に変更し、装着安定性を向上させています。
またイヤーピース部は、独自開発のポリウレタンフォームの内側に笠構造を形成、発泡部と空間部の変形を最適化し、装着時の耳へのスムーズな付けやすさを実現。
- WF-1000XM3は、高機能化のために本体サイズが大きくなっても身につけやすいデザインを追求した形状
- WF-1000XM4は、高機能であっても本体サイズをコンパクトにし、装着性をこれまで以上に高めた形状
(写真向かって左WF-1000XM4イヤピース、右WF-1000XM3イヤピース)
新しいイヤーピースは、つまむと元の形状まで戻るのに少し時間がかかりました。
新しいイヤーピースの「ノイズアイソレーションイヤーピース」ですが、Walkman WSシリーズ、スポーツモデルなどアークサポーター付属モデルを除くすべてのソニーのインイヤー(イヤホン)が対象モデルとなります。
また、新しいイヤーピース採用に合わせて、「Headphone」アプリ上でユーザーの耳に最適なイヤーピースの確認ができるようにな
イヤホンの性能を発揮するためのサイズ選びの確認が確実に行えます。
またイヤーピースの密閉状態を測定することにより、WF-1000XM4 の持つ高いノイズキャンセリング効果と音質が発揮されるので、
購入後、一番最初に確認しておいて欲しいポイント。
従来からの左右同時伝送方式に加え、統合プロセッサーV1により通信アルゴリズムが最適化され、WF-1000XM3よりも接続が安定。
これが簡単ではなかったようです。
開発者の声
アンテナはなるべく人体から離れた、耳から飛び出した場所に置かねばなりません。 |
JIS防水保護等級IPX4相当の防滴仕様を実現。
ランニング、エクササイズ中の汗や、突然の雨で濡れてしまったというシチュエーションを想定。
仕様としては「防滴」。
イヤホン本体のバッテリー時間が長くなりました。
充電ケース2回充電、最長24時間バッテリー持続は同じです。
- イヤホン本体比較
WF-1000XM3の6時間 → WF-1000XM4 は8時間 - 充電ケース比較
WF-1000XM3の18時間 → WF-1000XM4 は16時間 - クイック充電
WF-1000XM3の10分で90分 → WF-1000XM4 は5分で60分
ワイヤレス充電が可能に
ケーブルの煩わしさが解消されるQi充電対応なのでワイヤレス充電が可能となりました。
置くだけ充電はnice!
〈ソニーストア〉
スマート性能
WF-1000XM4では、好評のタッチ操作を継承しつつ、ヘッドホンがユーザーの状態をくみ取って、自動で最適な設定に切り替えるスマート機能も充実。
その中でも「スピーク・トゥ・チャット」を完全ワイヤレスヘッドホンでは初めて搭載。
ヘッドホンをつけたまま、会話ができる「スピーク・トゥ・チャット」を完全ワイヤレスヘッドホンでは、初めて搭載。
音楽を聴いている最中でも、話したいときに声を発するだけで音楽再生を一時停止し、外音取り込みモードに切り替え、手を使うことなくヘッドホンをしたまま会話が始められます。
〈ソニーストア〉
完全ワイヤレス WF-1000XM4 レビューのまとめ
WF-1000XM3とWF-1000XM4 比較
WF-1000XM3 |
WF-1000XM4 |
|
価格 | 27,500円(税込) | 33,000円(税込) |
ノイキャン性能 | デュアルノイズセンサーテクノロジー +QN1eチップ |
デュアルノイズセンサーテクノロジー |
音質 | 6mmドライバー DSEE HX 360Reality Audio認定 |
LDAC対応、ハイレゾワイヤレス 新6mmドライバー DSEE Extreme 360Reality Audio認定 |
本体バッテリー |
NC on 6H / NC off 8H |
NC on 8H / NC off 12H |
通話品質 |
高精度ボイスピックアップテクノロジー (ビームフォーミングマイク・骨伝導センサー) |
|
接続性 |
左右同時伝送方式 |
左右同時伝送方式 |
防滴性能 | – |
IPX4 |
スマート性能 |
アダプティブサウンドコントロール |
アダプティブサウンドコントロール スピーク・トゥ・チャット |
ユーザモビリティ |
ワイヤレス充電(Qi対応) Swift Pair |
付属の同梱物は、以下の4点。
- USB Type-Cケーブル USB-A – USB-C( 約20 cm )
- イヤーピース(S / M / L 各2)
- 充電ケース
- 保証書、印刷物
ユーザーの声を聞き、確実な進化をした新型の完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」。
よしおくんは、これがイヤホンと思うほどの楽曲への没入感が味わえる音質向上が魅力。普段使いとしてブラックを予約しておきました。
皆様の期待も高く、発表時の本日はソニーストア購入サイトは混雑し、お買い物ができない時間帯もありました。
初期の出荷台数は、従来モデルの1.3倍ほどを用意しているようですが、この流れでいくと発売日以降は品不足が続きそうです。
新しいWF-1000XM4を購入予定の方は、ソニーストアでの予約がおすすめ!
従来のWF-1000XM3はしばらくの間、併売されるとのことです。
皆様のヘッドホン購入時にチェックしてもらえると嬉しいです。
■ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「 WF-1000XM4」 |
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ソニーストアならではの購入特典
2021/6/9 現在価格 ソニーストア価格:33,000 円(税込)
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■ノイズアイソレーションイヤーピース「 EP-NI1000」 |
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ソニーストアならではの購入特典
2021/6/9 現在価格 ソニーストア価格:1,980 円(税込)
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有水
2021年6月21日 @ PM 6:16
ノイキャン性能比較でWH-1000XM4も含めた3タイプで比較すると書いてありますがWH-1000XM4が出てこなかったのですが今回比較はしなかったのでしょうか?
当方WH-1000XM4を所有しており比較されているようでしたら結果が気になります。
よしおくん
2021年6月21日 @ PM 8:52
コメントありがとうございます。
頂戴した「WH-1000XM4」との比較も行いました。
オーバーヘッドホンとイヤホンタイプのノイズキャンセリング性能比較では、
耳を覆い隠すオーバーヘッドホンタイプの静穏性にはかないません。
比較時は耳の比較として、ソニーの中で最高峰のノイズキャンセリング性能を実感してから
最新モデルとの比較を行いました。
少しでもご参考になれば幸いです。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。