VAIO Z レビュー |フルカーボンボディのフラグシップ モバイル VAIO Zの実機を使って魅力を確認!
VAIO Z レビュー 「VAIO Z の魅力を確認」
モビリティとパフォーマンスの2軸を高い次元で両立した「VAIO Z 」。
ここでは「使いやすさ」の魅力を確認していきます!
進化した新設計キーボード
新設計キーボードは、耳障りなノイズの低減、心地よい打鍵感、手首にかかる負担をなくす傾斜。ユーザーがより快適にタイピングできるキーボード。
薄い筐体ながら、キーピッチはフルピッチ(19mm)を確保。キーストロークはVAIO SX14の1.2mmから1.5mmに深くし、心地よい打鍵感を実現。またカチャカチャと耳障りな中高域ノイズも抑えています。
指先にフィットする/汚れに強いキートップ
キートップ中央を約0.3mm、ディッシュ(皿)形状にくぼませることで、タイピング時の指のフィット感を向上。指の横滑りによるタイプミスを軽減しています。
また、キートップには専用開発したフッ素含有UV効果塗装を、パームレストには耐指紋性能を強化した新開発塗料を塗布することで防汚性を向上させ、心地よい触感のこだわりも!
キーストロークを0.3mm深くすると、そんなに打ち心地が変わると思いますよね。
キーボードのタッチ感は、しっかりとした打鍵感があり、カチッとしたしまりがある感じです。音も静かでビックしてしまいました。
それとともに手の平の置き場所がVAIO SX14と比べ広くなりキーボード入力がめっちゃしやすくなった。また傾斜角度の微妙に変わっておりトータルで考えられているなぁ~と感じました。個人的には非常に嬉しい「使いやすさ」でした。
キーストロークを0.3mm増やすと言うことは、キーを押し込んだ時の深さが0.3mm増えるだけでなく、触っていない時のキーの高さが0.3mm増えることでもありますから、実は倍の0.6mmも厚みが増えることになるとのことです。
大型タッチパッド
面積をVAIO SX14と比べて約190%大型化。左右独立型のクリックボタン付きなので、誤クリックも防ぎます。
タッチパット使用感は、VAIO SX14と比べてより滑らかで心地よかった!サイズが大きくなっても邪魔に感じることはありませんでした。
キーボードバックライト
キーボードバックライトを標準搭載。細かな点になりますがキーボード部がスッキリ見える「隠し刻印キーボード」も用意、新しいバックライトと塗料の変更で刻印部分も光るようになっています。
バックライト消灯。
バックライトON。
キーボードの「Z」の文字が浮かび上がっているのが確認できました。これなら、隠し刻印を選択しても「刻印も光る」仕様となっているため、ブラインドタッチに少し自信がない方も迷わずタイピングできると思います。
細かな「使いやすさ」ですが、日々のことだけに大切な点になりますね。
テレワークを円滑にする高性能カメラ&マイク
昨今の働き方に合わせた約207万画素の高性能フロントカメラを搭載。また、内部を伝う音の遮断率を高めた新設計マイクを搭載し、録音品質も向上させています。
さらに、撮影を物理的に遮断するフロントカメラを覆うカメラプライバシーシャッターを搭載。
VAIO User Sensing
VAIO Zには、今回新たに2つのセンサーを追加。
人感センサーを指紋(電源ボタン一体型指紋センサー)と顔、2つの生体認証と組み合わせることで、ユーザーを煩わせることなく強固なセキュリティーを実現。
着席オートログオン
- PCの前に座ると人感センサーがユーザーを検知して自動で顔認証を実行。PCに一切触れることなくログオンが完了します。
離席オートロック
- PCの前から離れると人感センサーが離席を検知してPCを自動でロック状態にします。
在席ノーロック
- 人感センサーがPCの前に人がいることを検知している間、スリープやスクリーンセーバーへの移行をストップします。
ワンアクションログオン
- 電源ボタン一体型指紋センサーを搭載。電源ボタンを押すと同時に指紋認証が行われ、パスワードを入力することなくログオンできます。
これは便利ですよね!日々の使いやすさまでフォローしてくれているのが嬉しい。
業界最小クラスのACアダプター
新開発された従来より小型軽量化(重量・体積とも約30%減)したUSB PowerDelivery対応ACアダプターが付属。
小さくしてくれた点は大歓迎ですね!
少しびっくりしたのですが、ACアダプターのケーブルの先端、コネクタ部分の形状にテーパー(先にすぼまっていくような角度)をつけることで抜き差しがしやすいようになっていました。
日々抜き差しをするACアダプターの抜き差しのしやすさまでこだわっていたとは驚きです。さすが「VAIO Z」笑
インターフェイスをVAIO SX14 と比較
写真の上部がVAIO SX14、下部がVAIO Z。
VAIO Z に装備された入出力を確認。
SDカードもないさっぱり仕様に、これからのスタンダードと思うようにします。先ほども述べたように、VAIO Z ではパフォーマンスを優先し、300回以上シミュレーションを行いでた結果が両側面に排気口を配置することで、、端子類の配置スペースが削られています。
- HDMI出力×1
- USB Type-C×2
(以下の機能をサポート:Thunderbolt™ 4、USB Power Delivery 、SuperSpeed USB 20Gbps (USB4™)、DisplayPort 1.4、5Vアシスト充電) - ステレオミニ端子(ヘッドセット対応)×1
そこで必要になるのが、ドッキングステーション。
オプションアクセサリー「ドッキングステーション」
VAIO Zより「Type-C 4Kマルチモニタードッキングステーション」が用意されました。
Type-C 1本で、4K 60Hz モニター2台を拡張し、自表示含めトリプル4Kという広大な作業領域を実現できます。また、USBはPower Delivery に対応しており、ドッキングステーション経由でのPC本体への給電も可能です。
本体と同時購入すると単品購入価格29,500円+税のところ25,000円+税とオトク!
片手で開ける新開発ヒンジ
ボディを抑えることなく、片手でディスプレイを開閉できました。日々の開閉がスムーズに行える「使いやすさ」へのこだわりを感じました。
180度フルオープン構造
個人的には使う予定はないが、ディスプレイは最大180度まで開けるフルオープン構造。専用のショートカット(Fn+2)で表示を回転させられます(タッチパッドの操作も画面に合わせて反転します)。
続いては「VAIO Z の品質テスト」を確認していきます。
次のページでは「VAIO Z の品質テスト」を確認していきます!
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